書き起こし/第9回東方M-1ぐらんぷり:幽天パラダイス

Last-modified: 2016-04-10 (日) 21:31:35

折花笑柳
凶悪妖怪の風見幽香と緋笑石を突き刺した比那名居天子がコンビ結成
幻想郷を脅かす極悪最凶コンビが優勝候補に名乗りを上げた!
エントリーナンバー8110番、幽天パラダイス

 

幽:はいどうも~幽天パラダイスが来たよ~いよいよ
天:えぇ
幽:やっと漫才するわよ私
天:えぇ
幽:いっぱい来てるわねーしかし
天:多いですねぇ
幽:痛めつけてやろうかお前ら!
天:なんで痛めつける!?お金払ってきてますのよみなさん
幽:冗談よそんなの
天:めちゃくちゃ言ってますよあなた
幽:手を出したりしないわよ私
天:はぁーそうですか、それはよかったですわ
幽:あぁ でも私ね、喧嘩強いからね
天:この人はねぇ……
幽:喧嘩強いからね
天:喧嘩が強いっ
幽:でもね、天子も強い
天:そりゃ強いですよ~私も
幽:こいつの要石の使い方はなかなか
天:私の要石は尋常じゃないですよ~?(お手玉を始める)
幽:ほらほらすごいすごい
天:どうですか?
幽:あぁ~強そう、よし一丁やるか
天:あー望むところです
≪vs TENSHI 1 ROUND≫
幽:ほい!
天:いてっ!
幽:っはっはっはっはっは
天:貴様……お前ぇ~
幽:っはっはっは
天:硬直中に動くなよ汚いわねぇ~
幽:誰が決めたのそんなの
天:避けられるもんですか!
幽:いやいやすごいね穴空いてないね
天:空くわけないじゃんそんなぁ
幽:そんならとりあえずはキセルでも吸うかい
天:吸うもんですかバカチンがあなた
幽:吸ったら駄目なのかここ
天:吸わないよふつう
幽:そうか、ならやめとくか
天:いやぁ~……まぁでもお陰様でね
幽:はいはい
天:私昨年審査員で出ましたから
幽:うん
天:街を歩いていますとファンの子にね
幽:うん
天:声をかけていただけるようになりましてねー!
幽:あぁそうなの、ありがたいじゃない
天:うれしいもんですね~
幽:天人でも?
天:えぇうれしいですよ、でも心配なこともあるわけですよ
幽:んーなにが
天:あなたがね
幽:うん
天:ファンの子に対して
幽:うん
天:ちゃんと礼儀正しく対応できてるのかなぁ、と私は心配していますよ?
幽:あぁ私が?
天:えぇー、あなたできていますか?
幽:もちろんできてるよ
天:できてないよどうせーーー!!!
幽:……。
天:どうせお前なんかー!
幽:びっくりするじゃんいきなりお前……なんだちゃんとできてるよ
天:無愛想だしぃー
幽:うん
天:人見知りだしぃー
幽:あぁー
天:トリカブトが好きだしぃー
幽:関係ねえだろそれ!なんの関係もねえだろ偏見か!
天:できてないよどうせ!
幽:できてるって
天:いやいやまずあんたは態度が悪いでしょうが
幽:私が?
天:うん あんたは態度が悪すぎ
幽:おい待てよ……いい加減にしとけよお前
天:態度が悪い
幽:誰が態度悪いだとマジでお前
天:うん
幽:お前マジでぶっ殺してやろうかマジでお前はねぇ!
天:そこが悪いよお前!
幽:お前湖と三途の川どっちに沈みたいかクルェ
天:態度悪すぎるだろお前
幽:湖のほうが魚が釣れますよ
天:魚が釣れますよじゃない
幽:どこが悪い?
天:ちゃんとね、笑顔で優しく接してあげないと駄目なの!
幽:笑顔なぁ~うん
天:ファンの子には
幽:笑顔か
天:練習しなさいよあんた
幽:なんの?
天:ファンの子が来たときに
幽:笑顔?
天:笑顔で
幽:うん
天:とりあえずやってみなさいあんた
幽:うん
天:じゃあ見せて?笑顔
幽:うん っへっへ……
天:気持ち悪いよ!
幽:限界だなこれが
天:違うそんな笑顔じゃ駄目よ!
