M60 Patton

Last-modified: 2016-08-21 (日) 12:14:54

Tier 3 Wölfli MBT "M60 Patton" (ゲーム内表記はM60)

M60_patton.jpg

丸みの強い砲塔形状から察するに、M60初期型と思われる。

スペック(v0.9.1438)

車両情報

Tierディーラー車両名駆動タイプ耐久値カモフラージュ視界[m]価格開放条件
3WölfliM60 Patton装軌1,3100.05400.00120,000CrAmerican MBTsブランチ開放条件を満たす

開発ツリー

ARMORM60 Stock ArmorArmor Retrofit Slot
初期装備2,560Rp
FIREPOWER105mm M392A2 APFSDS105mm M774 APFSDS
805Rp985Rp
105mm M68105mm M393A1 HEP
初期装備725Rp
105mm M456 HEAT
925Rp
MOBILITYAVDS-1790-2A DieselAVDS-1790-2A 12-Cyl. Diesel
初期装備2,180Rp/58,025Cr
TECHNOLOGYM60 Patton TechnologyM17C RangefinderM-32 Gunner Periscope
初期装備1,145Rp/30,615Cr1,475Rp/39,360Cr
Universal Retrofit Slot
初期装備
PROVENReinforced Ammo Rack Mk.110,200
(Credits Package)
10,200
(Credits Package)
2,700Rp1,350Rp1,350Rp

凡例=モジュール =レトロフィットスロット =レトロフィット開発 =追加報酬 =弾薬 Rp=名声ポイント Cr=クレジット

車体

車体車体装甲[mm]車体材質車体耐性
FSRAPHESC
M60 Patton Stock Armor1437435Steel1.001.001.00

砲塔

砲塔砲塔装甲[mm]砲塔材質砲塔耐性砲塔旋回速度[deg/s]
FSRAPHESC
M60 Patton Stock Armor17711550Steel1.001.001.0016.30

武装

武装対応弾薬仰角[deg]俯角[deg]
105mm M68105mm M392 APFSDS20.0-9.0/2.0
105mm M393 HEP
105mm M392A2 APFSDS
105mm M774 APFSDS
105mm M393A1 HEP
105mm M456 HEAT

弾薬

弾薬搭載砲ダメージDPM加害範囲[m]弾速[m/s]貫通力[mm]精度[deg]照準時間[sec]リロード時間[sec]総弾数コスト
105mm M392 APFSDS105mm M682231,672N/A1,2001950.173.408.0050104
105mm M392A2 APFSDS2341,755215114
105mm M774 APFSDS2391,792225120
105mm M393 HEP2011,5071.8050015104
105mm M393A1 HEP2101,57515109
105mm M456 HEAT2782,085N/A750184???

凡例=徹甲弾 =榴弾 =成形炸薬弾 =対戦車誘導弾
注意榴弾のダメージ及びDPMは貫通時の平均値

エンジン

エンジン最大速度[km/h]0~32 km/h[sec]
AVDS-1790-2A Diesel48.609.75
AVDS-1790-2A 12-Cyl. Diesel9.00

拡張技術

拡張技術向上内容研究の有無
M60 Patton TechnologyN/A初期装備
Universal Retrofit SlotRETROFITにUniversalスロットを1つ追加初期装備
Rangefinder最低射撃精度を12%向上
※Gunner Periscopeと併用不可
要研究
Gunner Periscope最高射撃精度を12%向上
※Rangefinderと併用不可
要研究

乗員構成

1Commander2Driver3Gunner4Loader

RETROFIT

スロット1スロット2スロット3スロット4
UniversalArmor××

派生元、派生先

TierAmerican MBTs
3M60
4Starship

解説

概要

American MBTsブランチの最初の1台ではあるが、使用感はPatton 48を純粋に強化したような車両となっている。
脚がやや遅い点を除けば大きな不安はあまりないだろう。

機動性

最高速度が48.60km/hだが実用速度は35km程度となっており、同ディーラーの同格Leopard 1がコンスタントに50km/h以上を出すのと比べると明らかに遅い。
このため、前線への移動、陣地転換等は苦労することとなり、場合によっては移動中に補足され、いらぬダメージを受ける可能性が高い。
橋を渡る時や、周辺と比べて高い位置を移動するルートは極力避け、見つかった場合でも攻撃されにくいルートを使おう。

運動性

運動性もPatton 48と比較して明らかに悪化しており、咄嗟の回避はもはや無理に近いと思っていい。
また砲塔旋回速度も悪く、履帯旋回速度も悲惨を極まるためLTやAFV、場合によっては機動性に優れるMBTにまとわりつかれると対処できない可能性が高い。
極力単独行動は避け、背後や側面に回り込まれにくい位置取りを心掛けよう。

装甲性能

M60初期型の実車データに基くならば、車体上部は93mm厚となっており妙に薄いが、65°傾斜のため正面を向けている状態であれば実質220mm程度は備わっている。
同格以下に対しては十分な装甲厚を確保できていると言えるが、同格MBTの貫通力はそれ以上あるため、昼飯の角度においても貫通の恐れがある点には要注意だ。
ハルダウンで車体を僅かに後ろに傾けて傾斜角度を増したり、車体を僅かに横に傾ける等して、装甲の厚みを少しでも稼ぐようにしたい。
 
