きゅうけつき

きゅうけつき(吸血鬼)

ちをすい しはいすることで けんぞくをふやす いまわしき けつぞく。
そのやぼうは いちどは ついえたが はじめての “し"のなかに あらたな かのうせいを みいだした。

初期性能

”きゅうけつき”は、Buriedbornesになりながらも己の自我を残している
珍しい種族です。彼女は、生前に成し得ず一度はついえた己の野望を、
新しい命と力を利用して実現する方法を画策しています。

Buriedbornesの術は「死体を修復し、魂を失って空になった肉体の操縦席に
術者の魂が入る」というものです。（中略）
吸血鬼が例外なのは、吸血鬼は肉体がどれだけ損壊しても魂は失われないため、
Buriedbornesとして復活した後も自我を残しています。
しかし、魂を受け入れて術者の操作を受け付ける事も出来ます。
その気になればいつでも逃げられるが、逃げるべきタイミングを伺い続けている状態です。
（それぞれ作者のTwitterより）

初心者オススメ度

2/5 ★★☆☆☆

のろいの けつぞくによるしぜんちゆをどのように活かすかが問われる職業。
初期スキルは効果の高いものが揃っている反面、CDが長い。
自傷ダメージにより序盤は常にHPゲージが乱高下するのでHP管理が難しい。
防御能力はHP2枚だが、実質1枚になるのでかなり脆い。
何らかの形でフォローしないと苦しいだろう。

特徴

2016/12/14　シーズンイベント「そうせつ」にて登場。

初登場時とVer1.4.3とで正反対の個性がつけられた珍しい職業。
初期スキルのダークストリームとサモンデーモンがバリア消費からHP消費型になったのが大きな変更点。
この自傷ダメージを初期装備のバリアと生まれ変わった「のろいの けつぞく」のしぜんちゆで補っていくスタイルとなった。
更にVer3.6.0でバリアがしぜんちゆへと変更されたので、よりしぜんちゆに特化したスタイルへとなった。
実装当初と比べるとチグハグだった装備・スキルにシナジーが生まれ、長所短所がハッキリ見えるようになったが、
装備にめいちゅうがついていないといった点には手が入っていないので、癖がある・安定しづらい職業であることは変わりないだろう。

職業固有効果「のろいの けつぞく」によるしぜんちゆの回復量は最大HPの25%分、初期状態だと装備によるかいふく+40%も加味されて最大HPの35%分になる。
「むしんこう」を持っていればこれが5倍となり、毎ターン最大HP以上に回復をするようになる。

また、戦闘を組み立てる上で、しぜんちゆとその他ダメージの処理順は覚えておいた方が良い。
ターン消費スキルを使うとスキル使用前に『しぜんちゆ→ちえんダメージ』(Tスキルならスキップ)、スキル中に『はんしゃダメージ→HP吸収/きゅうけつ』、スキル後に『自傷ダメージ→けいぞくダメージ』の順番で処理される。
よってけいぞく・自傷ダメ―ジをのろいの けつぞくで相殺する事は出来ない。
逆にHPが少ない時にダークストリームを使っても、まだのろいの けつぞくで回復してから自傷ダメージで削られるので、倒しきれれば生き残れることもある。

また、これらの処理順の関係からオーバーヒールを有効活用するには、しぜんちゆを挟まないようにサモンデーモンの自傷ダメージで最大HP以下にしてから「にんじゅつ」「かげわたり」でTスキル化した「ドレインバイト」や回復スキルを使用するなど一工夫が必要となる。

「いだてん」によりCDの増加(スロー、うらみ、スタン、あくむなど)を防げる。
高難易度ダンジョンのいくつかはこの能力が必須となるし、低難易度ダンジョンでも安定してスキルを回せる。
Ver3.6.0から持たされた「タフネス」により状態異常の消化が倍速となる。
ちえんダメージの発動も早まるため注意。

初期スキルによる自傷ダメージの上限は「げんかいとっぱ」の影響を受けるため「HPブースト」「わざあり」などで疑似的な限界突破を目指す場合、自傷ダメージの最大値を9999に抑える事が出来る。
ジャガーノートの枠節約の為に覚えておいて損はないだろう。

長所

• 常にHPが回復する。
  • 未強化なら自傷ダメージにより減ったHPを次のターンに補うくらいしか出来ないが、強化すれば使い道は色々ある。
• 状態異常から回復するのが速い。
• 初期スキルが強力。
  • ダークストリームは最高峰の威力を誇るスキルで命中率も悪くない。
    サモンデーモンもついげき付与スキルとしては最高峰の威力。

