個人的なポータブルオーディオの比較のメモ。
リスニングテスト
卒論書いたせいで文章がそれっぽいorz
実験緒言
- 同じ曲を別々のプレーヤーで聴いて主観評価
- 曲・・・GARNET CROW 「晴れ時計」
この曲はシンバルから始まり、左からアコギがジャカジャカ聞こえるにぎやかな前奏に入る。前奏が終わると演奏の音が少し引き、ボーカル&アコギメインのAメロに。少しするとピアノが加わったAメロが繰り返す。
この部分をどれくらい心地よく再生してくれるのかテスト。
ルウのGARNET CROWのお気に入り曲のひとつ。5thアルバムにも収録。聞くべし! - ポイント
最初のシンバルの``ヌケ''具合で第一印象が決まる。良いやつは『シャーン』と心地よく鳴るが、品質が低いものは『ジャー』といったよくわからん音に。
続いて前奏&Aメロはアコギがポイント。良いやつは左で親松が弾いてる感じ。なんか迫力がある。品質が低くなるとアコギのインパクトがなくなりほかの音に埋もれてしまう。
Aメロ後半はアコギとボーカル、そしてピアノの音に囲まれる感じが出せたら合格。 - 比較対象
音のソースに不公平感漂ってるのは課題だな…- MZ-RH10(Hi-MD) + Atrac3plus, 256kbps
- iPod nano + AAC, 128kbps
- W41S(Lismo) + HE-AAC, 48kbps
- イコライザの類はOFF
結果
MZ-RH10 ≧ iPod nano >>(越えられない壁)>> W41S
- 枯れた技術であるHi-MDはやっぱり優秀。
- iPod nanoは迫力十分だが広がり感に若干欠ける。音源ソースのせいかな。小さいボディでなかなかのもんです。
- iPod nanoはAAC, 256kbpsで試してみたいな。
- Lismoはやはりオマケかな。iTunes+iPodに勝てるとかは寝言。
- 最高峰と名高いHi-MD MZ-RH1とkenwoodのHDDプレーヤーは気になる。
個人的評価
ルウ所持Hi-MD | 現行Hi-MD | 携帯(Lismo) | CD | メモリオーディオ | HDDオーディオ | |
機種 | MZ-RH10 | MZ-RH1 | W41S | D-EJ885 | 持ってない | ほしい |
大きさ | ○- | ○+ | ☆(ケータイひとつ) | × | ◎ | ○ |
容量 | 最大1G | 最大1G | いまのところ1G | 700M | 数G | 数十G |
収録曲数 | △~○ | △~○ | ◎ | × | △~◎ | ☆ |
音 | ◎ | ☆(ポータブル最強の噂) | ×(酷) | ○(CDは良いが本体があまり良くない) | ○+ | ○+ |
電池もち | ○ | ○+ | ×(携帯巻き込んで電池切れ) | △ | ◎ | ○ |
録音機能 | ○ | ○ | × | × | △ | ? |
2chの評価
【HDD】音質順位決定スレ8【フラッシュ】より
A++ SONY MZ-RH1 *ノイズがない点でGB9をリード
A+ KENWOOD HD30GB9
A
KENWOOD HD30GA9
A-
Victor XA-HD500
KENWOOD HD20GA7 (ぼし所持?)
SONY NE20/920
B+
SONY NE830
Panasonic CT-710/720/730/810/820/830
SONY NWS700-S600
B
Victor XA-C109/59
Victor XA-MP***
MDウォークマン(各メーカー最上位モデル2万~) (ルウ所持このへん?)
B-
東芝 gigabeat X・S (DK所持?)
iPod 5G(LossLess WAV時) (pon所持)
C+
東芝 gigabeat G
C
SONY NW-E*・HD* (シュン君所持)
東芝 gigabeat P
SONY NW-A*
iPod nano
iRiver H-340
Panasonic SD*
D+
COWON iAudio U3/i6
iPod mini・shuffle (viva所持)
東芝 gigabeat F
D
COWON iAudio X5 ≧ M3 (G所持)
CREATIVE ZEN Neeon iriver
D- CREATIVE ZEN micro・muvo (RS所持?)
E+ CREATIVE nanoplus
E- 日立 HMP-1
2ch評価その2
○音質こだわり派の為の、このスレで話題になるプレイヤー集○
※あくまでも高音質で聴くことにポイントを絞った情報で、
使い勝手等の情報はそれぞれのスレを参照してください
KENWOOD HD20GA7/HD30GA9/HD30GB9
長所
・クリアデジタルアンプ搭載
・Supreme搭載(失われた高音を補間する機能)
・HDDのため、ロスレスで多くの楽曲を入れられる
短所
・ロスレスだと3時間も持たない
・価格が5万前後と高価
・若干ホワイトノイズが乗る
総評
・現状では一番総合評価が高い。あとはホワイトノイズの改善が望まれる。
SONY NW-S700/S600
長所
・ノイズキャンセル(以下NC)機能を本体に内蔵。
・ソニーの従来モデルの短所だったホワイトノイズを軽減(完全になくなったわけではない)。
・50時間(132kbps時)もの長時間再生のため、ロスレスでも長時間聴ける。
・付属イヤホンにそこそこ良い物を使ってる。
短所
・デジタルアンプ非搭載
・5極プラグなので、普通のイヤホン(3極)だと音楽は普通に聴けるものの、NC機能が使えなくなる
総評
・ホワイトノイズ軽減、ロスレス対応、長時間再生にしたことにより
シリコンP最高音質最有力に躍り出た機種。
付属イヤホンにも多少拘っており、高級イヤホンを買い足さなくて良い分、
コストパフォーマンスは高め。あとはデジアン搭載を期待。
panasonic D-snapシリーズ
長所
・デジタルアンプ搭載。
・最上位のSV-SD800Nはノイズキャンセル機能付きのイヤホンが付く。
・30時間もの長時間再生(バッテリー交換可)。
短所
・ロスレス非対応。
・64~128MのSDカードしか付いておらず、別途SDカードが必須ため結局は高価になる。
総評
・NW-S700/S600に高音質シリコンP需要を奪われた感あり。
ロスレス対応とコストパフォーマンス改善に期待。
Apple iPodシリーズ
長所
・高出力のため、高インピーダンスの高級イヤホンが使える。
・ホワイトノイズがほとんど無い。
短所
・元々の音質が良くない。
・デジタルアンプ非搭載
総評
・音質に拘るならiPodは微妙。
音質よりもコストパフォーマンスやソフトの使い勝手で選ぶならお勧め。
【番外】MZ-RH1(SONY)
・恐らくポータブル最強音質。ホワイトノイズが殆ど乗らない。
リニアPCMでの生録も可。しかしHiMDな上に価格も4万と高価。