暁星記

Last-modified: 2008-09-30 (火) 22:18:55

暁星記/菅原雅雪

448 名前:暁星記[sage] 投稿日:2005/09/11(日) 00:37:50 ID:???

暁星記いきます。超稚拙な文章でスマソ。割り込みゴメン。

          1部はじまりの森
舞台は1万年後の金星。しかしその年月と自然は人からその叡智を奪い去るのに十分だった・・・。
金星は森に包まれていて人は森の中で生活している。とはいっても縄文、弥生時代程度で、
小さな村を作ってそれぞれが暮らしている。さらに村同士が連合して東西南北の四が一を作っている。
話はそのひとつ、南の四が一のスズシロ村の若衆達が狩りをするとこから始まる。


・ヒルコ  主人公。スズシロの若衆頭。圧倒的な強さを誇る。
・ゲンゲ  ヒルコの親友。口下手だが冷静で頼りになる男。
・オヒョウ  ヒルコの親友。臆病者でお調子者だが頭がいい。
・コブハチ  さらにお調子者。なんの役にも立たない。
・アシカビ  いじけたジャイアン。ヒルコに対抗心を燃やす。
・ヒバ   素直なスネオ。狩りのときは荷物持ち要員。

彼らがスズシロの若衆達。
狩りは無事終わり、獲物の解体や食事をしながら連れてきた村の子供たちに神話を聞かせるヒルコ達。
世界の始まりのこと。森の底、地獄のこと・・・その時ヒルコ達を襲うものが!


449 名前:暁星記[sage] 投稿日:2005/09/11(日) 00:38:32 ID:???

襲ってきたのはシシザルというサルとゴリラを足したような化け物の群れだった。
森の生き物はそれぞれうまく住み分けているがシシザルは違う。森のどこでも現れてそして人を襲う。
ちなみにシシザルを殺せるものは獅子猛者と呼ばれる。(ヒルコは獅子猛者)
ヒルコのおかげでなんとか互角の戦いを演じるが次第に追い立てられる若衆達。
しかしシシザルのリーダーがそれを止めに入る。
このリーダーはあきらかに他と違ってまともにしゃべってる。ヒルコはこいつを「精霊」と見破る。
精霊はヒルコのような強い人間を探していたようだ。最後に精霊は「おまえはいずれ地獄に降りるだろう」
と予言し姿を消す。


450 名前:暁星記[sage] 投稿日:2005/09/11(日) 00:40:11 ID:???

獅子猛者ヒルコは圧倒的に強く八分衆をバッタバッタとなぎ倒す。(ヒルコは人を殺さない)
で、倒したところでまたも精霊が現れる。「オチボ村に嫁いだナズナのことをそこの生き残りに聞いてみろ」
そういってまた姿を消す精霊。そこにヒルコの応援に来た村の親方、サカキが仲間たちと駆けつける。
オチボのいきのこりにナズナのことを聞いてみると3年前に村を追放されたという。サカキブチキレる。
サカキとナズナは愛し合っていたが村の掟で同じ村で生まれたものは結ばれることができないのだ。
村で生まれた女は別の村へ嫁がなければならない。マユミはヒルコと結ばれない運命を思い絶望する。


その頃精霊はなんと八分衆のもとへ赴いていた。その頭領モクレンに「おまえにはヒルコにはない、
人を束ねる能力を持っている。逆にヒルコは孤独な男だ。その強さが周りを引かせてしまう。だがおまえを
理解してくれる人間はこの森にはいくらでもいる。仲間を集めるんだモクレン!私がおまえを王にしてやる!」