短所

• 回復が出来ない状況に弱い。
  • こうおん部屋やしゅっけつ状態など。
• 防御が脆い。
  • 実質HP1枚しかない。

攻略

防御面も心許ないがまずは攻撃面を整える必要がある。
CDが重いスキルばかりなのでホーリービットなどの軽いスキルを拾って攻撃が途切れないようにしよう。
攻撃さえしていればサモンデーモンによるついげきで雑魚は大体倒せる。
時折ドレインバイトでもHPを回復しておけば早々に沈むことは無いだろう。
イーグルアイなどで命中面も補えると更に安定する。

問題の防御面はじっくり腰を据えて強化していく必要がある。
HP回復はのろいの けつぞくや装備によるしぜんちゆ、ドレインバイトなどによるHP吸収(きゅうけつ)に頼るので、手始めにそれらの回復量を上げよう。
装備に付くかいふく+n%の数値を高めたり、むしんこうやきゅうけつ+n%を拾うのが有効。
イベントでオーバーヒールを獲得できると安心。
HP自体を伸ばすのも有効なので装備で伸ばした上に、イベントでさいだいHP+n%も拾い集めたい。

常に乱高下するHPの管理をこなせるかがきゅうけつきでの攻略の鍵となる。

部屋効果

得意

苦手

オススメ スキル

ダークボルト・ホーリーブレス

しんこうメインでビルドを固めようとしている場合はこちらを見つけたらさっさと乗り換えてしまっていい。
特にダークボルトはCDが軽めなので他のCDが重いスキルの隙間を埋めてくれる。

Tエンジェルライト・Tこんじょう

それぞれかいふく+100%、かいふく+400%を5T付与する。
前者はリロールを頑張れば拾えるので+3まで強化すれば状態異常対策にもなる。
後者はアミュで持ち込まなければ見る機会はほぼないが、後述の「むしんこう」と併せればドレインバイトの回復量が2600～3000%まで膨れ上がる。
「きゅうけつ+n%」にも効く。

Tちの きょうてい

効果が「のろいの けつぞく」との合算扱いになるため、後述の「オーバーヒール」「むしんこう」と組み合わせれば一度に大量の超過HPを獲得できる。
また「シールドへんかん」を加えると最大HPの2.2倍のシールドも得られるようになるのでこうおん部屋対策にもなる。
(ちえんダメージは戦闘終了時点で自動的に解除される)
Ver3.6.0からタフネスを得たので猶予ターンが半減したがそれでも有用。

Tヘイトレッド

HPが減った割合の2倍分のきょうかを得る。
自傷ダメージで自身のHPを大きく削るためそこそこの効果量となる。
オーバーヒールを拾うと出番は一気に減る。

たいようの きょうてい

デメリットの+クールダウンをいだてんで無効化出来るのでお手軽にバリアを張れる優良スキルとなる。

オススメ ラボパーツ

むしんこう

回復スキルで直接回復できなくなるが「のろいの けつぞく」や装備によるしぜんちゆ、「ドレインバイト」やきゅうけつ+n%による攻撃依存の回復などの回復量を5倍にする。
かいふく+n%とは加算ではなく乗算する関係なので爆発的な回復力となり得る。

オーバーヒール

耐久力の足りないきゅうけつきにとって、生命線となる効果。
戦闘後も効果が持続する。
初期スキルの自傷ダメージはバリア・ジャガーノート+n%などで予防しよう。

ジャガーノート+80%

自ターン中に受けるダメージを0ダメージにする。
対象はけいぞくダメージ、ちえんダメージ、はんしゃ、きょうめん、だんまつま、自傷スキルなど。
ダークストリーム・サモンデーモンと2つの自傷スキルを持つきゅうけつきとは相性が良い。
ただし0ダメージでもバリアがあれば消費される。

バリア+2

スキルがバリア消費型からHP消費型に変わったが、確率で自己ダメージをバリア1枚消費に置き換えてくれる。
仕様上、枚数が多いほど発動率が高く、低い耐久力を補う上での重要度は相変わらず高い。
イベントである程度は集められるのでラボに空き枠があれば突っ込んでおく程度で良い。

きゅうけつ+20%(+30%)

ドレインバイト以外の攻撃でもHP回復効果が付く。
後述の「オーバーヒール」を活かすなら多段攻撃スキルよりは単発大ダメージスキルの方が相性が良い。
とは言え単発威力でダークストリームを超える信仰/技量スキルはバックスタブ(360)、グランドクロス(400)、やみの きょうてい(800)だけなのでそこまで気にせずとも問題ない。

