書き起こし/カス☆

Last-modified: 2016-01-10 (日) 03:24:43

()は特記ない限り元ネタの解説やSEの説明、テロップとセリフの相違点など原作にはない注釈

☆15名くらいで集まって出来た動画です☆絵師様、声優様、音楽作成者様、動画編集者様ありがとー☆魔理沙がレミリアとバンド対決する物語です☆(クッキー☆リスペクト)

レミリア「東方夏休み」

魔理沙「ヴォイスドラマ企画」(クッキー☆☆リスペクトのタイトルコール)

魔理沙「ふぅ、やっぱり夏に釣りっていうのはいいな」

魔理沙「川が澄みきっていて風通りがいい、心地のよい涼しさだ。せせらぎは上流から聞こえてくるのかな?(UDKリスペクト)」

霊夢「はぁ…なんであんたと釣りなんかしなきゃいけないのよ!」

霊夢「あ~ぁ…魔理沙に『たまには面白いことしようぜ!』って誘われて久しぶりに川に来たけど、こんなの全然面白くないじゃない!糸垂らして待ってるだけで…」

魔理沙「まぁ、いいじゃねーかよ。いつも妖怪退治で忙しかったんだ。こうしてゆっくりする時間も必要だぜ?」

霊夢「あんたねぇ…」

(バシャバシャ)

魔理沙「おっ!かかったぞ、霊夢!こりゃ大物だぜ!」

(バシャー)

魔理沙「すげー!超でけーイワナ(UDKリスペクト)だー!」

霊夢「魔理沙!逃がしちゃダメよ!今晩の夕飯にするのよ」

魔理沙「くっ…パワーがすげーぜ、このイワナ…あともうちょっと…」

魔理沙「んー!!!!」

アリス「まーりさ☆」

(バシャッ!(イワナがバレる))

魔理沙「うぉお!?」

霊夢「あー!夕飯がー…」

魔理沙「ア~リ~ス~…」

アリス「あ…あら、なんかまずかったかしら…?」

魔理沙「ま…まぁ良いって事よ…それより、どうした?」

アリス「うふふ…実はね、さっき紅魔館の前を通ったらメーリンにこんなもの貰っちゃったのよ」

(ピラッ(パンフレットを見せる))

魔理沙「ん…なになに…『ライブ・イン・ザ紅魔館~真夏の夜(意味深)をぶっとばせぇ!~』」!?

霊夢「なによこれ?」

アリス「なんかね、人間界の音楽に『バンド』っていうのがあるらしいのよ」

魔理沙「バンド?」

アリス「そう。なんか最近レミリアが人間界の物にハマっていてその1つに『れこーどぷれいやー』って物があってね、それで音楽を聴き始めたみたいなの」

アリス「それが思いのほかハマっちゃって『私もバンドを組みたい!』っていうことになったらしいのよ」

霊夢「ず…ずいぶんとわがままね…」

アリス「それで咲夜とメーリンがレミリアの演奏のお手伝いをすることになって、一ヶ月後に幻想郷のみんなを紅魔館に集めて生演奏するらしいのよ」

霊夢「ふーん、それがこの『ライブ』っていうやつね~」

アリス「そういうわけ!…で、ここに寄ったのは二人をライブに誘いたかったからなのよ!」

アリス「良かったらこのライブ一緒に行か…ん?」

魔理沙「ん~…」

アリス「「(カギかっこの誤挿入)ど…どうしたの魔理沙?そんな唸って…」

魔理沙「こんな面白いこと、この霧雨魔理沙様に黙ってやってるなんて…あの吸血鬼、いい度胸じゃねぇか。ちょっくら紅魔館に顔出しに行ってくるぜ!」

魔理沙「では諸君、さらばだー!(UDKリスペクト)」

(ビューン!(魔理沙、飛び立つ))

アリス「ちょっと…魔理沙ぁ!」

霊夢「魔理沙一人で紅魔館に行かせたら何するかわからないし…なにより危険だわ…アリス、私達も行くわよ!」

(シュシュシュシュシュシュシュシュシュシュシュシュ…(霊夢、走り出す))

