基本システム

Last-modified: 2011-03-04 (金) 06:33:44


全体を通しての印象

ブロッキング」と言うシステムの存在により打撃のリスクが高く、投げの比重が非常に高い。
削り等での「詰み」の状況が少ないので終始、気の抜けない熱いバトルが楽しめる。
ガードゲージが無いので打撃はガードし続けることが可能。ただし空中ガードは存在しない。

ブロッキング(BL)

上・中段攻撃を受ける瞬間に前方向に、下段攻撃を受ける瞬間は下方向にタイミング良くレバーを入れると攻撃を捌ける。
ゲージが溜まり、硬直も減るので先制攻撃が可能。
多段攻撃も連続してタイミング良くレバーを入れると連続ブロッキングも可能。
尚、自分が空中にいる場合も前方向にレバーを入れることによって空中ブロッキングが可能。
空中ではガードをすることが出来ないので、空中ブロッキングは唯一の空中での防御手段。
一度入力した後のブロ受付不可時間は23F。

ガード

4で立ガード、1で屈ガード(1P側)。
立ガードで「上段、中段攻撃」を屈ガードで「上段、下段攻撃」をガードすることができる。
必殺技、スーパーアーツ以外の打撃攻撃を完全に防ぐ。

スーパーアーツ(SA)

ゲージが溜まると発動できる超強力な必殺技。
キャラごとに3つ用意されておりキャラ選択時にどれか一つだけ選ぶことができる。
異なるスーパーアーツによって同キャラでも戦い方が大きく変わる。

クイックスタンディング(QS)

ダウンした瞬間にタイミング良く下方向にレバーを入れると受身を取り、後転して素早く起き上がることができる。
相手の起き攻めに素早く反応でき、若干ながらSAゲージも溜まる。
ただし、一部の必殺技やスーパーアーツでダウンした場合、スタンまたは体力0ドットの状態でダウンした場合はできない。
ちなみにQSの有無に関わらず、起き上がり6Fは完全投げ無敵。

EX必殺技(EX)

ゲージを消費することで通常時よりも強力な必殺技を出すことができる。
必殺技コマンドのP又はKを2つ同時押しすることにより可能。

投げ

弱P+弱K同時押しで相手を投げることができる。
レバー方向により前投げ・N投げ・後ろ投げの3種類に分けられ、発生2F。失敗すると21Fの隙が生じる。
投げは投げられた瞬間に投げコマンドを入力することによって相殺可能。
これをグラップディフェンス(GD)という。
ただし、投げられた瞬間、つまり相手が投げを入力してから3F後にこちらも投げを入力すると、
なぜかGDが発生せず、一方的に投げられてしまうタイミングがある。
投げ抜けを入力しているのに抜けれない時があるが、この謎の現象も少なからず関わっている事がある。
ヒットレベルが最高値に設定されており、判定がかなり強くこのゲームでの重要な技の一つ。
キャラにより投げ間合いが異なる。キャラによっては移動投げ投げ間合いを大幅に広げることが可能。

リープアタック(リープ)

中P+中K同時押しで屈ガード不可の小ジャンプ攻撃(中段攻撃)が出せる。
宙に浮いて攻撃するので、相手の投げを潰したり下段攻撃を避けつつ当てたりと用途は様々。
下りで当てると特定の必殺技やSAに繋げることができる。

ターゲットコンボ(TC)

通常技をキャンセルして通常技に繋げることができる。
多数のTCがあるユン、いぶき、ダッドリーなどのキャラがいる一方で、ヒューゴーのように全くないキャラクターもいる。

パーソナルアクション(PA)

強P+強K同時押しで挑発のような変わったアクションが出せる。
ただの挑発ではなく各キャラそれぞれに攻撃力UPや防御力UP等の効果がある。

ダッシュ

4または6方向に素早く2回入力するとダッシュが出来る。
性能はキャラごとに異なり、ダッシュ中はガードもブロッキングもできない。

フレーム(F)

ゲームを構成する時間の最小単位。
3rdでは(一般的にも)1秒中60フレームで構成されており、1フレーム(F)は1/60秒になる。
人間の条件反射の限界は0.1秒(6F)と言われ、一般人は0.2秒~0.25秒(12F~15F)程度とされる。
ただし、様々な要素がリアルタイムで変動する格闘ゲームにおいて実際にこの速度で反応するのは非常に困難である。

システム紹介動画