なお、車体下部は実車データでは55°傾斜の上部143mm厚、下部85mm厚であり、上から緩やかに薄くなる装甲をしている。スペック上の装甲厚は車体下部面の上部と捕らえた方が良い。
単純に考えると上側から250mm~150mm程度となるが、実際のゲーム内の装甲厚とは決まっていない為、参考程度に捉えて貰いたい。


砲塔に関しては数値上ではPatton 48から減じているが、防楯が大きいかつ、砲塔は正面に絞り込まれるような形状となっているため、正面を向けている限りは大丈夫だろう。


Patton 48と同じくコマンダーキューポラが明確な弱点である。
小刻みに動くなどして狙わせないようにしたいところだが、前述した運動性の悪さがここにも影響してくる。
隠れるときはしっかりと隠れよう。

火力

火力に関しては同格の中でも最下位であり、ダメージレースで不利になりやすい。
また、砲精度も低めであり、距離を取って戦闘するのもあまり向かない。
AP貫通力も225mmと、これまた最下位ではあるが、同格相手であれば問題なく撃ち抜けるため、格上に当たらない限りは困ることはないだろう。
HEATの威力の伸びもイマイチであるが、威力が1割ほど伸びるため、低めのDPMを補うには使えるだろう。
なお、格上にあたった場合は正面から撃ち抜くのは一気に難しくなるため、支援に徹したほうが無難である。


幸いにして俯角は-9.0度もあるため、車高の高さも相まって砲の取り回しに困ることはないだろう。
地形を極力活かして戦うよう心掛けよう。

総評

他同格MBTと比べると火力と機動力もそこそこに、装甲に特化したスタイルの戦車である。
装甲の信頼度は同格MBTに工夫すれば弾けるといったレベルで、お互いが貫徹する殴り合いになるとDPMの低さで分が悪い。
機動力と運動性が低いので不利な状況をひっくり返す能力に劣る為、やはり単独行動は厳禁である。
『上手く撃たせる』技術があれば、殴られ役味方の盾として機能でき、火力をその分補って貰えるだろう。
「フリーRpで飛ばしたい...」と思うプレイヤーもいるかも知れないが、飛ばした先に控えるのはさらに癖の強い宇宙船でありこれも悩ましい。
とは言えMBTに求められる能力である『耐弾性』は備わっているので、ちゃんと使えばそれに応えるポテンシャルは持っている。

史実

 M60はM46,M48と続くパットンシリーズの最終形で、当時のソ連軍新型中戦車T-54Aに対抗するため1956年11月に急遽開発が決まりました。
急な開発要請のため車体はM48A2から基本設計を流用し、改良を加える事で対応しました。
 
 エンジンをガソリンからディーゼルに変更し、変速機、冷却装置などを一体化させたパワーパック形式を採用。これにより被弾時の誘爆率を抑えるとともに燃費向上にも役立ちました。
 主砲も幾つかの主砲を試験した結果、イギリスはロイヤル・オードナンス「51口径105mmライフル砲L7A1」が最良と判断され、これは後にアメリカが独自に砲尾部を組み合わせ「105mm戦車砲M68」として制式化、搭載されました。余談ですが「L7A1」は日本の74式戦車やレオパルト1等、西側諸国第2世代MBTに広く採用されているベストセラー品となっています。
 
 試作車両「XM60」は1959年3月に「105mm Gun Tank M60」として制式化され、180両が発注、同年4月より生産が開始されました。基本設計がM48を流用していたことや外観がパットン戦車を受け継いでいたため現場では「スーパーパットン」と呼ばれました。
 その後生産は1982年まで継続して行われ、米陸軍、米海兵隊の他にもエジプト、イスラエル、イラン、サウジアラビア等、中東諸国など25カ国以上に輸出され、総生産台数は2万両あるとも言われています。
 
M60戦車は1080両余りが新規に生産された他、M48A2が230両ほど本車に改修されています。
後に発展型であるM60A3に改修されています。
 

コメント

愚痴や日記など生産性のない話題はご遠慮願います。

  • 言われるほど酷い戦車なの?T-62で対峙しての感想だけど、正面向かれるとキューポラ以外抜けるところ無いし、逆に向こうからはどこを狙っても抜かれる。一番相手にしたくない戦車だったよ。 -- 2015-10-11 (日) 22:27:51
    • こいつが車体下部を隠してたらその通りだね。ただそのキューポラを抜かれるのが痛い。運動性も底辺だし砲性能も良くない。極端に悪い箇所はないけど出来ることが少ない気がする。 -- 2015-10-12 (月) 10:19:25
    • そのキューポラが抜けちゃうってのが最強のネック T-62相手にすると砲塔抜けないしキューポラなんか狙えないしで禿げ上がること必至ですぞ -- 2015-10-20 (火) 00:42:13

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