アリス「えっ…ちょ…ちょっと待ってよ、霊夢ぅ!」

(シュシュシュシュシュシュシュシュシュシュシュシュ…(アリスも続いて走り出す))

(暗転)

(鳥のさえずり)

霊夢「はぁはぁ…釣りなんて慣れないものしに珍しく川に来たから道に迷っちゃったわぁ…」

アリス「はぁ…もう迷ってかれこれ1時間ね…」

(ヒューーーーーン、シュタッ!(魔理沙、現れる))

霊夢「あっ、魔理沙!」

魔理沙「よー、お前ら!どうした?そんな疲れた顔して」

霊夢「あんたねぇ…『どうした?』じゃないわよぉ!あんたが心配で来たんじゃないの!」

魔理沙「はっはっは、そーなのかー。わりぃわりぃ」

アリス「で、紅魔館に何しに行ってたの?」

魔理沙「ふっふっふっ…実はな…私らもライブに出る事になったぞ!」

霊夢・アリス「な…なんですってー!!!???!?」

魔理沙「おう!実はな…」

(暗転)

(ヒューーーーーン、シュタッ!(魔理沙、紅魔館の前に降り立つ))

美鈴「あら魔理沙さん、いらっしゃい」

魔理沙「おう、邪魔するぜぃ」

美鈴「ちょ…ちょっと!いきなり入ってはダメですよ!ちゃんと咲夜さんに許可取ってからじゃないと…」

魔理沙「めんどくせーなー…あっ、ほらミカンとか持ってきたから食えよ(AZSリスペクト)」

(ポーイッ(魔理沙、ミカン投げる))

美鈴「あっ!ありがとうございます!ちょうどお腹減ってたんですよねー(ムシャムシャ)」(※この(ムシャムシャ)は原文ママ)

魔理沙「今のうちだぜ」

美鈴「う~ん、ミカン美味しいですね~」

(暗転)

(ガコーン、バタッ!(ドアを開ける))

魔理沙「よっ、メイド長、久しぶり!」

咲夜「魔理沙!どこから入って…また泥棒しにきたの!?」

魔理沙「いや、普通に門から入ってきたぜ!」

咲夜「門て…はぁあの門番…あとでお仕置きね。まぁいいわ、それで今日は何しにきたの?」

魔理沙「これだよ、これ」

(ピラッ(例のパンフを見せる))

咲夜「あぁ、お嬢様がするライブのことね。これがどうかしたの?」

魔理沙「私も出させろ」

咲夜「…は?」

魔理沙「私もライブに出させろって言ったんだよ!こんな面白いことお前らだけにやらせてたまるかよ!」

咲夜「そんなこと出来る訳…」

レミリア「ふふ(ふ)…面白そうじゃない」

咲夜「お嬢様!」

レミリア「魔理沙、このライブにあなたを出演させてあげてもいいわ」

魔理沙「それは本当か!?」

レミリア「えぇ…ただし、条件付きで」

魔理沙「条…件…!?」

レミリア「このライブを見に大勢の妖怪達がやってくるわ」

レミリア「その大勢の妖怪達に、私のバンドとあなたのバンド、どっちが良かったかを評価してもらい、評価の高かった方の勝ち。ただし評価の低かった負けた方は…」

魔理沙「ゴクリ…」

レミリア「勝った方の言う事をなんでも聞く」

魔理沙「な、なんでも…聞くぅ~!?!?」

(デッデーン!(絶望))

レミリア「そうよ、なんでも」

レミリア「勝てばお金をせがむのもよし、気持ちいいことしてもらうのもよし」

レミリア「ただし、負けたらその逆よ」

魔理沙「ヌッ!…ぬぬぬぬ…」

レミリア「あら怖じ気づいた?じゃあこの話はなかったことに…」

(暗転)魔理沙「やるよ…」

レミリア「えっ?」

魔理沙「負けたらなんでもするっつってんだよぉ!!だから私も出せぇ!!」

レミリア「ふふふ…この耳で確かに聞いたわよ。『なんでもする』って…ねぇ咲夜?」

咲夜「はいお嬢様。確かに聞きました」

レミリア「魔理沙、契約は成立よ!一ヶ月後…紅魔館でバンド対決よ!」

魔理沙「おう!上等だぜ!」

(暗転)(鳥のさえずり)