幽:いやでもできてると思うよ対応は
天:本当に!?じゃあ普段対応してるようにぃ
幽:うん
天:見せてよ私に
幽:うんいいよ
天:普段通りやってよ
幽:普段通り、うん
天:あっ……すみませーん!
幽:はいはい
天:フラワーマスターの風見幽香さんですよね!?
幽:っはっはぁ!そうだけど?
天:埋めるぞぉ!!!
幽:なんでや!?
天:えっらそうにお前ぇ
幽:なにも偉そうじゃないだろお前
天:っぁあ……そうだけど?
幽:そんな言い方してねえよ!
天:幽香でしゅよ~
幽:しゃくれてねえよ!
天:しゃくれてるよ!
幽:しゃくれてねえよ!そこだけは自信持って言える
天:できてないよ全然
幽:じゃあどうやって対応するかやってみろよお前が
天:お手本をね?
幽:おーやってみろ
天:おぉおぉよしよし
幽:っあ!天人の比那名居天子ですよね?
天:あ、私ですか?
幽:はい!
天:いかにも私が天人の比那名居天子でございます
  私のような下種なものに声をかけていただき、真にありがとうございます
  お礼に……靴を舐めて差し上げましょう
幽:何してんだお前!?なんで靴を舐めんのいきなりお前
天:これくらいしなさいあんたみたいなフラワーマスターはぁ!
幽:お前はいつもファンにそうやってやってるのかお前
天:やってるよぉ!人間の里でいっつも
幽:捕まるぞお前!人間の里でファンの靴舐めてたら
天:これくらいしろってことよ!他にも来るよー
幽:なんや
天:あっ幽香さーん!
幽:はいはい
天:あの~……握手してもらっていいですか?
幽:あぁ、いいですよ はい
天:なんだその手はーーー!!!
幽:なんだっ!?どういう意味よ!?
天:汚いでしょうがぁ!
幽:汚くないよ失礼な
天:汚いよー幽香の手にはねぇ
幽:うん
天:たくさんの花粉が!付いています☆
幽:なんの話だ!なんのCMだそりゃ
天:付いてんのよ花粉がいっぱい
幽:どうすりゃいいんだやってみろじゃあ
天:おーいいよいいよ
幽:あ!天人の比那名居天子さんですよね?
天:あ、はい そうですよ?
幽:すみません……握手してもらっていいですか?
天:握手ですか?
幽:はい!
天:ちょっと待ってくださいね
幽:はい!
天:(シャワー)握手♪握手♪綺麗に清めて……
  (ドライヤー)ふぅーーー!これに着替えてっ(防護服)よし!お待たせしました!
  はい、握手♪
幽:気持ち悪いよお前!?
天:ぁ痛っ!あ、まだ天人の菌が付いていますね
幽:なんだ天人の菌って
天:お礼に、靴を舐めてあげましょう
幽:何してんだってだから!しかもお礼にってなんだお前
天:お詫びによ!
幽:じゃあ……間違ってんじゃん だから間違ってんじゃん
天:いーじゃないの別にぃ!
幽:天人のくせに日本語も、お前馬鹿じゃねえか!?
天:あぁ?今なんつった
幽:馬鹿じゃねえかぁ!?
天:あぁ?なに?
幽:馬鹿じゃねえかって言ってんだよゴラァ!
天:…………もっと
幽:もっとじゃねえよ!
天:…………もっと もっと
幽:もっとじゃねえよ お前ほんと歪んでんなぁ
天:いや歪んでいると言えばね
幽:うん
天:鈴奈庵に最近入った本で知ったんだけど
幽:うん
天:外の世界の男子の間で
幽:うん
天:百合っていうのが流行ってるらしいわよ
幽:ユリ?
天:知ってる?百合って
幽:知ってるよ花だろ?
天:いやそのユリじゃない!
幽:いや~ユリは好きよ私 ユリはね、亜熱帯から亜寒帯まで満遍なく分布する球根植物よ
天:おぉ~素晴らしい繁殖力
幽:ユリは美しい本当に
天:私も好き
幽:日本の代表的なユリはヤマユリね
天:へぇー
幽:日本全体にはコオニユリが多くてね
天:うんうん
幽:東日本の海岸線にスカシユリがだぁーっと咲いてんの
天:ほぉー
幽:東北地方に咲いてる珍しいユリがヒメサユリでね
天:うん
幽:これが私の大好きな色!
