熱砂の剣士/会話

Last-modified: 2016-07-06 (水) 13:09:31
ネタバレ注意
1:謎の来訪者
1:開始時

兵士

謎の船が流れ着いたというのはここです。
異国の船でしょうか……。
われわれに助けを求めにきたのかも
しれません。

アンナ

いいえ、どうやら助けを求めに
きたのではないようですね……。
1:戦闘中

ホルエス

ゆくのです! 呪われしマミーよ!
1:終了後

アンナ

先ほどの戦いで現れた動くミイラ達は
おそらく、『マミー』と呼ばれる
アンデッドモンスターです。
普段はそれほどの脅威ではないのですが
傷つけられるとその力を増す、という恐るべき
特性を備えていると聞き及んでいます。
ただ、マミーはミイラが魔物になった存在……。
海を越えた砂漠の国にしかいないはずです。
もしや異国を滅ぼした魔物たちが、海を越えて
やってきたということでしょうか……。
王子のお気持ちはお察し致しますが、
敵の兵力や目的が分からない以上、
うかつに攻勢に出るべきではないと思います。
ここは敵の出方を見た上で対応を決めるべきと
進言させて頂きます。
まずは、女神アイギス様へご報告致しましょう。
2:森の防衛線
2:開始時

アンナ

王子! マミーと魔物たちが王国に向かって
進軍しているようです!

ホルエス

魔物たちよ、進みなさい!
この国の王子を倒すのです!

アンナ

ここで迎え撃ちましょう!
王子、戦の準備を!

ホルエス

(この王国に恨みはありませんが、
 祖国で待つ民のため……。)
(私が、生き残った私がやらないと……!)
2:終了時

アンナ

なんとか撃退する事ができましたね。
……王子、あの魔物たちを指揮する
方の姿に見覚えがありませんか?
あの額当ての紋章、たしか
砂漠の国の王族のものです。
では、あの方は王族の……。
しかしなぜなのでしょう……。
王子の命を狙っているようでしたし、
なにか深い理由がありそうですね。
3:魔人襲来
3:開始時

ホルエス

味方の増援が追いついたようですね。
ここからが本番ですよ。
(この国の王子を倒せば、民たちを解放する……。
 それが本当かなんてわからない)
(だけど……)
(もう後がない……。
 私にはこうするしかない……!)

アンナ

王子! 敵の後方に
巨大なマミーの姿が見えます!
これまでのマミーよりも、
強力な個体だと思われます。
気をつけてください!
4:悲哀の魔剣
4:開始時

アンナ

もう戦うのはやめてください!
これ以上私たちが争う意味はないはずです!

ホルエス

戦いをやめる訳にはいきません!
祖国で私の帰りを待つ民のためにも!
今回の戦いは私も出陣します。
絶対に負けるわけにはいきません。
王子の命を頂きます! 覚悟……!

アンナ

帰りを待つ民のため……?
やはり、訳ありのようですね。
この戦いに勝ち、お話を聞き出しましょう!
4:終了時

ホルエス

負けてしまったというのですか……。

アンナ

魔法剣士さん……。
あなたの国は魔物たちに滅ぼされたと
聞いています。
なぜその国の方が王子を?

ホルエス

今は無き砂漠の王国。
私はその王族の一人なのです。
位が高い王族はすべて魔物に殺され、
私は唯一生き残った存在です。
王国を占領した魔物に、
『王子を倒す事ができれば王国を返す』と
言われ、海を渡ってやってきました。

アンナ

魔物がそんな約束を守るとは……。

ホルエス

分かっています……!
しかし、王国の民が人質にとられている以上、
従う事しかできないのです……。
……今回は退きます。
しかし、次は強力な援軍が来るはずです。
次の戦いの時こそは……。
王子の命を必ずやもらいうけます。

アンナ

……行ってしまいましたね。
王子、砂漠の国の方たちをなんとか
救う方法はないのでしょうか……?
滅ぼされた国の人間同士が戦うなんて、
あまりにも悲しいです……。
5:熱戦
5:開始時

アンナ

くっ……、遅かったようですね。
建物にも火の手が……!

ホルエス

私は後に引けない立場……。
申し訳ありませんが、
本気をださせて頂きます。
6:亡者の兵士
6:開始時

アンナ

王子、魔物を目撃したと報告があった
洞窟はこちらです。
今、兵士たちが洞窟内部の
調査をしている所です。

兵士

報告します! ただいま洞窟内の魔物たちが
進軍を開始!
骸の兵士とマミーが確認されています!

アンナ

なぜ砂漠からきたマミーが
この洞窟に……?
王子、戦いの準備を!
この魔物たちを外に出すわけにはいきません!