魔理沙「ってわけなんだよ!だから私とアリスと霊夢でバンドを組んで出よ…」

霊夢「このクソガキ!!!(RUリスペクト)」

魔理沙「うわっ!なんだよ、そんなに怒らなくても…」

アリス「魔理沙、バンド…いや楽器やったことある…?」

魔理沙「ない!」

アリス「えぇ…」

霊夢「だからあんたは馬鹿なのよ!このオタンコナス!そんなんでレミリアに勝てるわけないじゃない!」

霊夢「はぁ…こんな簡単なことにも気づかないなんて…(KNNリスペクト)」

アリス「そうよ魔理沙、いくらなんでも楽器経験無しで勝とうなんて無茶よ…」

魔理沙「霊夢…アリス…4年前に私がクッキー作ったこと覚えてるか?」

アリス「…そ、そんなこともあったわね…

(暗転)(↓ここからクッキー☆パート)(ほのぼの神社アレンジ流れる)

魔理沙「あのときはよ、料理もしたこと無いのにクレープマリエットなんて難しいのに挑戦しようとしたんだっけか」

魔理沙「調理場に何にも無くて、みんなで材料探しに行ってよ…今でも思い出すんだ。」

魔理沙「卵を調達しようとして何故か死闘になったり、バターを湯煎するのに材料ん中にそのまんまお湯入れようとしてよ…」

魔理沙「『天ぷらじゃねぇんだよ!』って怒られたっけか…ははは」

霊夢「魔理沙…」

魔理沙「でも結果的にクッキー作れたよな。あれでよかったと思ってるんだ」

魔理沙「そんとき初めて気づいたんだ。何にも分からなくていい、とりあえず駆け出して飛び込んじまえばなるようになるってさ…心から思ったよ」

アリス「魔理沙…」

(クッキー☆パート終了)

魔理沙「なぁ…もう一度あのときみたいにやってみないか?何にもわからないままで。私達になら出来るような気がするんだ!」

霊夢「…まったく、あんたのわがままには付き合ってられないわよ」

アリス「本当よ」

魔理沙「霊夢…アリス…」

霊夢「さっさと用意しなさい、ライブまであと少ししかないわよ」

魔理沙「えっ…」

アリス「ほら、今日からみっちり練習だよ」

魔理沙「お…お前らーーー!!!!」

霊夢「ちょ!抱きつくな!気持ち悪い!」

アリス「うふふ、魔理沙ったら♪」

(暗転)魔理沙・霊夢・アリス「それから一ヶ月後…」

(ライブ会場の喧噪)

幽々子「妖夢ちゃーん、こっちこっち」

妖夢(ESK)「待ってくださいー、ゆゆこ様ー」

こいし「おねえちゃん!楽しみだねーライブ!」

さとり「そ…そうね、別に行きたくはなかったんだけど、こいしがどうしてもって言うから…」

慧音「どんなバンドが出るかな?妹紅!」

妹紅「興味ねー(アンニュイ)」

(沸く会場)

小悪魔「はい!みなさん、こんばんわー!」

小悪魔「始まりました!『ライブ・イン・ザ紅魔館~真夏の夜をぶっとばせ!~』!

小悪魔「今夜はこのライブを見に紅魔館にこんなに大勢の妖怪さんに集まっていただき、本当に感謝しております!司会は私、小悪魔と!」

パチュリー「パ…パチュリーノーレッジです。なんで私がこんなこと」

小悪魔「さぁさぁ、今夜はなんと我らが紅魔館の主(あるじ)レミリア・スカーレット様の率いるバンド『デビル・キャッツ』と、」

小悪魔「それに急遽 対抗してきた霧雨魔理沙が率いるバンド『ブレア・ウィッチ・プロジェクト』が対決します!」

パチュリー「審議はみなさんの評価で決まります。自分が良いと思ったバンドに票を入れ、その票が多かったバンドの勝ちです」

小悪魔「そしてなんと、負けたバンドは勝ったバンドの言う事をなんでも聞く!スリル満点の勝負です!ではみなさん、これから始まる熱狂のライブをお楽しみください!」

小悪魔「ごゆっくり~ん(PJKリスペクト)」

(暗転)

