死者の王の娘/会話

Last-modified: 2016-07-06 (水) 13:06:46
ネタバレ注意
1:亡者の急襲
1:開始時

???

さあ、可愛いボクのしもべたち。
永遠に満たされぬ魂を
人間どもの悲鳴で慰めるんだ。
ふふふ、さあ出ておいで
英雄の末裔の王子さま……。

兵士

報告!
複数のアンデッドモンスターが暴れている模様!

アンナ

王子、すぐに迎え撃ちましょう!
1:終了時

???

あれが噂の王子か。
あんまり強そうに見えないけど……
ちょっと試してみようかな。
2:亡者を操る者
2:開始時

兵士

報告! またしても亡者が暴れているようです!
こちらに向ってきています!

ケイティ

あの魔物たちの動き。
何者かに指揮をされているように
見えます。

アンナ

しかし亡者達を意のままに操ることなんて
できるはずが……。

???

それができるんだなー。
死霊魔術を極めたネクロマンサーなら
そんなのかーんたんさ。

アンナ

……!
あなたは何者ですか。

メメント

ボクはメメント。
死霊魔術を極めたネクロマンサーだよ。
お父様の……死者の王の命により
あなた達を倒しにきました。
さあ、覚悟してね。
2:終了時

メメント

あいたたた、負けちゃったかー。
こうなったら逃げるしかないね。

アンナ

あ、待ちなさい!

メメント

ふふふ、そう簡単には捕まらないさ。
さあ、ボクはこっちだよ。
3:死霊達の呼び声
3:開始時

アンナ

やっと追いつきました……。

メメント

うーん、ちゃんとついてきているのは
えらいけど、ボクもまだ捕まるわけには
いかないんだなぁ。
3:終了時

メメント

あいたたたー!
もう、こっちは手加減してあげて
いるってのに……!

アンナ

えっ! 手加減?

メメント

い、今の嘘!
次こそは必ず息の根を止めるから!
じゃあ、またね。
4:さまよう亡魂
4:開始時

アンナ

やっと追いつきましたよ。
……メメントさん、あなた人間ですね。
戦っていると分かります。
なぜ魔物の手先になっているんですか?

メメント

ふーん。さすがは、ってところだね。
いいよ。教えてあげる。
人間の中にはさ。力を求めて
自らの体に魔を受けいれるものがいる。
死者の王もその一人なんだよ。
死霊魔術を極め、より大きな力を手に入れるため
魔物に成り果てた男。
……ボクの父さ。

アンナ

父親の命令で私達を襲撃したというわけですか。

メメント

そうだよ。
偉大なる死霊魔術師である死者の王の娘として
あなた達を倒さなきゃならない。
そろそろ本気で行くよ。
さあ亡者達よ。
ボク達の恐ろしさを見せてやるんだ!
ふふふ、気をつけてね。
ボクの死霊魔術で強化された亡者たちは
手ごわいから。

アンナ

気をつけてください。
あのネクロマンサーが戦場にいる間は
亡者たちが強化されるようです。
油断されぬよう!
4:終了時

メメント

どうやら、ボクの力じゃ
あなた達に勝てないみたいだ。
こうなったらお父様のお力にすがるしかないかな……。
死者の王に立ち向かう勇気があるんなら、
ボクを追ってきたらいい。

ケイティ

……どうにも彼女はまだ本気で
戦っていないように思えます。
何かたくらんでいるかもしれません。
罠の可能性もあります。
お気をつけて。
5:亡者達の宴
5:開始時

死者の王

自らが王子たちを倒すと勇ましく出て行ったのに
この様とは。
お前には失望した。

メメント

申し訳ありません。お父様。
ボクの力が及ばぬため……。

死者の王

もうよい、下がれ。
全く……、我が娘ながら使えぬものよ。
お前の処分はやつらを葬ってからだ。

アンナ

死者の王……。
禍々しい気配を感じます。
王子、お気をつけください。

死者の王

ここまで辿り着いたことは評価に値する。
その褒美に、私自ら相手してやろう……!
いっておくが、私の死霊魔術が小娘のそれと
同じと思うな。
本当の死霊魔術がどんなものか、
真の力をみせてやる。
さぁ、我の力でさらに凶悪になった
アンデッドモンスターたちよ! やつらを葬れ!!
5:終了時

死者の王

まさか私までもが負けるとは……っ。
だが、これで勝ったと思うなよ……!
私は死を克服し、人間を超越した
存在なのだ!!
私は何度でも蘇るのだ!

