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通話による調査方法

Last-modified: 2009-10-09 (金) 14:32:38

電話調査

携帯.JPG

調査員が直接、調査対象者に電話をして、その場で回答を得る方法。
調査者が電話をかけ、質問を読み上げながら回答を得る(アメリカでは一般的)。
電話でオペレーターの簡単なアンケートに答える。通常、電話をかける番号はランダムに作成される。ランダムに作り出した番号に電話をかける手法は、RDD(Random Digit Dialing)と呼ばれる。選挙の結果予測調査などによく用いられる。

 

メリット Edit

  • 経費削減できる。→個別面接調査に比べてかなり安い。
  • 短期間・広範囲の調査が可能。
  • インタビュアーの質的管理が可能。→インタビュアーが一箇所に集まって(電話設備が一箇所に設営)調査するため、インタビュアーを直接管理できる。
  • データ収集の速さ→回答者の答えがすぐ手に入る。
     

デメリット Edit

  • すべての人が電話を持っているわけではない。→電話が普及していない国もある。ダイヤル対象は固定電話であることが多いが、携帯電話の普及により固定電話の普及率は低下傾向にある。この傾向は都会の一人暮らし世帯に顕著であると言われており、標本の無作為性に疑問が抱かれている。 個人ではなく世帯対象となる。
  • 質問内容に制限が出てくる。→内容の複雑さ(選択肢のたくさんある質問、資格材料を使う質問、記録をチェックしなければ答えられない質問)や長さの点で限界がある。
  • 途中破棄が多い。→質問が長いと回答者が途中で答える事をやめてしまう。相手の信用が分からないし協力してくれる人は多くはない。
     

注意点 Edit

顔を合わせての接触が欠けていることから、インタビュアーと回答者間で言葉上の相互の影響によって生じる偏りが見られ、回答者が質問内容にきちんと注意を払っているか見極められない。それをふまえてインタビュアーの選択、訓練、監督を行うことで、回答への影響を下げ、電話調査を成功させる鍵となる。相手が留守だったり、相手の状況がわからないので時として相手に不愉快な思いをさせてしまいがちだ。事前に電話で相手に調査依頼の合意を取っていると回収率は数倍よくなることが経験上わかっている。
急速に変化する意見について調べたいときや、継続中、ないし終了したばかりのイベント(例えば、政治立候補者の討論に対する反響など)についての調査に最も適している。一方電話が普及している国のなかには、サンプル枠からシステム上除外されてしまう回答者層があるかもしれないので、適さない調査もある。
匿名性について回答者は、郵送調査よりは低いが、個別面接調査よりは高いという印象を持っているようだ。

 

調査例 Edit

  • 電話世論調査
  • 製品(サービス)に対するお客様・ユーザー様の声
  • 当該製品の需要(認知度)調査
  • テレビCM、雑誌広告に対するイメージ調査(インターネット上の広告媒体を見ながらの電話アンケート)
  • 提案を希望している会社名、担当者名などの情報
  • 競合業者、競合製品の利用実態アンケート
  • 業種別製品カテゴリに対するニーズの強弱
  • 展示会への来場のお礼及び製品に対する関心度調査。
  • イベントフォロー電話アンケート
  • オートコール・・・用意した電話番号のリストに順次電話をかけ、あらかじめ用意した録音メッセージをお客様に聞いていただいて回答をもらうシステムで、このシステムを「オートコンタクトシステム」という。
  • オートコンタクトシステム(※特許出願中)・・・つながるとあらかじめ録音しておいた肉声メッセージを送り、お客様からご回答を頂き、回答に応じてFAXやメールを送信し、その結果を分析するまで全て自動で行なうコンタクトセンターシステムです。またプッシュ回線で答えを入力させ、その場で集計結果を発表するなどTVやラジオでこの電話調査がよく用いられています。
  • RDD・・・世論調査の方法、ランダム・デジット・ダイヤリング の略。コンピューターで無作為に数字を組み合わせて選んだ電話番号にダイヤルをして調査をする方法だ。番号を作るとき、市外局番や市内局番は、実際に使われているものの中から、有権者数の比率に応じて無作為に選んでいる。また、最初に電話に出た人を対象にするのではなく、世帯に住んでいる有権者から無作為に1人を選び調査対象者にする。