ストーリーミッション/神殿の森

アンナ

神殿は、確かにこの近くにあるはず、
かならずたどりつきましょう。

兵士

魔物の群れがこちらに接近しています！

アンナ

まさか……
魔物も神殿を狙っている？　そうだとすれば
もっと、急がなければ！

迂回している暇はありません！
王子、ここは戦いましょう！

アンナ

すでにお気づきかもしれませんが
ユニットには配置できる場所が異なる２つのタイプ
『近接型』と『遠距離型』に分けることができます。

『近接型』はこの印の場所
つまり道の内側に配置して
直接敵を足止めすることができます。

敵の進行を止めることができますが、
敵の反撃を受けるためダメージを受けやすい
タイプです。

そして、『遠距離型』はこのように道の外に
配置することができ
そこから飛び道具で敵を攻撃します。

離れて攻撃できるため敵の反撃を受けることも
ほとんどありません。
ただし、敵の進行を止めることはできません。

『遠距離型』には攻撃だけでなく
味方のＨＰを回復するヒーラーなどの
ユニットも存在します。

『近距離型』で足止めして『遠距離型』で
攻撃するなど、連携させることで
お互いの能力を引き出すことができます。

そして、もう一点
注意すべきことがあります。

この場所が我々がいる本陣となり
敵はここを目指してきます。

敵が本陣に侵入するとライフが減少し
ライフが０になってしまうと戦いに
敗北するので注意してください。

アンナ

このあたりの魔物はこれで
すべてのようですね。
見事なご采配でしたよ。

山賊

お頭見てましたかい？
あいつら魔物を全部倒しちまいやがった！

山賊頭

よーし。
あいつら戦いが終わって疲れてやがるはずだ。

野郎ども！今だ！
身ぐるみはがしてこい！

山賊

し、しかしよう、お頭。
あいつら魔物を全部やっちまうほどですぜ？

森に魔物がいると俺たちも迷惑だ。
ほっといて魔物を掃除してもらったほうが
いいんじゃねぇですかい？

山賊頭

だっからおめえは、学がねぇんだよ。
あんな少ねぇ人数しかいねぇんだからよぅ。
次があったら負けるに決まってんだよ。

あいつらの武器やらなんやら全部うばっちまいな。
見てみろ。高そうなもん身に着けてんじゃねぇか。
結構な金になるぜ！

行け！金目のもんを根こそぎ奪ってこい！

山賊

なるほど、さすがお頭！
よーし、行くぞ野郎ども！

アンナ

王子、新手の敵です。
あれは……魔物ではありません。山賊のようです！

山賊

はっ、話がちげぇよぅ。
お頭こいつらやっぱり強いじゃあねーですかい！

やっぱり、魔物をやるくれぇだ。
おれたちじゃ…かなわねぇ！

山賊頭

うるせぇ！誰にだって勘違いはありゃあ。
いったん引くぜぇ！

山賊

まっ、待って！お頭ぁ！
置いていかないでくだせぇよー！

アンナ

こんな時に、山賊が襲ってくるなんて。
撃退できてよかったですが……
彼らはこの森を根城にしているようですね。

山賊をひとり捕えました。
神殿について何か知っているかもしれません。
尋問してみましょう。

山賊

ただものじゃねぇとは思ってたが
まさか王子様ご一行とはよ。

どうか、殺さねぇでくれ。
この森のことならよーく知ってる。

アンナ

それでは、神殿のことは存じていますか。

山賊

神殿？そういやぁ
この森の深くで古ーい建物見たことがあるぜ。
金目のもんはさっぱりだったがな。

アンナ

古い建物……そこが神殿かもしれない！

それで、王子この者の処罰は。

山賊

おねげぇだ。この森にも魔物が湧いて来てやがる。
とても一人じゃいきていけねぇ。おねげぇします。
どうか俺を仲間にいれてくだせぇ。

アンナ

どうなされます？王子

仲間に加えてもよいと。わかりました。
王子の広いお心に感謝するのですよ。

山賊

へぃっ。恩にきりやす。

アンナ

王子、ごらんください。
このお花、森で見つけたのですが、
とてもきれいではありませんか？

あまり、興味ございませんか？
それでしたら、気になる女性に
プレゼントしてはいかがでしょう。

きっと、お喜びになると思いますよ。
プレゼントを贈られて嬉しくない女性なんて
いませんもの。

王子に対する親愛の情が生まれれば、
それは、その女性に大きな力を与えるはず。

誰だって、好きな人のためなら、
自分の力をもっとその人の役に立たせてみたい
ーーきっとそう思うはずですから。

え、私……ですか？
私には……必要ありません。

(だって、私はもう、
全力であなたをサポートすると
決めているのですから……)