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SDガンダム外伝 騎士ガンダム物語 アルガス騎士団編

Last-modified: 2008-11-21 (金) 10:02:53

SDガンダム外伝 騎士ガンダム物語 アルガス騎士団編/ほしの 竜一 Edit

648 名前:騎士ガンダム物語 アルガス騎士団[sage] 投稿日:2005/04/05(火) 15:23:26 ID:???
ラクロアの勇者騎士ガンダムが死闘の末火口にブラックドラゴンを落とした日、騎士アムロはラクロアから去った。
炎の剣を奪われた騎士ガンダムのために強くなると言い残して。
それから二年、アムロはノアにいた。
この地ではアルガス王国とムンゾ帝国、二つの国が覇権を巡って紛争を繰り返していた。
武者修行のためこの地に踏み行ったアムロは、ジオン三魔団の使い魔ヤクトドラゴンに襲われる。
時同じくしてアルガス城。
ニューの占いで旅人がジオン族に襲われる姿見た剣士ゼータは愛馬にまたがり国境に向かう。
めざましい動きでヤクトドラゴンを追い込むアムロ。
人間族でありながらMS族顔負けの動きを見せるアムロに興味を示したジオン三魔団はドラゴンに
生け捕りするよう命令する。ドラゴンの吐く冷気のブレスをかわしきれず氷漬けにされたアムロは魔法で拉致される。駆けつけたZが見たものはアムロが落としたガンダム族に伝わる薬草袋。
まだ見ぬ旅人に親近感を抱くゼータだった。

ジオン三魔団の一人ドライセンは、洗脳したアムロを使いアルガス騎士団を仕留めようと目論んだ。
アムロを助けようと駆けつけたゼータは、当のアムロに背後から斬りかかられヤクトドラゴンの炎を受けて窮地に追い込まれた。
弱ったゼータに止めを刺そうと剣を振り下ろすアムロ。
そのとき、ゼータの兜の十字の星とアムロの剣に施された十字の星の細工が共鳴しあった。
目の前のゼータに騎士ガンダムの姿を見出したアムロは洗脳状態から脱した。

ヤクトドラゴンの炎の首はアムロの斬撃で、冷気の首は火炎の熱の直撃を受けたゼータの鎧の体当たりを受けた結果、高温で砕かれた。
うろたえるドライセンに空中からゼータの、陸からアムロの剣が襲いかかる。

ガンダムクロス流星剣。クロスに切り裂かれてドライセンは爆音とともに散った。



649 名前:騎士ガンダム物語 アルガス騎士団[sage] 投稿日:2005/04/05(火) 15:41:44 ID:???
突然ブライト王からアルガス騎士団団長に任じられるアムロ。それを不服に思った法術師ニューガンダムは
アムロに一騎打ちを仕掛ける。剣では勝てないニューガンダムは法術を使ってアムロをうち負かす。
「人間にMS族の騎士団長が務まるものか」と断言するニューガンダムに、
ゼータは「ドライセンを倒せたのはアムロの加勢のおかげだ。俺はアムロを信じている」
と言い残すと気絶したアムロを抱えてその場を去った。
人間がMS族に勝てることが信じられないニューガンダムはドライセンの残した竜の盾に問いかける。
「お前の主人は本当にアムロに倒されたのか?」
そして、ニューガンダムは竜の盾の本当の主魔獣ジオダンテの存在を知る。
そのころ、ムンゾ帝国では、三魔団の生き残りバウとキュベレイが奪われた竜の盾を取り返そうと策を練っていた。
彼らはアルガスの王子カミーユに想いを寄せるユイリイ姫を騙して利用することにした。
ユイリィの頼みを受けて竜の盾を持ち出してきたカミーユ。ユイリィ姫を監視していたバウは竜の盾を渡せと
詰め寄る。バウの「ジオダンテは平和を愛する神」という言葉に竜の盾を渡そうとするユイリィ。
そのとき、茂みから飛び出したニューガンダムがバウに襲いかかる。
「さすがニューガンダム。法術によりジオダンテと武器の存在を知ったか」
斬りかかるニューガンダムの攻撃を冷静にかわしながらバウは双頭の槍を持ち出す。
槍の鋭い刃先が生む大気を切り裂く風の刃が生まれる。所詮法術師。二本の風の流れに惑わされて窮地に
陥るニューガンダム。二つの風の刃がニューガンダムの首を切り落とそうとしたとき、カミーユの監視のため
尾行していたゼータが割って入る。盾を刀身で弾かれるバウの風の刃。
強敵出現だが、バウはゼータの存在を鼻で笑って見せた。
「俺の槍術は一騎打ちのこざかしい剣術とはわけが違う。周りにあるもの全てをぶった斬る千流万物斬だー!!」
槍を縦横無尽に回転させて刃の陣を貼るバウ。敵の身体を取り巻く風の刃に
ゼータは攻めあぐね、武器を切り落とされ無防備になったニューガンダムに再び絶命の危機が。