レミリア「さぁ始まったみたいね…咲夜、めーりん、準備はいい?」

咲夜・美鈴「はい!」

霊夢「はぁはぁはぁ…アリス!魔理沙はいた!?」

アリス「いや、こっちにもいないわ…」

霊夢「こんなときにどこ(に)いってんのよあいつは…」

レミリア「おやぁ?霊夢、そちらのリーダーさんの姿が見えないわねぇ…どうかしたの?」

霊夢「ギクッ!!ちょ…ちょっと遅れてるだけよ!」

レミリア「ふ~ん…ちなみに私達のライブが終わるまでに来なかったら失格とさせてもらうわよ」

霊夢「うっ…!」

レミリア「じゃあ私はステージに向かうから…それじゃっ」

霊夢「くぅ…」

アリス「もう魔理沙ぁ!早く来てぇええ!!!」

(暗転)

(虫の声)

魔理沙「あああああああ!なんでこんなときに限って箒が飛ばねーんだよ!飛べ!飛べぇ!」

(↓ここからKBSパート)

早苗「それでですねぇ諏訪子様…」

諏訪子「ケロケロケロ(ケロケロ)」

神奈子(カマホモヴォイス)「ん?おいあれ…」

諏訪子「なんだよあれ」

神奈子「おい、ちょっとあの白黒困ってるみたいだけど…あれどうする?」

諏訪子「おうやっちまおうぜおい」

早苗「やっちまうか?」

諏訪子「やっちまいましょうよ~」

神奈子「そのためのスペカ」

諏訪子「ス(↑)ペ(↓)カ(↑)?」

諏訪子(神奈子の誤植)「あとそのための能力」

早苗「能力?」

神奈子「金!暴力!信(↑)仰(↓)!」

諏訪子「金!暴力!信仰!ッて感じで」

早苗「ちょっと声かけに行きます?」

諏訪子「そうするケロ!」

(KBSパート終了)

魔理沙「くっそ~…」

諏訪子(神奈子の誤植その2)「よっ、姉ちゃん、何やってんだい」

魔理沙「おっ、かなこか…いやー参ったぜ、箒が全然飛ばなくてよぉ」

諏訪子「そりゃそうだケロ、こんなボロ箒じゃどこにもいけないケロよ」

魔理沙「…あ…!?(怒)」

早苗「そうですね、本当に滑稽ですわ。おほほほほ!」

神奈子「ったく、ダセェことしてんじゃねえよ、ペッ」

(ピチョン!(魔理沙の箒に唾がかけられる))

魔理沙「あ…」

神奈子「ははははは、じゃあな哀れな魔女さん、お達者でー」

魔理沙「おう…てめーら…」

神奈子「あん?なんか言ったか?」

魔理沙「よくも私の大事な箒にツバを…」

諏訪子「なんだケロ」

魔理沙「私のこと本気で怒らせてくれたなコラー!!!」

魔理沙「マスタースパアアアアアアアアアアク!!!!!」

(パシュン!(マスパ炸裂))

暗転)

(盛り上がるライブ会場)

レミリア「はいはーい、みなさーん、お ま た せ。この紅魔館の主(ぬし)、レミリア・スカーレットよー!というわけで今回の紅魔館ライブの主役の歌をとくとご覧あれー!」

(演奏開始)(「Me and the Devil Blues」のテロップ)

"Me and the Devil Blues"(vo.レミリア)

 紅く染まってる月が出てる夜

 僕らがであったのはそんな日のmid night(midnight) party

 部屋の片隅でつまらなそうにしていた

 そんな君に声をかけた夜

 クルクルと回るミラーボールが二人を照らす

 ジュークボックスから流れる曲に合わせてさぁ

 Let's Dancing!

