観戦方法
ドラフトタイトルマッチでは見届け人、つまり観戦者を必要とするルーリングになっています。
ここではその肝心の観戦方法と配信方法を説明します。
観戦方法は以下のいくつか種類があります。
以下に紹介したいと思います。
- LiveTubeを利用した観戦方法
- WMEを利用した観戦方法
- ABCD_Liveを利用した観戦方法
- VNCを利用した観戦方法
LiveTubeを利用した観戦方法
LiveTubeというサイト→LiveTube を利用しての配信です。
比較的手軽に設定でき、配信を行うことが出来、配信動画の保管も出来ます。
見るほうも該当URLにアクセスするだけなので楽ちんです。
ただし、時間帯等によっては非常にサイト自体が重くなる場合もあります。
WMEを利用した観戦方法
「Windows Media エンコーダ」というアプリを利用しての配信です。
WMPを利用して観戦でき、比較的処理負荷をかけずにリアルタイム配信が可能です。
ABCD配信の設定についてはこちらのサイトで詳しく説明されています。
(さらに詳しく知りたい人はこちらを参照にどうぞ)
IPを一時的に晒す必要があるため、チャットのあぶり出し等をうまく利用してください
ABCD_Liveを利用した観戦方法
詳しくは「ABCD観戦場」にてかかれてます。
このサイトとこちらで公開してるABCD_Liveを利用しての観戦になります。
配信側の負荷が少なく手軽に導入可能です。
上記2つと違ってタイムラグが大きく発生することと、音声配信は出来ません。
VNCを利用した観戦方法
※上記配信手段が豊富になっているため、この方式は最終手段としたほうが良いです
VNCというソフトを使用して観戦を実現します。
ABCD_Liveと比較して配信側の負荷が高く、接続には生IPが必要となります。
ただし、ほぼ完全に操作を観戦できるため臨場感ある観戦が楽しめます。
尚、対戦者へのPC負荷を減らすために現在は「中継者」を立てて配信していたりします。
現在ソフトが2種類ありますが、
UltraVNCよりもRealのほうがサーバーとしては安定するようです。
普通に観戦目的ならUltraでOKです。
UltraVNC(ビューアー推奨)
- ダウンロード・インストール
http://www.vector.co.jp/soft/win95/net/se396437.html
ここに、日本語版のVNCがあります。
ダウンロードしてインストールしましょう。
※上記リンクでは不具合があるようです。最新版(現在1.02-Release 1a)に更新されてます。
最新版はhttp://kp774.com/で先に公開されるようなのでこちらもチェックした方がいいかもしれません。
「ビデオドライバ」を入れるとDirectXの機能に制限がつくため、ABCDの動作に問題が出る場合があります。
不安定の原因はこれじゃないでしょうか。入れなければたぶん問題ないと思います。参考
- ポートあける(観戦オンリーの場合は不要です)+
通常は「5900」をあけとけばOKです。 - オプションを設定する(観戦オンリーの場合は不要です)+
- 下記操作手順でVNCサーバを起動します。
「スタート」→「プログラム」→「UltraVNC」→「UltraVNC サーバーを起動」 - タスクトレイに「VNC」が出てきます(目みたいなアイコン)。
右クリックして、「管理プロパティ」を実行しましょう。 - 下記項目を設定しませう
- 下記操作手順でVNCサーバを起動します。
- 認証部分のVNCパスワードに任意のパスワードを設定
- キーボード&マウス」部分の「ビューアでの操作を無効」にチェック。
- 複数のビューアが接続したとき」部分は「接続済みのビューアをそのままにする」を選択
以上で設定完了です。
ビューワーで観戦する際の流れ
- 「VNCビューワ」を起動する。
- ロビーチャットで晒されたIPを「サーバ」欄に入力し、OK
- パスワードを入力し、OK
- 対戦を見まくる。
サーバーを立てる際の流れ
- VNCサーバーを起動する。
- ABCD公式ページの待ち合わせロビーチャットで「グローバルIP」と「パスワード」を晒す
※この際、「炙り出し」を使用して外部から見えないようにすると良い。 - ABCDで対戦しまくればいい。
※尚、サーバーの人は観戦者にコンピュータ名が見えてしまうので、
見られて問題のある名前になっている方は変更しておくと良いでしょう。接続が5人以上になると、サーバー側の負荷も増え、観戦側も快適な観戦が出来なくなりますので、
観戦人数が多そうな時は中継者をたてることをオススメします。
中継
接続人数は増えれば増えるほどPCに負荷がかかるようになり、対戦に支障が出てしまいます。
これを回避するために、中継サーバーを立てることで負荷を分散したりします。
