ヤツメ

Last-modified: 2017-02-12 (日) 16:19:03

ゲームデータ

  • 創作者:ナナツメノカド様
  • 権利:パーソナル
  • 参加:5期

姿

  • 第一段階
    wiki.png
    名前:ヤツメ夫妻
    いくつもの目をもつ女と、顔に穴があいたような黒ずくめの男の2人組。
    どちらも名前は同じ「ヤツメ」。キャラクター名にあるように夫婦らしい。
    女の方は、見た目通り口がないため、喋ることはない。
  • 所持スキル
    • 1.テントウムシ
    • 2.チューリップ
    • 3.カーネーション
    • 4.カニ

攻略情報(反転)
【戦争】を拒み、【中立】と【家族】を守りたい【混沌】のモノ。
カニ持ちではあるが、攻撃頻度も低く体力も低いため勝ちやすい。

  • 第二段階

    wiki2.png
    名前:ヤツメ親子
    ヤツメの顔から目玉が覗き、後ろには背が高くヒョロ長い”ナニカ”がいる。

    • 所持スキル
      • 1.テントウムシ
      • 2.チューリップ
      • 3.カスミソウ
      • 4.カニ

    攻略情報(反転)
    【戦争】を拒み、【中立】と【家族】を守りたい【混沌】のモノ。
    1段階目よりも全体的にステータスが上昇してはいるが、ある程度のレベルがあれば手がとどく範囲の強さ。

1次創作データ

身長/♂188cm ♀163cm
年齢/共に生まれたので年齢は一緒のはずだが、
   時の概念が薄い場所で暮らしていたため、年齢は定かでない
一人称/♂俺 ♀私
二人称/♂お前、アンタ、名前 ♀君、あなた、名前
その他/男の方は常に黒ずくめの服を着ているため、よく闇夜に溶けて驚かれる。
    女の方は色々オシャレすることもあるが、ふたりで並ぶ時はひとりだけ
    カラフルなのが少し寂しくなるので、やはり白黒系の服が多くなる。

 時が停滞した世界に住まうナニカ。気づけばふたりでいっしょにいて、
ふたり以外のものが殆どいなかったため、名前も同一の「ヤツメ」で事足りていた。
昔は自分と、片割れと、それ以外を呼び分ける名前があればそれで十分だった。
今はいちいち、相手が「男の方の~」「目がある方の~」と呼び分けるため、
ちょっと不便に、ちょっと申し訳なく感じている。
夕映とは友人関係。

ヤツメ♂について

好き/食べ物ならカツ丼、生姜焼き…。読書好きで、本を読むために身につけた語学が堪能。
嫌い/喧嘩。食べ物は割となんでも食べる。
   食べるけど、片割れの好きな、なんかオシャレな名前の、
   量の少ない野菜ばっかりの料理は、よく分からないなと思ってる。

 元々は住んでいた世界に比較対象がいなかったため、
昔は自分を人間だと思っていた。今は自分の正体について色々悩んでいる。
 温厚で優柔不断な平和主義者。
誰かと争うくらいならば自分が折れる、事なかれ主義。
昔はそれでよかったが、今はどうにかしたい、するべきではと悩んでいる。
ストレス性の頭痛持ちで、常識人よりなのもあって気苦労は多い。
来るモノ拒まず、去るモノに未練タラタラなタイプ。
 見た目通り、目がないため目は見えていない…ということに、している。
昔は本当に見えていなかったが、
今はぼんやりではあるがこの状態でも前が見えている。
だが片割れにそれを話すつもりはないらしい。
 目が見えない分、片割れと視界が共有できるが、その分、
片割れは口がないため物が食べられず、栄養をヤツメ♂と共有している。
そのため、片割れがダイエット中に脂っこい物を食べると、
容赦のないローキックを見舞われる。カツ丼食いたい。

 夕映は友人かつ、一番信頼している相手でもある。
普段は色々と文明品に疎い夕映に世話を焼いたりツッコミを入れたりしているが、
精神的にはあちらの方が芯が通っているため、
励まされ慰められ導かれているのはこちらの方だったりする。

