ストーリーミッション/解き放たれし封印

デーモンメイジ

グハハハハ！
ついに封印は破られた！

ミトラ

何だあれは！？　封印の石碑の奥に……。
魔界への扉なのか！

デーモンメイジ

いかにも、あれは魔界へのゲートともいえる。
しかし、ただ魔界と物質界をつなぐ通路ではない。

我らが作るゲートは一時的なものにすぎん。
時間が経てば消えてなくなる。
サイズも限られ必要な魔力も多い。

そのため魔界からは限られた戦力しか
送り込むことができず、
人間どもに苦戦させられる始末だ。

しかし、もう人間どもは終わりだ。
これは、この世界と魔界とを隔てる壁に付いた
癒えることがない『傷跡』なのだ。

かつての千年戦争で、魔王が死に際に残した
大いなる災い、消えることがない魔界へのゲート……。

ミトラ

女神の武具はそれを封じていたのか……。

デーモンメイジ

今はまだ小さいが、これをもっと大きくすればどんな
大軍でも、目覚めを待つ『レヴィアタン』のような
巨大な魔物さえも自由に行き来できるようになる。

その時、この世界の主は我ら魔物となり、
ここは第二の魔界となるのだ！

アンナ

そんなことはさせません！

デーモンメイジ

武具は魔界へもって行く。この様な忌々しいものは
すぐにでも破壊したいのだが、女神の創造物である
この武具は不思議な力で守られているからな。

さて、私はそろそろ魔界へ戻るとしよう。
オーク共よ。　やつらの相手をしてやれ。

デーモンメイジ

グアアアア！
し、しかし、この『傷跡』を封印できる
アイギスの『神器』は魔界に持ち去った。

貴様たちに打つ手はない……。

ミトラ

たしかに女神アイギス様の武具は
この魔界へのゲートの奥に持ち去られたようだ。

アンナ

お任せ下さい。
武具は必ず私たちが取り戻します。

さあ、王子。参りましょう！

（女神アイギス様、どうか我々をお守りください……）