ふていけい

ふていけい(不定形)

およそ いきものとも おもえぬ ふていけい。
しかし たしかに Buriedbornesの じゅつが こうし できる いじょう かつては にんげんであり
なにかの りゆうで しんだものと みられる。

初期性能

初心者オススメ度

3/5 ★★★☆☆

運の要素が極めて大きい職業だが、何から何まで運任せという訳ではない。
下記にもあるように事前の準備でできることも色々ある。つまり資産が必要になる。
もっともそのままでも運次第では奥まで進める(かも知れない)ので、その意味では初心者にも大いにチャンスがある。

特徴

2017/11/15　シーズンイベント「ひょうが」にて登場。

あまりに異質な、他とは全く一線を画す職業。
まず装備の概念がこの職業には(ほとんど)ない。
なきがらマスに入ったりレベルアップしても装備入手画面すら出ない。
でんせつのぶぐも一切持てず、あやしげな たびびとの装備強化などもスルーされる(装備効果の追加は可能)。
装備効果がないので装備劣化は全く怖くない。
ただし、あやしげな たびびとにより追加された装備効果はメッキがないと劣化の影響を受ける。

代わりに用意されているのが「むげんの かのうせい」。
この職業はレベルが上がった際に、装備ではなくランダムな永続効果を得られるようになっている。
もっともそれも運任せであり、毎回確実に得られる訳ではない。確率はむしろかなり低いと言える。
良い効果を期待して頑張ってレベルを上げていこう。
能力を得られた時もアナウンスは特にないので、その都度自分で確認する必要がある。
ver2.6.4より能力獲得時にアナウンスが表示されるようになった。

メインウェポンの「はじける」は先制発動で戦闘ごとに毎回使える上、自分にはいりょくが付与される。
使うごと戦うごとに火力を自家発電できる。
戦闘の間を空けたりきゅうそく部屋に入るとしぼんでしまうので注意したい。
「とりこむ」はけいけんち+100%の付与と共に即死攻撃を放つ。
即死攻撃を主体とするならCD問題を解決し、かんつうを高める必要がある。
けいけんちを付与するスキルは希少で、これを軸とするビルドもあるほど。
合間で使っておけばレベルアップを促進するのに役立つ。
「つかまえる」は敵に大量のスタンを与える。
いだてん持ちにはていこうされるが通じる相手には非常に効果が高い。

職自体のパラメータはいりょくに分類される(と推測される)ため拾えるスキルは大半が消耗品とフォーカスなど支援スキル。
攻撃スキルは比較的出にくい(ワーラビットほどではないが)。

ひたすら運次第だが、楽しめるなら病みつきの職業となるだろう。

長所

• むげんのかのうせいがもたらす、まさに無限大のギャンブル性とロマン性。上手くいけば他の職業やでんせつのぶぐの固有効果が集まり、とてつもない化け物が誕生する……かも知れない。
• 本体そのものも、圧巻の12枚バリアと優秀な初期スキルのおかけで攻守共に基礎は十分。仮に良いえいぞくこうかが得られなくても、多少の準備をしてやればそのまま戦っていけるだけの底力は持っている。
  • 「良いものが引けないと戦えない」のではなく、「どんなものが引けるか楽しみながら戦える」ほどの余裕がある。ここが他のギャンブル型しょくぎょうとの決定的な違いと言える。
• はじけるで少なからずいりょくが付くので、大抵のスキル・ビルドを扱える。
  • 精々HP型のビルドが作りにくいくらいで、それ以外の好き嫌いは少ない。あり合わせのラボパーツやまのけいやくでも意外と形になったりする。

短所

• 最大の敵は自分自身のむげんのかのうせい。
  どんな能力も選択の余地なくついてしまう上に任意では外せない為、一つ相性の悪い効果を得るだけで即終了の危険を常に持つ。
  • ふどうやたんじゅんが付いた結果、はじけるのいりょく付与が阻害されいきなり火力が無くなる。
    しゅげんどうやでんとうが付いた結果、せっかくの12枚バリアが丸ごと没収される。
    さなぎが付いたせいでそもそも殴れなくなって詰む。
    …などなど、エクストリームな死に様エピソードには事欠かない。
  • 単体では有用だったり、そこまで問題なかったりしても、組み合わさることで致命的なデスコンボとなる能力もある。
    これのせいで、他のバリア職ではようせいのはねの補強策となるせいしんたいも、ふていけいは迂闊に使う事が出来ない(バイタリティと組み合わさるとHP1の丸裸にされてしまう為)。
• スキルレベルが非常に上げにくい。
  初期スキルのレア度と、いりょく型の抽選テーブルが悪い方向に噛み合ってしまい、ただでさえ攻撃スキルが出にくい中でもさらに出にくくなってしまっている。

