博麗 霊夢

Last-modified: 2023-09-10 (日) 14:57:55

「悪い方は必ず負ける」という人生観

霊「ねぇ あんた 依姫(あいつ)に勝てると思う?」
レミ「負けるはずがないよ 弱気だねぇ」
霊「いつもの妖怪退治なら負ける気がしないんだけど……今回悪いのこっちじゃないの 
   月に攻めてきたわけだし
  悪い方は必ず負けるのよ」(漫画15話)

妖怪退治以外は苦手

魔「おいおい お前らしくないなぁ」
霊「前の神奈子の時と言い 今回といい 調子狂うなぁ」
依「貴方は力の使い方を間違っている 修行が足りない」
霊「……大体ねぇ 私は妖怪退治の専門家なの 
  相手が神様だとどうも勝手が違うのよね もっとこう
  倒して然るべき相手が──」
咲「もう飽きて寝ていますわ」
霊「あーあ! もっと妖怪らしい妖怪を退治したいねぇ! 地獄の鬼とかさあ」

小銭を拾う霊夢

「ふーん、月の都じゃ踊って神を呼ぶのねー」

霊夢は投げ込まれた小銭を拾いながら言った。気が付くと人だかりはまばらになっていた。

依姫は霊夢に「お金なんて拾わなくても良いの」とたしなめ、手を引っ張った。(小説最終話)

食べ方が汚い霊夢

「口に物を入れたまま喋らない。これだから地上の人間は」依姫が厳しく叱ると、
霊夢は恥ずかしそうに黙って料理を飲み込んだ。(小説最終話)

怖がる霊夢

豊姫は大きな甕から何やら魔法の液体を掬い、グラスについだ。
それを出された霊夢は、一瞬警戒した。
「これは永遠の時間をかけて漬けたお酒です。地上では味わうことができないお酒ですよ」
「毒とか入ってないよね」
「月では殺生は好まれないですからね」
そう言って、豊姫は霊夢に差し出したお酒を自分で飲み、代わりに自分のお酒を差し出した。
それを見て霊夢は警戒しつつも、お酒を手に取る。

月の文明にハマる霊夢

霊夢「見た目古い扉は触れずに開くし 本に書かれた文字は拡大縮小自由自在だったわ。
    何より住んでいる人たちがみんな明るくてね」(漫画20話)

霊夢「そもそもこんなに寒いのに水遊びってねえ あーあ、月の都は暖かかったなあ。
    まさかこんなに神社が冷えるなんて…」(小説最終話)

月を批判する霊夢

隣では酔っ払った霊夢と輝夜が何やら話をしている。
月の都って、思ったより原始的ね。建物の構造とか着ている物とかさぁ
輝夜は笑った。
「そう思うでしょう? だから地上の民はいつまでも下賤なのよ
「どういうこと?」
「気温は一定で腐ることのない木に住み、自然に恵まれ、一定の仕事をして静かに将棋を指す……、
遠い未来、もし人間の技術が進歩したらそういう生活を望むんじゃなくて?」
霊夢はお酒を呑む。
「もっと豪華で派手な暮らしを望むと思う」
「その考えは人間が死ぬうちだけね。これから寿命は確実に延びるわ。その時はどう考えるのでしょう?」
「寿命を減らす技術が発達するんじゃない? 心が腐っても生き続けることの無いように」
その答えに輝夜は驚き、生死が日常の幻想郷は、穢れ無き月の都とは違うことを実感した。(小説最終話)