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市場調査の事例

Last-modified: 2009-10-09 (金) 12:18:09

メンズビューティー市場の動向
〜10代・20代を中心に男性化粧品市場は拡大傾向〜

2007.08.13

2007年ニュース一覧

マーケティングリサーチ最大手の株式会社インテージ(本社東京都千代田区、代表取締役社長:田下憲雄)は、男性用化粧品(注1)の動向とその背景分析について、同社のパネル調査サーピス(SRI(*))2002年〜2006年のデータ、および消費者パネル調査・パーソナルアイ(PE(**) )2006年のデータをもとに、男性用化粧品の動向とその背景分析についてまとめた。
(注1:スキンケア、シェービング関連を中心とした顔周りカテゴリー。ヘアケア、デオドラントは除いている)

 

分析者:マーケット・アナリスト 茜ヶ久保佳子(あかねがくぼ けいこ)
<株式会社インテージ パネルリサーチ部>
ここ数年の男性用化粧品の市場拡大は、10代・20代を中心とした肌を美しく、清潔にする目的をもった洗顔やスキンケアカテゴリーの拡大によるものであった。
今後の成長要因としては、外観にこだわる若い男性を飽きさせずに購入につなげていく一方、中高年男性の美意識と商品コンセプトがどう合致し、購入につなげられるのかによるのではないか。例えば、過去の女性用化粧品から需要が拡大したパックや油とり紙のブームのように、現在の女性化粧品市場でもてはやされているアンチエイジング対応商品が中高年男性にスキンケアとして広がっていく動きがあれば、さらなる拡大が予想される市場だといえよう。

  • 男性化粧品の中でシェービング関連は縮小傾向、スキンケア、洗顔、洗顔+ボディシートは拡大傾向
  • 2005年以降の市場拡大の要因は、10〜20代向けの皮脂コントロール機能のあるスキンケア商品ラインのヒットと推測され 男性化粧品の購入層は20代が中心
  • カテゴリー別の購入率は、シェービング関連は中高年、洗顔、洗顔+ボディシート、スキンケアは10代、20代が高い
     
     
    男性用化粧品の市場動向
    1. 男性用化粧品の販売動向
     
    図1はSRIで見た男性用化粧品のマーケットサイズを2002年からの5年間で比較したものである。2002年から2004年にかけて縮小したものの、2005年、2006年と拡大傾向にある。
     
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    図2は、男性用化粧品の種類の変化を確認したものである。男性用化粧品の約4割を占めるシェービング関連(シェービング、プレシェーブ、アフターシェーブ)は年々縮小傾向にあり、代わって拡大している種類はスキンケア、洗顔、洗顔+ボディシートであることがわかった。
    2002年からの2004年にかけての縮小の要因としては、シェービング関連が縮小した他には、女性用から市場が拡大していった毛穴パックや油とり紙(カテゴリーとしてはその他に含まれる)などのブームが沈静化していた背景もあげられる。
     
    2005年以降は、既存ブランドのリニューアルや新規参入のメーカーが登場したりと、市場が再度活性化した。それらのブランドのターゲットである10代から20代向けの皮脂コントロールの機能があるスキンケアやシートの商品ラインのヒットが、そのまま市場拡大へとつながっていると推測される。
     
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    2. 購入年齢の比較
    図3はPEでの年齢別の購入率を比較したものである。20代男性で商品を購入する人の割合が高くなることを示している。
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    図4は主要カテゴリー別に比較したものである。もっとも購入率が高いシェービング関連は、年齢が高くなるに従い購入率が高くなる。一方、洗顔、洗顔+ボディシート、スキンケアは10代、20代が高いという結果になった。
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    http://www.intage.co.jp/news/2007/6/