 君と僕との二人のステージ

 恥ずかしそうに君は踊ってる

 笑顔の方が素敵なBaby

 夜はまだまだこれからだろう

(演奏終了)

(観客の興奮が絶頂に)

レミリア「どうも、ありがとう!」

(暗転)

アリス「やばい…レミリア達の演奏終わっちゃったじゃなーい!」

霊夢「ど…どうしよう…」

レミリア「咲夜のベース、メーリンのドラム、最高のグルーヴだったわ。優勝間違い無しよ!」

咲夜「お嬢様のお歌とギターも素敵でしたわ」

美鈴「かっこよかったですよー!」

レミリア「おほほほ(ウフフフ)!…ん?あら霊夢、おつかれさま」

霊夢「ぎくっ!!お…おつかれさま…」

レミリア「なによ、元気がないわね…あら?あの魔女さん、まだ来てないじゃな~い」

アリス「ま…まだわからないわよ!きっと紅魔館の近くに来ていて、それでいきなりお腹が痛くなってその辺で野グソしてるんじゃないかと…」

レミリア「はいはい、ダメダメ、だめよ。さっき言った通り私達の出演が終わったら来るって約束だったじゃない。もうダメよ」

アリス「そ…そんな…」

咲夜「お嬢様、早速ステージに行ってこの事をお客様方に伝えないと」

レミリア「そうね。あっ、そうだわ霊夢(唐突)。せっかくだからステージに立つだけでもしなさいよ。さぁ、付いてきて」

霊夢「くっ…!!」

(暗転)

小悪魔「続いてのステージは魔理沙さんのバンドで『ブレア・ウィッチ・プロジェクト』の…」

レミリア「はいはーい、ちょっと待ってー、そのバンド無しよ無し~」

小悪魔「えっ!なんでいきなり…!?」

美鈴「あの魔女が来てないんだってさ!」

パチュリー「ま…魔理沙が…!?」

レミリア「そ。ね、れいむ~?」

霊夢「…くっ…!!」

アリス「霊夢…」

レミリア「お客様方々、今話した通り次のバンドのリーダーこと霧雨魔理沙さんが来てないらしいわ。ということで…私達『デビルキャッツ』が優勝…

(暗転)(ガチャッ(扉が開かれる))

魔理沙「ちょーっと待ったーーー!!!!」

咲夜・美鈴「ファッ!?(野獣リスペクト)」

魔理沙「勝手に負けさせてんじゃねー!!!!!」

アリス「まりさー!!」

魔理沙「アリスー!」

(ガシィッ!!)(↓ここからクッキーの終盤☆パート)

魔理沙「ごめんな…こんな遅れて…早く来れるように頑張ったんだけどね…」

アリス「いいのよそんなこと。私は魔理沙と一緒にいるだけで幸せを感じられるんだから」

魔理沙「ア~リ~ス~」

アリス「ま~り~さ~」

霊夢「はいはい、ごちそうさま。(RUリスペクト)」

(ゴンッ!)(クッキー☆の終盤パート終了)

魔理沙「い…いってぇ~!!!!ご…ごめんて霊夢!実は色々あって…」

霊夢「色々って…って!あんた傷だらけじゃない!」(絵はUDKの自画像のオマージュ)

霊夢「えっへへへへ…まぁこれは大丈夫だって!とりあえず早くライブしようぜ!ライブ!レミリア、私が来たんだから大丈夫だよな?」

レミリア「え…えぇ…チッ。私の優勝が…」

魔理沙「さぁ、霊夢!アリス!準備しようぜ!」

霊夢・アリス「オッケー!」

(暗転)

(虫の声)

神奈子「あ…あの白黒…」

早苗「とても強い…」

諏訪子「ケロ~…」

(暗転)

(盛り上がる会場)

魔理沙「みんなー!待たせたなー!これから最高のロックンロールするからノリにのってけー!」

(演奏開始)(「Rock'n'Roll Witch girl(Girl?)」のテロップ)

"Rock'n'Roll Witch girl"(vo.魔理沙)(EDでは"Rock'n'Roll Witch girl!"と最後に感嘆符がついている、こちらが正式?)

 いつも いつも 落ち込んだ顔で

 元気の無い 暗い目をして

 そんな君を変えてあげるよ

 秘密の魔法で

 常に何かに追われているの?

 そんなの忘れて楽しんじゃおうよ!

 今夜は二人で朝まで踊ろうぜ!

 8ビートに身を任せながらぶっ飛んでいこう!

 恥ずかしがらずについて来なよ Baby!

