Nyanchan sugoroku DX

Last-modified: 2015-12-21 (月) 18:44:25

にゃんちゃんすごろくDX

ジャンル:ボードゲーム
作者:にゃんちゃん

概要

「にゃんちゃんすごろくDX」とは、にゃんちゃん氏作成のボードゲーム。簡単に言うと桃鉄風すごろく。
4人(COMも含む)で、日本中を駆け回り、決められた期間で資産を稼ぐという経営シミュレーションゲーム。最終的に順位を競うことになるため、プレイヤーは日夜資産稼ぎや妨害に励むことになる。

基本的なルール

このゲームでは、まずプレイする期間(年数)を指定する。各プレイヤーは1か月に1つの行動を行うことができるので、年数X12回の行動でもって、最終的な順位を決めることになる。
ゲームを開始すると、プレイヤー全員が北海道の最北端に立ち、最初の目的地が設定される。目的地に到着すると多額の報酬や特典がもらえる他、最後尾のプレイヤーにお邪魔キャラとしてデビルが取りつく。従って、基本的には目的地を目指して資金を稼ぎ、得たお金を投資していく流になっている。
進路となっている日本の各地には、さまざまなイベントを起こすマスがある。例えば、少額の資金をもらえるマネープラスマスや、特殊な効果のあるカードをもらえるカードマス、物件を購入できるマス等がある。
プレイヤーは、これらのマスを活用しながら資産を稼ぎ、勝利を目指す。それが、このすごろくゲームの基本的なルールである。

特徴

物件

ゲームの舞台となっている日本には、食品・農業・コンビニ等さまざまな物件が点在しており、プレイヤーがこのマスに止まると、その物件を買収することができる。買収した物件をその年の末まで保持していると、一定額の収入を受け取ることができる。
本作の物件は、ゲーム開始時にランダムな位置に配置されるため、ゲームを新規にプレイする都度、その配置が変わる。このため、北海道に水田がいっぱい出てくることもある。ただし、サトウキビ畑など一部の物件は、他県には出現しないようになっている。

デビル

本作のお邪魔キャラクターで、いわゆる貧乏神。プレイヤーのいずれかが目的地に到着した時、目的地から起算して最も遠いプレイヤーに取りついてしまう。
デビルは、プレイヤーのためにと努力をするが、カードを価格の2倍で買ってくる、誤って他人の物件に投資してしまう等、迷惑な行動をする。また、他のデビルに変身することがある。
デビルが取りついたプレイヤーが他のプレイヤーの位置を通過すると、通過したプレイヤーにデビルをなすりつけることができる。ただし、逆にデビルの取りついているプレイヤーを通過しても、デビルをもらってしまうことは無い。

さまざまなイベント

ゲーム中には、時期や場所に関するさまざまなイベントが発生する。
例えば夏(6月~8月)に東北地方の各県のマスに止まると、お祭りイベントが発生し、カードを引くことができる。また、接触すると手持ちのカードを食べてしまうお邪魔キャラ「カードイーター」がフィールド中に大量出現し、一年間乗り切るというイベントなどがある。

特殊なプレイモード

このゲームには、資産を競う以外にもさまざまなモードがある。例えば、目的地に到着した回数を競う「目的地王モード」や、日本全土のマスを通過する「日本一周モード」などがある。
一部のモードは、隠しモードになっており、特定の条件でゲームをクリアしないと遊ぶことができないようになっている。

遊ぶために必要なもの

このゲームでは、画面描画は行われていない。従って、遊ぶためにはスクリーンリーダーとキーボードが必須である。
スクリーンリーダーは、クリップボード読みのできるものの他、PC-Talker・95Reader・NVDA・SAPI5等に対応している。

関連項目