対戦者AのVNCサーバー>中継者Aビュアー受信&サーバー配信>中継人に複数接続
対戦者BのVNCサーバー>中継者Bビュアー受信&サーバー配信>中継人に複数接続
1サーバーにつき受信は最大4人程度が限界です。
- ビュアーをボタンメニューからSingleWindow>ABCDウィンドウをクリックすることで、ABCDウィンドウだけを画面に取り込むことができますので、上手く活用してください。
- 中継者も観戦者の一人です。チャットで野次をしたい時もあるでしょう。
しかし、そういう時はビュアーにほかのウィンドウが被らないように注意してください。 - 中継者にはとにかく感謝の気持ちを忘れずに。
中継(ツールを使った上級向け)
このソフトは現在動作確保が完全に取れていません。
環境によって動作することやしないことがあるようです。
あくまで実験中という扱いにしてください。
「VNC Reflector」というツールを使うことで快適に中継が可能です。
設定や、動作が多少厄介なので若干上級者向けの感じがあります。
しかし負荷が軽減でき、中継者も画面を表示しっぱなし状態にする必要もなくなります。
挑戦してみてください。
- ダウンロード
http://sourceforge.net/projects/vnc-reflector/
ここにあります。英語のサイトです。日本語版は残念ながらありません。
2006年7月26日現在は、「vref_124.zip」が最新です。こちらをダウンロード・解凍してください。 - 設定①~ポート開放~
中継する際のポートは「5999」を使用することになります。
「5999」のポートを開放してください。 - 設定②~接続先設定~
VNCReflectorは、事前に接続先の情報をプレーンのテキストファイルに保存しておく必要があります。
適当な名前でファイルを作成し、適当なエディタでHOST名 Password
と記載しましょう。ホスト名は対戦者がチャットでさらしたIPになります。
ホスト名と、Passwordの間は「半角スペース」です。このファイルを保存しておきます。 - 接続
VNCReflectorはコマンドプロンプトにて実行させます。
VNCReflectorを保存してあるディレクトリに移動し、下記コマンドを実行します。vreflect.exe 設定時に作成たファイル名
実行後、最後に「Starting in the background, see the log file for errors and other messages.」
と出れば概ね成功です。 - 中継場所を経由しての観戦
観戦者は他と同様に中継している人へVNCビューアーで接続する形になります。
ただし、接続する際のポートが「5999」になります。
つまり、中継者のIP:5999
という形でビューアーの接続先を指定します。
中継の場合、パスワードは不要になり、観戦者は直接対戦者の画面をみることになります。
VNCを持ってない人も簡単に観戦出来るように
javaによるhttp配信機能を利用します。
- ポートあける
初期設定は「5800」番になっています。 - 「管理プロパティ」設定
左上のチェックボックス「JavaViewerを有効(HTTP接続)」をONにする。 - ABCD公式ページの待ち合わせロビーチャットで
「http://グローバルIP:5800」と「パスワード」を晒す
※この際、「炙り出し」を使用して外部から見えないようにすると良い。
RealVNC(サーバー推奨)
UltraVNCがうまくいかないときなどにどうぞ。
- ダウンロード・インストール
http://www.vector.co.jp/soft/win95/net/se324464.html
ここに、日本語版のVNCがあります。
ダウンロードしてインストールしましょう。
- サーバー設定①ポートあける
通常は「5900」をあけとけばOKです。 - サーバー設定②オプションを設定する】
- 下記操作手順でVNCサーバを起動します。
「スタート」→「プログラム」→「RealVNC」→「VNCサーバ 4 (ユーザモード)」→「VNCサーバーの起動」 - タスクトレイに「VNC」が出てきます。右クリックして、「オプション」を実行しましょう。
- 下記項目を設定しませう
- 下記操作手順でVNCサーバを起動します。
- 認証タブ VNCパスワード認証 「環境設定」ボタンにより任意のパスワードを設定
- 入力タブ すべてのチェックをはずす(クライアントからの操作を受け付けないようにします)
- 共有タブ 「常に新規接続を共有する」を選択
配信の流れと受信の流れはUltraVNCと同じです。
ABCDデュエル再現部屋(2006年7月17日)の記事を引用、編集して本ページは作られました。