 これから始まるパーティーに出遅れないように

(間奏)

 二人の夜を静かに見守る

 神様、見てるかい?星空の向こうで

 微笑んでいるさ

 素敵な笑顔を

 何度もウインクしてるのが伝わってくるぜ

 もう大丈夫さ

 明日からまた元気にやっていける気がするぜ

 Thank you! That's all right!(ヘイ!(アドリブ))

(演奏終了)

(会場内の熱気が絶頂に)

魔理沙「みんな、ありがとー!」

(暗転)

小悪魔「さぁ、2組のバンドの演奏が終わりましてお客さんの投票も終わりました!」

パチュリー「結果発表です!」

(ドラムロール)

パチュリー「優勝はなんと『ブレア・ウィッチ・プロジェクト』!!!」

小悪魔「魔理沙さんのバンドの優勝ですー!」

(プッププッププッププッププ~(ラッパの音))(沸く観客)

魔理沙「よっしゃー!!!やったぜー!!!」

霊夢「やったわね魔理沙!」

アリス「よかったね!」

魔理沙「うん!ありがとう!!(釣りキチおばさんリスペクト)」

レミリア「な…なななな(うっうう)…なんで私が…ガクッ(くぅ)」

咲夜「お…お嬢様しっかり!」

小悪魔「技術的にはデビルキャッツの方が好評だったのですが、」

小悪魔「時間ギリギリに来たあの演出と魔理沙さんの頑張って歌っている姿がお客さんに感動を与えたようです。(突然現れる句点)」

小悪魔「本当におめでとうございました!」(絵はクッキー☆の「『君の瞳に映る、わたしが美しい!』というやつですね!」の場面のカッコつけ小悪魔のオマージュ)

美鈴「仕方ないね(申レN)」

(暗転)

(スタスタ(魔理沙、レミリアに近寄る))

魔理沙「レミリア…」

レミリア「ひっ…魔理沙…わ…わかったわよ!何でも言う事聞くわよ!ほら!さっさと命令しなさい!(KNN姉貴リスペクト)」

魔理沙「いや、いいんだ」

レミリア「え?」

霊夢「は!?何言ってんのよ魔理沙!?せっかく勝ったのに!!!」

アリス「そ…そうよ!どうしちゃったの魔理沙!?」

魔理沙「いや、いいんだアリス、霊夢。こんな素敵なライブを大勢のお客さんに見てもらえたんだ。それだけで十分じゃないか」

霊夢・アリス「魔理沙…」

魔理沙「レミリア…こんな素敵なライブを企画してくれてありがとな」

レミリア「ど…どうってことないわよ、こんなことくらい…」

魔理沙「また一緒にライブ、やろうな☆」

レミリア「…えぇ…」

(暗転)

(喧噪)

小悪魔「さぁさぁみなさーん!飲んで騒いじゃってくださーい!」

幽々子「妖夢ちゃーん、食べ物とって来てくれる?」

妖夢「おかわり何回目ですかーゆゆこ様ー」

こいし「おねえちゃん!よかったねライブ!」

さとり「そ…そうね、別に楽しくなんかなかったけど…」

慧音「妹紅!今度は私達もバンドしような!」

妹紅「めんどくせー(アンニュイ)」

魔理沙「ライブの後の酒はうめーな!ふいー!」

霊夢「あんた、飲み過ぎよ」

(↓ここからクッキー☆のブラウニーパート、ただしブラウニーではなくスルメ)

アリス「ほら、霊夢にも」

霊夢「えっ…わっ…ちょっ…」

霊夢「はう!美味しい…」

(ブラウニーパート終了)

レミリア「クソっ…プライドずたずたよ…最悪…」(ESKのイラスト)

咲夜「まぁまぁお嬢様、お酒でも飲んで落ち着いてください」

美鈴「うぃー!おーい!酒はまだか、メイドちょー!!!」

咲夜「お前は黙ってろ」

(暗転)(ザクッ!)(チーン)

(ヒュッ!ドーン!(花火が上がる))