攻略

初期スキルは強力なものばかりなのでいずれかを軸とすると良いだろう。
何度か修正され弱体化したとは言え一番使いやすいはじけるを活かしていくのが分かりやすい。
はじけるで敵を削って、付与されたいりょくを拾い集めた筋技魔信依存のスキルに乗せるのがベーシック。
道中はむげんの かのうせいで得た効果にスキルを合わせていくしかない。

基本的に装備は得られないが、確率こそ低いものの旅人イベントでは装備に効果を付与する事が可能。
もし遭遇出来たならしっかり吟味したい。
難易度にも拠るが、最も優先したいのはメッキ（そうびれっかに耐える。かいじゅ等でむげんのかのうせいが消えた時、装備から戦略を組める）
次点で%ではない＋系の能力（そうびれっかで0になるが、へんぼうがつけば値が変動し戦力になりうる）

101Fまでいけると確信できるほど良い効果が集まればレベルアップを止めることも考えておきたい。
後述のロノウェ、こうこがく、とりこむ+しぎんなどによる過剰なレベルアップなど手段はいくつかある。
状況に合わせてやりやすい方法を選択したい。

部屋効果

得意

苦手

オススメ スキル

ディバインストーム・ソードダンス

はじけるで付与されたいりょくを活かす複合スキル。
若干命中が劣るりゅうせいだ、若干威力が劣るむそうらんぶ、威力は劣るがTスキルのきょくげいなども使える。

Fはじける

複数持っても先制使用されるのは一つだが、使えば使うほどいりょくが高まるので複数持つのもアリ。
リロールを頑張ればある程度は拾えるのもポイントが高い。

Tしとつの かまえ

Ver3.4.3よりかんつうが効けばきゅうしょかいひを無視できるようになった。
とりこむによる即死攻撃を主体とするならセットで運用すると良い。

T5Bかぜの きょうてい

いちじんの かぜを5T付与する。
つかまえるが全て当たればCDを一気に30消費出来る。
CDは1までしか減らない(ずっと俺のターンにはならない)点と、いだてん持ちの敵にはスタンが通らない点に注意。

オススメ ラボパーツ

けいけんち+20%・ボスボーナス・いばらのみち・せいせいどうどう

とにかくレベルを上げてナンボである。
いばらのみちはけいぞくダメージ、せいせいどうどうは移動できる部屋が半減するデメリットがある。
上記の効果を組み合わせた場合、ボスボーナス・いばらのみちは乗算され、それ以外は全て加算される。
一度にレベルが複数上がった時でも効果獲得のチャンスは一回だけなので、序盤は機会のロスが起きがちになる。
中盤以降で安定してレベルが上がるメリットの方が大きいのでこのぐらいの弊害は甘受すべきなのだが、一応頭の隅には置いておくこと。

げんかいとっぱ(+1)

ふていけいはこれが無いとバリア+12を得られない(+9で止まる)ため最初からハンデを負うことになる。

いりょく/レベル+20(+30)

装備を拾えないため、はじけるのいりょく付与に頼らなければいけないという弱点を克服できる。

かんつう+40%(+50%)

フロアボスなどへも即死攻撃を通したいなら必要。
1つだと心もとないので2つつけた方が手堅い。

にんじゅつ

はじけるにより付与されるいりょくをより多く重ねたいなら必要。
無い場合だと開幕のはじけるでワンパンしても2Tに1回の付与だが、ある場合だと1Tに1回の付与となる。(最大2.5倍差になる)

いだてん

ひとすじなわととんこうじゅつ、エレメントフォーカスを所有してしまうとCDが増加し続ける。
これがあれば、その詰み対策となる。
殺られる前に殺ることが基本のため、てんちでは必須に近い。

きょうせんし

防御はバリアに頼るので実質デメリット無し。
はじける主体で戦うなら優秀。

ききみみ

旅人による装備への能力付加を期待するなら欲しい。
きんりょくなどの火力ステータスが付けば旅人イベントでの更新も期待出来る。

あらし・ふじん

前者は敵へダメージぞうか50%を、後者は自身へきょうか+100%をはじけるで毎戦闘開始時に4回発動する。
はじけるだけで戦っていくなら欲しい能力。
この能力だけに限らないがむげんの かのうせいでふどうなどを取得してしまうと一時効果の付与系の能力は無効化されるので注意。

そうめい

けいけんち+100%。
ボスボーナスやいばらのみちで物足りないなら。

うれい・めばえ・むげんぞうしょく

前者はバリア獲得量を倍増、後者は戦闘開始時の初期バリアを倍増する。

防御はバリアにしか頼れないのでバリアはいくらあっても良い。

むげんぞうしょくはHP回復とシールド獲得を捨てる（初期シールドは得れる）代わりに3倍にする。
HPは無いに等しく、シールドはむげんのかのうせいがあるうちは期待できないので、選択肢としては秀逸。
バリア12枚のお陰で、かんつうとかくされたてと併用するとほぼ常時そくし！をばら撒けるようになるが、敵のかんつうであっさり貫かれるので注意。

