英国軍戦術

Last-modified: 2018-09-27 (木) 00:12:51

GameReplays.org 戦術ガイド集

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諸戦術リンク集(2.3)

基本戦術

あまりたいしたことは書けませんがページがないと寂しいので。

=歩兵小隊結成=
マンパワー450の割には弱いんじゃないかと言われる英国軍の歩兵分隊。
たしかにひとつの分隊が孤独に戦っていると、とても450の価値があるとは思えない。
ところがここに中尉殿が登場すると一変するのである。

中尉は味方の傍に居ると彼らにボーナスを与え(味方頭上のアイコンに☆がつく)、
武器命中率を上げる。(→敵兵のHPが減りやすくなる)
一方で、英国歩兵分隊はデフォルトで最大HPが高いので、打ち合いでは相当有利になるのである。
さらに、ちんたら歩いていた歩兵のスピードが1アップする。とは言ってもようやくこれで他軍の歩兵のスピードと互角。

中尉さえ居れば、序盤ではもっとも強い歩兵と言っても過言ではない。
カバーを駆使したり2分隊で立ち向かえば、敵軍は次の手段を考えざるを得ないだろう。

ただ、中尉自体の攻撃力は少ない。工兵くらいなら建物やヘビーカバーに入れば有利に戦えるが過信は禁物である。

中尉がLv2になればボーナスが追加され、歩兵達はさらに強くなる。
中尉Lv1以上で使用できるアビリティ「Heroic Charge」があればサプレス(制圧)状態から開放され
さらに敵の攻撃に強くなったりその他色々補正がついてかなりパワーアップする。
このアビリティは中尉のボーナス範囲と同じなのでそこから出ないように注意されたし。

中尉は、次に説明する大尉や指揮戦車と違って、複数人作成でき、多いほどボーナスは増える。
燃料を食うのでいつ生産するかは微妙なところだが、余裕があれば2人つくるのもひとつの手である。

なお、コマンドや特務工兵もきちんと中尉の恩恵を受けれるので忘れないようにしたい。

=戦場の玄人キャプテン=
大尉は中尉とは違い、自軍の占領下のセクターに於いてボーナスを味方に与える。
薄い緑色になっているセクターが、大尉のボーナスが及んでいるところである。
よって、敵軍の占領下にある領域に大尉を向かわせてもなんの効果もないので注意。

大尉は味方をサプレス状態になりにくくし、その上ダメージを食らいにくくする。
Lv2になるとさらにサプレス状態になりにくくなり、味方HPの最大値をアップさせる。
歩兵だけではなく建物(砲台や迫撃砲陣地とか)の最大HPもアップさせてしまう。
敵と衝突する時は、できれば大尉のいるセクターで戦いたい。

さらに大尉はセクターの占領速度が通常の1.5倍である。
こっそり敵のセクターを占領しにいくのもいい。
しかし攻撃力がほぼゼロなので、ケッテンクラートは倒せないし工兵すら戦いを挑むのは危険である。

=戦車版中尉=
クロムウェル指揮戦車も中尉と同じように、近くの味方の戦車にボーナスを与える。
頭上のアイコンに白いヘンなマークが出ている状態がボーナス下にある証拠である。
ボーナス下にある戦車はリロード速度があがりさらに射程と視界が伸びる。
Lv2になると同じ効果がさらに追加される。
こちらも攻撃力はほぼゼロなので後ろの方に陣取りたい。

=指揮官を守れ!=
これら3つのサポートユニットは英国軍の戦いのための強力な材料だが、
いかんせん倒されてしまってはそれまでである。
少し戦いに慣れた敵プレイヤーなら、なによりも最初にサポートユニットを倒そうとしてくるであろう。
サポートユニットを集中攻撃で倒してリトリート(撤退)されてしまうと実に口惜しい。
プレイヤーはとにかく彼らが倒されてしまわないように配慮しなくてはならない。

その点、サポートユニットの追跡機能は非常に危険なものである。
味方ひとつを指定して自動で追跡してくれるのはたしかに便利だが、
ややもすると、なんともおかしな場所にサポートユニットが配置されがち。
カバー無しでつっ立っていると敵兵に溶かされてしまう。
ショートカットに登録しておいて、カバーに配置されるように手動で動かすべきである。

=指揮の下で団結せよ=
集団で敵陣に突っ込んで相手を溶かす、というのはPEの代名詞のように聞こえるが、
実は最も集団戦法を活用しなくてはならないのは英軍の方である。

今まで書いてきたとおり、英軍はサポートユニットが命である。
だが折角サポートユニットを守って、一生懸命マウスを動かしてカバーに入れても
その恩恵を受けるユニットが少なければ意味が無い。

圧倒的な強さを持つコマンドであっても、ベテランシーの複数アップした擲弾兵に集団で囲まれていると
敵がパンツ持ちMG無しであっても意外とあっさり打ち負ける。当然といえば当然だが。
手榴弾があたればまた違うがそれはまた別の話である。

とかくユニットを集団で動かすのが英軍の鉄則である。
後述(の予定)の「ファイアフライ&コマンド」スパムもまさに集団戦法である。

=攻撃は最大の防御=
英軍は施設が充実しており、機関銃やら対戦車砲やらいっぱい作りたくなってしまうがそれは大きな間違いである。
防御施設の痛いところは「動けない」ことだ。
リトリートしたり迫撃砲の射程外に逃げたり、或いは後方に下がって修理を待ったりすることはできない。
パンツ持ちや火炎放射兵に複数で懐まで飛び込まれるとあっという間にやられてしまう。
さらに、動けないということは「攻勢に参加できない」ということであり、
撤退する敵に追い討ちをあたえるようなことはできないし、
非常にいやらしい強さを持つ迫撃砲陣地や17ポンド砲だって、射程外に出られてしまうとそれまでである。
集団で戦うことを考えると、動けない防御施設は大きな障害となってしまう。
できれば防御施設に頼ることなく戦術を練っていきたい。

=「じゃあ防御施設いらんの?」=
さんざん貶してきたところでなんだが「どんなユニットだって使い方を誤まらなければ強い」のである。
ここでは関係ないが、テトラークだって使おうと思えば使えるのだ。ごくたまに。
「射程外に出られたらオシマイ」ならば「射程内に重要な場所が入っている」施設を造ればいいのである。
「壊されてしまってはならない」なら「壊されないところに造ればいい(壊されないように守る)」のである。
当たり前の基本だが、この基本を忠実に守って適切に施設をつくれば、敵の頭を悩ますこと間違いない。
たとえば、障害物の向こうに迫撃砲陣地があると、MGやカバーに入った集団の歩兵にかなり脅威であることは、
プレイヤーなら誰もが体験することであろう。
これはリプレイや上級者との対戦で学ぶしかないので、
「あの施設のせいでどうしようもneeeee!!」
「こんなところから近づかれて、施設を素通りされた」
「こうやって対策して破壊すればいいのか(守ればいいのか)」
など、経験で学んでいくのが大切である。