魔理沙「おっ、花火だぜ霊夢」

霊夢「花火なんて…紅魔館もずいぶんお金かけてるわねー、しょーもなーい(SNNNリスペクト)」

魔理沙「まぁまっ、そんな固い事言わずにさ」

魔理沙「今日はありがとな霊夢」

霊夢「こちらこそ、ありがとう魔理沙。何か変な感じね(KNNリスペクト)」

(バァン!(大破))

(暗転)

魔理沙「な…なんなんだぜー!!?!?!?」

フラン「ちょっとー!!お姉様ーー!!!こんな楽しいことを私に黙って地下室に閉じ込めておくなんてー!!!ひどい!!」

レミリア「フフフフフ、フラン!?…それはちょっとね、あなたが来るとすぐ物が壊れちゃうから…」

フラン「ゆるさあああああああああああああん!!!!!!」

みんな「うわぁあああああああああああああ」

(本編終了)

(ここからエンディングロール、()はすべて原文ママ)

 東方夏休み ヴォイスドラマ企画

 ☆BGM(カッコ内が原曲)

 ほのぼのフィッシング(少女綺想曲 ~ Dream Battle) アレンジ=美翔カズヤ
 Get it(ほおずきみたいに紅い魂) アレンジ=美翔カズヤ
 Seventeen Road(明治十七年の上海アリス) アレンジ=美翔カズヤ
 Red House(U.N.オーエンは彼女なのか?) アレンジ=美翔カズヤ
 Remember Cookie☆(ほのぼの神社&二色蓮花蝶 ~ Ancients) アレンジ=下北沢市岩魚保護協会
 Let's Rock!(霊知の太陽信仰 ~ Nuclear Fusion) アレンジ=美翔カズヤ
 Show Time(Bad Apple!) アレンジ=下北沢市岩魚保護協会 ギター=美翔カズヤ
 Native Blues(ネイティブフェイス) アレンジ=下北沢市岩魚保護協会 ギター=美翔カズヤ
 Love You(紅楼) アレンジ=美翔カズヤ
 Peace(紅より儚い永遠) アレンジ=美翔カズヤ
 完全瀟洒なカウガール(フラワリングナイト) アレンジ=美翔カズヤ

☆OP曲

 おてんばブギー(おてんば恋娘) アレンジ=美翔カズヤ

 ☆挿入歌

 Me and the Devil Blues(亡き王女の為のセプテット) アレンジ=美翔カズヤ
 Rock'n'Roll Witch girl!(恋色マスタースパーク) アレンジ=美翔カズヤ

 ☆ED曲

 北京のお嬢さん(上海紅茶館 ~ Chinese Tea) アレンジ=美翔カズヤ

 ☆SE

 フリー効果音On-Jin~音人~

☆声優(カッコ内が読み方)

 霧雨魔理沙…古賀(こが)
 博麗霊夢…❽③❸(はさみ)
 アリスマーガトロイド…テレサ
 レミリアスカーレット…32子(みにこ)
 十六夜咲夜…鞠知(きくち)
 紅美鈴…まっくろりっち
 小悪魔・上白沢慧音・藤原妹紅…遊槻星蓮(ゆづき せいれん)
 パチュリーノーレッジ…星梅(ほしうめ)
 フランドールスカーレット・西行寺幽々子・古明地さとり…アマテラス
 洩矢諏訪子…くー
 東風谷早苗…ぱんこ
 八坂神奈子・古明地こいし…野高(のだか)
 魂魄妖夢…エスカ

☆イラスト

 美翔カズヤ
 下北沢市岩魚保護協会
 古賀
 ❽③❸
 テレサ
 鞠知
 まっくろりっち
 星梅
 アマテラス
 くー
 ぱんこ
 野高
 エスカ

☆音声編集

 美翔カズヤ

 ☆動画編集

 野高

 ☆脚本

 美翔カズヤ

 ☆スペシャルサンクス

「魔理沙とアリスのクッキーkiss」
「東方クリスマスボイスドラマ企画」
「東方お正月ボイスドラマ企画」の製作者様・参加者様方々
 ほのぼの神社のアレンジ許可を下さった「再調整の人」様

 ☆原作

 上海アリス幻樂団様

 ☆企画・制作

 美翔カズヤ

 (暗転)

 (黒地に白字で「THE END」)