こうこがく

取得経験値が1になる代わりにうんのよさ+100。
むげんの かのうせいを拒否する。
持ち込みだけでビルドが完成するなら不安要素を排除出来る。

ダイアモンドダスト

攻撃がクリティカルする度に「ランダムなスキル1つのCD+5」が3回発動する。
いっぱつねらい(+そげきしゅ)と組み合わせるとはじけるでCD+5が12回発動し敵が動くことが希になる。
他のスタンとは異なりいだてん持ちにも効くので安定性は高い。
Ver3.6.3ではいだてんに防がれる。

いちじんの かぜ

かぜの きょうていの項と同様なので省略。

てんちの みょう

はじけるのいりょく、とりこむのけいけんちを倍増する。

したいくだき

直接攻撃が割合ダメージになる。
はじけるでHPの大半を吹き飛ばせるので戦闘を安定して行える。

ゆめの あじ

敵にスタン(+クールダウン)を与える度に同量のバリアを得る。
つかまえるで大量のバリアを得られるようになる。

ようせいのはね

フェアリーの職業固有効果のレアパーツ。
ふていけいは防御面ではバリア以外に頼るものがないので付けておくと安心感が増す。

やみの ちから

あんこくきしの職業固有効果のレアパーツ。
開幕のはじけるならバリアを防御で消費する前に撃てるので効果は高い。

オススメ まのけいやく

そげきしゅ

攻撃を必中化する。
はじけるはCDが増えても先制攻撃として使う分にはデメリット無し。
元々CDが大きいとりこむは1増えたところで大差は無い。
こううんなドジやいっぱつねらいが付いて命中半減するリスクも回避できる。

るてん

ふどう、たんじゅん、ゆらぎが付くリスクを回避できる。
いきなり立ち回りを変えるのは難しいので安定感がやや向上する。
ふどうの かまえで付与量自体が減るのは避けられないなどのリスク要因は残る。

ごうりしゅぎ

3つの初期スキル全てを強化できる。はじけるは火力もいりょく付与量も倍増。
とりこむはけいけんち+150%を得られる。

はごろも

「うれい」を得られる。
「テレポート」も嬉しい。

れいけつ

「ダイアモンドダスト」を得られる。
「きゅうしょ+15%」「ひっさつ+3%」も嬉しい。

かいぞく

「いちじんの かぜ」を得られる。
「ドレッドノート」でCDが増えるので注意。

たいようの おんけい

「てんちの みょう」を得られる。

かぜの おんけい

「ゆめの あじ」を得られる。
「からめとり」「ついかこうどう」も嬉しい。

むらさきの ひとみ

「むげんぞうしょく」によりHP回復、シールド獲得が出来ない代わりにバリア獲得量を3倍増する。

しずけさの おんけい

「かくされた て」によりバリア数に比例したひっさつを得る。
「バリアきょうか」も嬉しい。

オススメ のろいのかくさん

ロノウェ

「のろいの かくさん」の一つ。
自分のレベルが全く上がらなくなる。
一見致命的なマイナス効果だが、これ以上要らないというほど十分に永続効果が揃った状態でこれを受け入れれば、
「レベルアップ時に以降の攻略が破綻しかねない永続効果を引いてしまう」リスクを完全に防止できる。
もちろんはじけるの威力も頭打ちになるので、そのまま100Fを突破できる確信があるのが大前提となる。

オススメ もちこみアイテム

ひみつの やくびん

せきぞう部屋による石化と、どくばりによるカウンター毒の対策に。
この2種類はバリアで吸わせられない状態異常なので、治療手段としてこれを持ち込むと良い。

オススメ でんせつのぶぐ

似たしょくぎょう

きょじん

装備に制限がある職つながり。
実態は真逆。

しっこうしゃ・カロン

即死スキル所持つながり。

ビルド例

るてんふていけい(v3.0.5)

るてん、ごうりしゅぎ、あらし/ふじんを合わせて、苦手の克服を目指したビルド。
詳細はこちら。

かぜの ふていけい(v3.0.5)

かぜのおんけい、かぜのきょうていを合わせて、敵に大量のスタンを与えつつ同時に自身のCD消化をしていくビルド。
詳細はこちら。

とりこむ+しぎん(v3.3.5)

汎用のむげんのやみ、権力+テンペスト、育成+使い込みの複合派生型。
主要スキルの1つを初期所持するので作り上げやすい。
詳細はこちら。

ずっととりこむ(v3.4.5)

ずっと俺のターンでとりこむを撃ち続けるビルド。
詳細はこちら。

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