メメント

そう、死者の王は肉体を破壊しても
滅ぶことはない。
その魂を封じた器を破壊しない限りは
倒すことはできない……。

死者の王

メメント!
貴様その手に持っているのは!

メメント

お父様が王子一行と戯れている間に
見つけたお父様の魂の器です。

死者の王

それをどうするのだ。
ま、まさかっ。

メメント

そう、そのまさかです。
この器を破壊させていただきます。
……さようなら、お父様。

死者の王

ま、まて! 待つのだ!
まっ……ぅあ゙あ゙あああああああ!!!
5:終了後

メメント

……まずはだましてごめんね。
ああするしかボクには方法が無かったんだ。
彼はボクの本当の父親じゃないんだよね。
己の目的のため、彼の勝手な都合で
養女にさせられたんだ。
彼がまだ人だった頃、死霊術を再興させるために、
孤児院から何人も養子を引き入れては術を教え込んでてさ。
ボクはその一人ってわけ。
血がつながっていないとはいえ、
親を殺すことに抵抗がないわけじゃない。
でも、父は強大な力と引き換えに
魔物に魂を売り渡したんだ。
彼は今や人間としての自我なんてない、
人ならざる者に成り果ててしまったんだよね。
だからボクはずっと死者の王の隙をうかがって、
滅ぼすタイミングを待ってたんだよ。
まぁ、そのためにちょっと王子の力を試させて貰ったけどね?
なんせ相手はあの死者の王だから、ちょっと強いだけじゃ
倒せないだろうし。
ただ、死者の王はまだ完全には滅んでいない。
魂の器はあと一つある。それを破壊しないと
完全には滅ぼすことができないんだ。
もう一つの魂の器の場所は見当がついてる。
それを破壊する手伝いをしてくれないかな?
一応ボクも死霊術を操れるから、
足手まといにはならないと思うよ?
王を倒して、ボクは呪縛から
解放されたい。
だからお願い!
6:罪のない狂気
6:開始時

メメント

じゃあ、死者の王の魂の器が
隠されている場所に案内するよ。
これまでの戦いでは死者の王は
自分が滅びることはないと油断していたけど、
この先は本気を出してくるはずだ。
これまでとは比べ物にならないくらい手ごわい
から気をつけたほうがいいよ。
今回から一緒に戦うわけだけど、
とりあえず最初にボクの能力を説明するね。
ボクはスケルトンを呼び出して戦わせる事が
できるんだよ。
っていっても3体までだけどね。
彼らを回復する事はできないけど、
倒されても戦闘後の★の評価には影響しないから
安心して戦ってくれて大丈夫だよ。

兵士

敵が接近してきます。
アンデッドではなく人間の部隊のようです。

メメント

気をつけて!
死者の王に操られている人間たちだ。
7:死者の王を討て
7:開始時

死者の王

お前たちには最後にふさわしい舞台を用意した。
ここでおしまいだ。
7:終了時

メメント

これで……。早く魂の器を探そう。

死者の王

何をばかな……! よせ、やめろ!

兵士

王子、こちらへ! 魂の器です!

メメント

さようなら、お父様。
たとえ厳しくても、それでもボクには尊敬する
父親だったよ。
もう覚えてないかもしれないけど、
魔物になる前にあなたはボクに言ったんだ。
もし自分が魔物に成り果てることがあったら、
そのときは滅ぼしてほしいって……。
ボクは今こそ、その約束を果たすよ。

死者の王

ひぎゃあああああ!!
……まだだ。まだ私は倒れん!
呪われし力よ、我に魔力を与えん……。
アンデッドモンスターに再び私の力を……、
王子たちを倒すのだっ!!!
8:亡者の群れ
8:開始時

兵士

報告!
こちらにアンデッドの大群が向ってきています!

メメント

死者の王の最後の呪いで蘇ってる。
おそらく今まで以上に力が増しているはずだよ!