ヤツメ♀について

好き/カワイイもの、カラフルな化粧品や洋服。
嫌い/喧嘩、戦争、誰かを傷つける人、またそれを見て見ぬ振りする人

 片割れと同じく、自分のことはよく分からないが、自分は自分だと思っている。
基本的に温厚で、しっかり者。
優しく気立てのいいお姉さんポジション…で、いたいと思っている。
気が強く頑固な性格で、片割れには甘えもあって無理にでも我を通しがちなところがある。
優柔不断な片割れとは逆に、スパッと思い切りがいい。
自分のこだわりや、決めていることに関しては、ハッキリ伝えるし、
ぶつかることがあれば真っ向から受けて立つ気質。
来るモノ拒まず、去るモノは追わないが心配はする。
 「ヤツメ」という名前通り、目は8つ。マスクの下にも、もうふたつ目がある。
オシャレやメイクが好きだが、口紅やチークが使えないのがちょっと寂しい。
最近はマスクにも色々カワイイのがあると知って、自分で作ったりしてみている。
 割と万年ダイエッター。家事全般をこなし、料理も上手いが、
オシャレなカフェで出てくるような爽やかで少量のメニューを好むため、
片割れとしてはボリュームが足りないらしい。

・2段階目ネタバレ

 背後にいるヒョロ長いのは、ヤツメ♂の息子であり、ヤツメ♀の息子ではない。
ふたりのヤツメは元々いた世界の神のような存在であったため、
ヤツメ♂が生命を望んだ結果生んだ子であり、ヤツメ♀は関知していない。
 ヤツメの顔から目玉が覗いたのも、彼が「世界を見たい」と願ったため。
 だが、生命としての理論や定めを無視して願われ生まれた子であるため、
見て分かるほど、生きるモノとして不完全で、喋ることも叶わない。
 ひとりしか親がいないためか、ヤツメのことを「ママ」と呼ぶ。

名前は、「ダルイ」。なんとなくいつもダルそうだから。
ちなみに、「ヤツメ」の名前も男の方のヤツメがつけた。ネーミングセンスがない。



☆その他(神こロし以前の設定。読まなくても問題なし)

(ヤツメ=男の方のヤツメ、片割れ=女の方のヤツメの表記になります)

 とある、様々な世界の、生と死の間にある場所に暮らすモノたち。
自ら命を絶つ、誰かに殺される、事故に巻き込まれるなど、
いわゆる”天寿を全うする”以前に死にかけた魂が行き着く場所で生まれた。
そこには外敵はおらず、戦争を知らず、帰ろうと思えばいつでも帰れる。
そのため、ここに残ると決めた少ない漂着者のみが住人という、時の停滞したゆるやかな世界だった。
殘るものは、前の世界に戻りたくない、というものが多く、ヤツメたちも、残りたいなら残ればいい、
帰りたいと思えたなら帰ればいいというスタンスでいた。
彼らと世界は、世界に馴染めず拒絶されたものたちの、
その受け皿としての役割を果たしていた…と、
少なくとも、ヤツメは思っていた。が、実際はそこはそんな便利な場所ではなく、
あらゆる世界から隔絶された場所ゆえに留まり過ぎれば生と死と魂を結ぶ糸は消え、
彼岸にも此岸にも戻ることはできなくなり、輪廻に戻ることも天国に行くことも叶わず、
ただただ無為に消滅するだけとなる残酷な定めが存在していた。

 片割れはそれを知っていてなお、苦痛と絶望に身を置く生なら、
例え消滅が待っていたとしても穏やかに暮らせる場所があるべきだと考え、
受け入れることをやめなかった。
一方、ヤツメは、例え苦しみが待っていたとしても、ここが平穏だとしても、
本人の預かり知らないうちに命を奪ってしまうのは、殺人と同義ではないかと考え始め、
今までなあなあに誤魔化してきた部分に直面して頭を抱え始める。

 夕映ピーチャンも、その世界に一度迷い込んだモノたち。
ただ、夕映は命を落としかけても世界に戻ることを選び、
夕映が「また会おうね」と約束したことで、
この世界の最初の住人であり管理者でもあったヤツメの心に変化が起き、
自由に行き来できなかった世界と道がつながった。
それ以降は、夕映は死にかけなくとも度々、ヤツメに友人として会いに来ている。

 そんな経緯から、ヤツメは何があっても
自らのあるべき場所に戻る強さをもつ夕映を信頼し、
同じく迷い込んでいたピーチャンを「此岸まで送り届けてやってくれ」という意味で、
「コイツをよろしく」と預けた……のだが、
夕映の方は「コイツをよろしく(面倒を見てくれ)」と解釈し、
それ以降、一緒にいる腐れ縁の関係になっている。

2次創作データ

二次創作歓迎です
(エログロ、他キャラとの絡みなど、ご自由にどうぞ。設定に色々書いてありますが、好きにいじってあげてください)
【パンツ】「嫁のいる前でそういう話どうかと思う」