650 名前:騎士ガンダム物語 アルガス騎士団[sage] 投稿日:2005/04/05(火) 15:50:07 ID:???
そのときニューガンダムを守ったのは竜の盾を手にしたアムロだった。
驚くニューガンダムに「団長が法術隊隊長を守る。当然だろ?」と大人の態度を見せるアムロ。更に彼は宣言する。
「ニューガンダム。ゼータガンダム。お前達の戦法は間違っている。力には技。技には魔法。魔法には力だ!!」
バウの槍術を破るにはニューガンダムの法術しかない。ニューガンダムも大人になった。
「アムロ団長。私の法術の力でバウの技を破ってみせる」
ニューガンダムの放った熱風はバウの身体を取り巻く風の奔流に取り込まれていく。熱さをこらえて槍を回し続ける
バウだったが、臨海に達した熱風が爆発した。空高く舞上げられたバウをゼータの剣が襲う。

「ガンダム剣法 彗星剣」
彗星のように尾を引く斬撃に切り裂かれ、バウは散った。
ジオン三魔団残る一人は、獅子の斧を持つ魔術師キュベレイ。

戦いが終わり、ジオンの野望を知ったユイリィは父王コンスコン(←ファーストファンの皆、突っ込んじゃ駄目よ!)
にそのことを伝えるべく城に帰った。
娘の言葉を聞いてキュベレイを問いつめるコンスコン王の前に、ジークジオンの幻影が現れる。
ジークジオンは語る
「お前達この城の住人は魔獣ジオダンテを生むための養分にすぎん。」
「国王と王女を除くこの城の住人達は全てジオダンテに捧げた。残る後一人を玉座に捧げれば、ジオダンテが
生まれます。」
キュベレイの言葉とともに玉座から脈動の音が聞こえる。
玉座から吹き出す粘液に身を取られジオダンテに捧げられるコンスコン王。
ユイリィ姫はキュベレイの魔法に拘束され、父王の食われていく姿を見続けるしかなかった。



651 名前:騎士ガンダム物語 アルガス騎士団[sage] 投稿日:2005/04/05(火) 16:07:02 ID:???
竜の盾の力で快進撃を続けるアルガス騎士団。あっという間に玉座に踏み込んだが、
彼らを待っていたいのはジークジオンの繭と、繭に呑み込まれたユイリィ王女の姿だった。
キュベレイの放つ重力増加の魔法の妨害をはねのけてアルガス騎士団が止めを刺したとき、
巨大な繭を突き破って現れた手が獅子の斧をつかみ、ジオダンテが姿を現した。
初手を優勢に進めたアルガス騎士団。獅子の斧を振るう間もなくジオダンテは斧をダブルゼータに奪われる。
しかし、本気になったジオダンテの腹部の口に、ダブルゼータ、ゼータ、ニューガンダムの三名はあっという間に
吸い込まれてしまう。竜の盾の力でアムロとカミーユ王子は無事だった。
 ジオダンテに吸い込まれた口の中は、生きる者は死者にかわり、死者は魔物になる魔空界だった。
魔空界で襲いかかる騎士団メンバーの恐怖心。実体のない相手に手こずる騎士団にだったが、
先に囚われのみになっていた先代騎士団長騎士アレックスの言葉を受け、獅子の斧を使って恐怖心から生まれた
魔物をうち倒す。再会を喜ぶ騎士団を、魔物になったメドゥーサキュベレイが襲う。
 一方、止めを刺す直前で止まったジオダンテの爪から、ユイリィは生きていると確信したカミーユ王子は、
アムロから竜の盾とふくろうの杖を奪ってジオダンテの腹部の口に突っ込んだ。ふくろうの杖を手にした
カミーユ王子が頭部めがけて落下してきたとき、キュベレイが捉えたニューガンダムをくびり殺そうとする最中の
ことであった。一瞬で絶命するキュベレイ。
こうして、ジオダンテの口の中で、竜の盾、獅子の斧、ふくろうの杖がそろった。
三つの武器を騎士団の三名が重ねたとき、光のフクロウ、光の獅子、光の竜が現れてジオダンテの腹部を突き破った。
「カミーユ王子。ば、馬鹿な、騎士アレックスまでも……」



652 名前:騎士ガンダム物語 アルガス騎士団[sage] 投稿日:2005/04/05(火) 16:08:52 ID:???
驚愕するジークジオン。三つの獣は、ジオダンテの放つダークビーム(闇灼光線)を喰らい、ジオダンテの身体までも
喰らい始めた。闇の残り滓となって消えようとするジオダンテ。中にいるユイリィ王女を助けるべく、闇の中にまた
突っ込んでいくカミーユ王子。次第に闇の残滓は人間の姿を取り始めた。消えゆく影のなかでもがくカミーユ王子、
ユイリィ王女、コンスコン王の三人。 
「ユイリィ王女の父への愛。カミーユ王子の王女への愛。影は取り込めないんだ。人の愛を。」
アレックスがニューガンダムに命じて召喚させた光の剣の力で、影は砕かれ、人は救われ、ジークジオンは去った。

「ジークジオンの次の狙いはラクロアだ。力を貸してくれ、アルガス騎士団」

戦いは終わらない