天:うんうん
幽:うっすいピンク色でね、
天:ユリの話はいいんだよお前!ずーっとユリの話をしてんじゃんかぁ!違う百合!
幽:え……ユリだろ?
天:違うそうじゃなくてぇ……えっとね?英語だとぉ、GLって書くのよ
幽:なんだGLって
天:GLのLはあなた Loveよ
幽:え……ラブ?
天:じゃあGはなに?
幽:えー……Gardening
天:なんでそうなる!?ガーデニングラブってなによそれ!?
幽:え?
天:ただの園芸好きじゃんか!違う一旦そっちから離れろフラワーマスター!
幽:違っ、え、なに?
天:Girls Loveって言うのよ
幽:なんだガールズラブって
天:ったくなーんにも知らないわねお花以外
幽:なによガールズラブって教えてよ
天:かわいい女の子同士がね
幽:うん
天:イチャイチャイチャイチャするのよ
幽:うん
天:それを見てー、男子が興奮するんだって今
幽:はあぁ?
天:流行ってんのよ今
幽:お前ら女同士でイチャついてるのを見て興奮すんのか!?
天:見てる人全員そうらしいよ
幽:興奮すんのか!?
天:全員ね
幽:興奮すんのか 興奮するよーって人!
天:手ぇ挙げるわけねえだろ!
幽:挙げないじゃんか誰も
天:違う違う恥ずかしいからよ、この会場の男子も全員好きなのよ
幽:全員か!?
天:そうよ
幽:はぁー、生産性0よ めしべとめしべがくっついても
天:花で例えるなっつーの!
幽:おっかしな時代になったなー
天:ほんとよ
幽:でも私はそんなこと信じないよ
天:流行ってるって言ってんじゃん!
幽:ありえない。自然の法則に反する
天:好きなんだって女同士でイチャイチャするのが
幽:ほんとにぃ?私には信じ難いな
天:よし、じゃあここでやってみせようか?
幽:え……っ どうやるの?
天:みんな興奮するよ
幽:興奮するのか
天:興奮するよ
幽:じゃあちょっとやってくれよ
(BGM)
幽:あっ……
両:どうですかー?
幽:興奮したよーって人!……誰も挙げねえじゃねえか!
天:照れてんのよまだ!
幽:うん
天:ガールズラブ、ガールル、ガールルジグワイ
幽:(平手打ち)
天:いでっ!
幽:ちゃんと喋ろお前!
天:GL具合が足りないのよ!
幽:足りないのか、じゃあもっとレベルを上げたら?
天:そうそうレベルを上げたらー?
幽:興奮すんのか
天:そういうことや
幽:っふふ……おぉ、じゃあやってみてよ
(BGM)
天:フー
幽:ふっ、んっ、んんっぅ~~っ!んん~っ!んんっふっ~~っ
両:どうですかー?
幽:興奮したよって人!……誰も挙げねえじゃんかほら!
天:大丈夫興奮してるってだいぶ!
幽:息吹きかけられ損じゃないか私!
天:してるけど勇気がないのよ もうちょいもうちょい上げてやれレベルを!
幽:まだ更に上げるのかお前!?
天:上げたら来るわよ
幽:ほんとか?
天:だいぶキテるよあの辺はだいぶキテるよ
幽:ほんとかお前?あの辺は命蓮寺の女ばっかじゃねえか!
天:っその手前よ里の男どもは
幽:女が興奮したら駄目じゃねえか
天:大丈夫キテるあと一歩よ
幽:じゃあやってみろ
(BGM)
天:チュパチュパ
幽:ぁんん、ん~~~んんん~~~っ
両:どうですかー?
幽:これ興奮したよって人は?
天:これはもうね、あー!あそこそこほらほらほら手を挙げた
幽:ぁ、ほんと!?どこっどこどこ
天:ほらあそこ!
幽:あ、あれ魅魔様じゃないか
天:っふっふ……魅魔様にも
幽:いないじゃないか男子はお前貴様ァ!
天:いるってー!本当は興奮してるけど、なんや世間体か!
幽:世間体で手を挙げないのか!
天:興奮してんのよ本当は
幽:お前嘘ばっかりつきやがって 興奮してないじゃんか!
天:興奮してるって
幽:だけどね天子
天:なによ
幽:私はちょっと興奮したよ
天:お前がするなよいい加減にしろ
幽:どうも、ありがとうございましたぁ