砂漠の兵士

ゆけ、呪われし兵士たちよ。
この国の王子を抹殺するのだ!
6:終了時

アンナ

どうやらこの洞窟内の敵は、
全て倒したみたいですね。
しかし、洞窟内で砂漠の王国の兵士の姿を
目撃したという報告もあります。
敵軍の中にマミーもいる事から、
敵は恐らく砂漠の王国からの刺客でしょう……。

兵士

伝令! 王城に多数の敵あり!
至急、お戻りください!

アンナ

王子、急ぎ王城に戻りましょう!

砂漠の兵士

初戦は我らの負けか……。
この国の王子は戦上手と聞くが……。
その首、必ずや次の戦で……!
7:王都強襲
7:開始時

兵士

王子たちが帰ってくるまで
守れ! 守りぬけ!!

砂漠の兵士

(この城さえ攻め落とせれば、
 後は王子を捕らえるのみ)

兵士

手強い! このままでは……!

アンナ

皆の者、よく耐えてくれました!

兵士

……! アンナ様! 王子も……!
みんな! 王子が帰ってきたぞ!

砂漠の兵士

(敵軍の空気が一変した?
 なるほど、王子が帰ってきたか)
この戦いでは私も出る!
王城さえ落せばこちらの物だ!
一気に決めるぞ!

アンナ

王子、戦の準備は整いました。
迎撃の指揮をお願いします!
7:終了時

砂漠の戦士

くっ、ここまでか……!
……撤退する!

ホルエス

見事な戦でした。
流石、我が王国の誇る戦士ですね。

砂漠の戦士

ホルエス様! いらしていたのですね。
申し訳ございません。
残念ながら、負けてしまいました……。
しかし、敵の戦力を削ぐ事には成功しています。
もう少し、後一押しで勝てます!

ホルエス

もし勝てたとしても……。
私たちが成そうとしている事は
砂漠の王国を襲った魔物と同じです……。
今度は私たちが憎しみの対象に
なるのでしょうね……。

砂漠の戦士

ホルエス様、弱音を吐かれないでください。
私たちには、この戦いに勝つしか
選択肢が残されていないのです。
人質を解放し、祖国を復興する事ができれば、
あの魔物にも一矢報いるチャンスが訪れるはず。

ホルエス

……そうですね。
今は行動するしかない。
今夜、最後の戦いを仕掛けます。
皆さん、私についてきてください。

砂漠の戦士

御意。どこまでもお供いたします。
たとえ、魔の力を借りようとも。

ホルエス

ありがとうございます。
こんな私のために……。
戦の準備をはじめましょう。
今夜の戦いに全てを懸けます!
8:闇夜の決戦
8:開始時

兵士

伝令! 敵の大部隊がこちらに向けて進軍中!
軍勢はこれまでで最大の規模と思われます!

アンナ

王子、敵の規模から見ておそらく
最後の決戦になると思われます。

ホルエス

もう負けは許されない。
祖国で待つ民のためにも……。

砂漠の戦士

我ら砂漠の戦士も、複数配置についています。
必ずや勝利しましょう!

ホルエス

この剣の真の力を開放します。
私たちの本気と意地……、
見せてあげましょう。
8:終了時

ホルエス

くっ……! 私たちの完敗です……。
自らが助かるために魔物の手先となった
私たちが勝てる道理など、
初めからなかったのですね。
本当に申し訳なく思っています。
謝って済む問題ではない事も
わかっています……。

砂漠の戦士

ホルエス様……。

ホルエス

どんな罰も受け入れます。
祖国を出た時からその覚悟はできています……。
ただ、一つ、心残りといえば
祖国に残る民たちです……。
私たちの敗北が魔物に伝わった後、
どんな仕打ちが待っているか……。

王子

…………。
アンナ、遠征の準備を。
砂漠の国を救いに行く。

アンナ

王子……。
ふふっ、王子ならばそう言うと
思いました。
では私は遠征の段取りを
進めておきます。
準備が終わり次第向かいましょう。
新たな敵が住む地、砂漠の国へ。
9:灼熱の戦場
9:開始時

アンナ

暑い……。
話には聞いていましたが
本当に過酷な環境ですね……。

兵士

敵襲! 敵襲!

アンナ

王子、迎撃の準備を!
ここまでの遠征で兵たちが
疲弊しています。
配置されたユニットは、HPが減った状態から
戦う事になります。
敵の近くに配置される際は、
お気をつけてください!
9:終了時

アンナ

どうにか勝つことができましたね……。
この過酷な環境で戦うには十分な
準備が必要だと、この身をもって
体験することが出来ました。
近いうちに戻って参りましょう。
この地に……!