バイタリティ

バリアを得る度にさいだいHP+25%[5T]に変換する。
(バリアは強制的に消費され、消費した枚数分バフを得る)
オーバーヒールと組み合わせる事で、連戦の過程で最大HPをかなり上積みできる。

いばらのみち・しゃけつののろい

のろいの けつぞくで毎ターン回復出来るので継続ダメージを受けるこれらの能力も採用しやすい。
揃えると自傷ダメージと併せて最大HPの50%以上削ることもあるのでHP管理には注意。

ブラッドストリーム

まけんしの職業固有効果のレアパーツ。
初期装備の自傷スキル2種がそのまま自己強化（累積）に繋がる。
自傷スキルの使用がトリガーなので自傷ダメージをバリアに阻まれた場合でもきょうかは付与される。

ちのよろこび

自傷ダメージをHP回復(最大HP100%)に変えてしまうレアパーツ。
利便性は言わずもがな。
オーバーヒールを活かしたいなら自身のHPを削れないことが足枷になることもあるので注意。

しんとう

HPに1以上のダメージを受ける度にけいげん35%を3ターン得られるレアパーツ。
直前に戦闘をしておけばけっかい部屋でも1ターンは保つ。
ダークストリーム+継続ダメージなら次の部屋の開始時に70%[2T]、にんじゅつ込みでサモンデーモンも使うなら105%[2T]残っている。

オーバーヒール中に自傷を受けても反応する。
前述の「いばらのみち」「しゃけつののろい」で継続ダメージを入れると毎ターン1回は機能する。
シールドやバリアで防いでしまうと動かない。
併せてかくさんバリアも導入する、捕獲装備やでんせつのぶぐを拾ってバリアを捨ててしまうなどの動きが必要となる。

けんろう

HPに1以上のダメージを受ける度にけいげん95%を1ターン得られるレアパーツ。
ダークストリームなどターン消費型の自傷スキル、継続ダメージ、遅延ダメージで発動させれば、敵のターン目前で発動して次のターンまで持続する。
ただよう あくしゅうと組み合わせればダークストリームだけで常にけいげん95%となり、けっかい部屋対策が可能。
注意点はしんとうと一緒。

オススメ まのけいやく

ふなのり

「かっせいか」により最大HPを超えて回復する度に「スキルブースト」を得る。
しぜんちゆ、HP吸収攻撃を持つので発動の機会は非常に多い。
「オーバーヒール」「しぜんちゆ+10%」も嬉しい。

オススメ もちこみアイテム

オススメ でんせつのぶぐ

バビロン

きゅうけつ+20～25%を得られる。
ラボで持ち込んでいれば合算で40～55%となりHPに困ることはほぼ無くなる。
「めにはめを」も優秀。

はかいし

「しりょうじゅつ」によりサモンデーモンなどによるついげきで与えるダメージが倍増する。

きたの せんし

「きょうじん」により敵からのダメージを和らげる。
自傷ダメージには効果がないので注意。

ビヒモスハイド

ビヒモスの捕獲装備。
「むしんこう+1」が確定で付く上に腐る能力が無い。

アザゼル

だてんしの捕獲装備。
「オーバーヒール」が確定で付くのでイベントで得るまでの繋ぎに持って来い。

似たしょくぎょう

まけんし

自傷効果を持つスキルを所持する職業。
HP2枚だがそれ以外に防御能力が無く、きゅうけつきとは別の打たれ弱さを持つ。

ダークプリースト

しぜんちゆを頼みとする職つながり。
こちらはシールドに変換されていく。

バイキング

しぜんちゆを頼みとする職つながり。
こちらはオーソドックス。

そとなるもの

こちらも自傷効果を持つスキルを所持する職業。
シールドを外せないので戦術の組み立て方は大きく異なる。

ビルド例

いくせいきゅうけつき(v2.7.0)

汎用のかくさんバリア+ぶんしんをきゅうけつきに合わせたビルド。
詳細はこちら。

月の使徒ドラゴン吸血鬼(v2.8.0)

つきのおんけい、しとのしめい、きゅうけつ、ドラゴンオーラを合わせて、攻防バランス良く伸ばしたビルド。
きゅうけつてんしの原型でもある。
詳細はこちら。

白い瞳の吸血鬼(v3.2.0)

しろいひとみ、へいおんを合わせて、バリアの確保とスキルの高速育成が可能なビルド。
詳細はこちら。

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