聖伝-RG VEDA-

Last-modified: 2010-03-13 (土) 23:05:37

聖伝-RG VEDA-/CLAMP

528 名前:聖伝 投稿日:04/11/08 14:34:07 ID:???
人間模様が色々絡むが、最終的に主人公二人以外のメインキャラが全員死ぬ。





757 :聖伝:2010/02/22(月) 06:54:50 ID:???
まとめ見たらあんまりもだったんで聖伝加筆します。

六星 流れ落つる 其は天に背く闇星なり
紡がれし運命のさきがけに 汝みずから育むべし
絶えたる血族の指し示すまま 汝 赤児とともに発ち行かん

善悪定まらずともその赤児 天界の運命の輪を回す
六星集うは天の取極なり

されど闇の御許 舞い降りたる者あり
掌中に星の軌道を治め 闇星天星ともに操る

その者我が「星宿」にも見定めるはかなわず

汝の育みし紅蓮の炎 すべての邪悪を焼きつくし
総じて六星あらゆる他を圧し 制するあたわず

そして

汝ら天を滅ぼす「破」とならん



758 :マロン名無しさん:2010/02/22(月) 06:56:31 ID:???
先帝に謀反を起こし、新たな天帝になった帝釈天に恐怖政治を敷かれている天界。
そんな中、星見(未来を星に見る者)の予言を受け、自分を殺す宿命の子であると告げられつつも、
面白いと、天界最大の禁忌である、帝釈天に滅ぼされた阿修羅族の最後の生き残りである、
阿修羅王の御子を目覚めさせてしまった夜叉王。
しかしそれが帝釈天にバレ、夜叉一族は滅ぼされてしまう。
ともに一族最後の生き残りになってしまった二人は、帝釈天を倒すべく、
星見に告げられた天を滅ぼすという六星を探す旅に出ることになる。

武者修行ということで、無理やりついてきた龍王、一生に一度、その血を飲ませた相手を不死にさせるからと、帝釈天に一族を滅ぼされた蘇摩。
帝釈天に最愛の妹を殺された復讐のために、自害したと見せかけて一族の元を出奔した迦楼羅王、
彼らを仲間にしたり、阿修羅の愛刀の封印を解いたりしていたり、阿修羅に時々裏人格が現れたり、
夜叉王の一族の弔いに戻ったりと色々ありましたが、
阿修羅の帝釈天の根城に行きたいという言葉で、城に凸することに。

そこで最後の六星である楽師・乾闥婆王に出会い、ここでやっと場にそろう六星。
彼女は初期の頃から、蘇摩を夜叉王の下に行かせたりなど、密かに夜叉王たちの力になっていたので、
すんなり仲間になってくれると思ったが、彼女は自分は帝釈天の四天王、持国天だからと勧誘を拒否。
彼女や、夜叉王のかつての上司、毘沙門天、迦楼羅王のかつての上司、増長天
(全員四天王。あと一人は夜叉王の里帰り時に夜叉王に倒される)
が攻撃してくる合間に阿修羅がどこかへ行ってしまう。
俺にまかせろと、それを追いかける龍王。
彼が阿修羅に追いついたとき、阿修羅は完全に己の封印を解き、
今まで裏人格であった本来の人格の破壊神として目覚めてしまっていた。
屍の山を築いている阿修羅に驚く龍王。彼は破壊神となった阿修羅に殺されてしまう。



759 :聖伝:2010/02/22(月) 06:57:42 ID:???
龍王の死に感づいた他の六星の面々。誰が殺したのか…?と思いつつも、
死闘をしているために確認できないでいた。
増長天と戦う迦楼羅王。
元々増長天は残虐な帝釈天についていけなく思っていたし、迦楼羅王が出奔したさいの出来事には
心を痛めていたので、どうにも本気で戦えないでいた。
で、こっからどうなってそうなったのか覚えてないんだけど、迦楼羅王は増長天をほっぱって妹の仇!
とばかりに帝釈天に攻撃をし、返り討ちに。
妹の最後の言葉であった、自分の心の思うままに生きることができて、満足げに逝く。

乾闥婆王と戦う蘇摩。蘇摩は必死に乾闥婆王を説得しますが、乾闥婆王はもうすでに龍王が死んだらしいこと。
そして迦楼羅王も死んでしまった。
そんな今、六星として仲間になっても意味がないし、強い人が好き、帝釈天はとてつもなく強い。
帝釈天が謀反を起こした頃に、彼が最強である限り、彼に従うと心に誓った誓いをを破るわけにはいかない。と一向に仲間になりそうもありません。
そして蘇摩に致命傷を負わせます。
そのとき、誓いは破れないけど、貴女のいない世界に意味はないから…と、自ら自害してしまう。
自害した乾闥婆王に、自らの血を与えようとする蘇摩だが、それも帝釈天に阻まれてそのまま蘇摩も死亡。

そんな光景を見た夜叉王は怒り狂い、伊達に最強の武神将と呼ばれてないわけで、
さっくり毘沙門天を倒して、次は帝釈天だ!というところで阿修羅が乱入。
阿修羅が龍王を殺したこと、六星がそろった後、(表人格の阿修羅も含む)全員死ぬことが、
破壊神阿修羅の本当の力の解放だということを告げ、夜叉王を殺そうとします。
その時、天帝の城の対として、湖の中にある、阿修羅城にひっぱりこまれ、消える阿修羅。
阿修羅が歴代の阿修羅王の記憶を引き継いでいる間に、天帝は今までやってきたことの真実を夜叉王に話す。



760 :聖伝:2010/02/22(月) 06:59:10 ID:???
天を滅ぼすのは帝釈天の治世を覆すのではなく、文字通りの天界の破壊。
阿修羅が産まれる前、自分の子が破壊神になると星見に告げられた、先代阿修羅王は、
そんな自分の子を不憫に思っていた為に、帝釈天に宿星を変えられないか?と相談をもちかけていた。
それを受けて帝釈天は謀反を起こし天界の全権を掌握し、六星を会わせないために恐怖政治を敷いていた。
そんな障害を跳ね除けてなお、星見は成就しようとしている。
先代阿修羅王との最後の約束である、阿修羅が破壊神になったら、殺す。
そのために、先代阿修羅王の身を食べ、力を受け継いだ。と。
そんな事はさせたくない夜叉王と言い合ってる間に、阿修羅城から阿修羅が帰還。
帝釈天が攻撃をしかけるもあっさり返り討ちに。
そして次は夜叉王へ。夜叉王は、ずっと大事にしていた阿修羅に対してどうしても攻撃できない。
阿修羅の攻撃に対してノーガードを貫こうとします。
そして阿修羅の剣が、夜叉王に届きそうになるその時、阿修羅の中で死んでいた前の人格が目覚め、
命をかけて、夜叉王を守ります。
二人の絆が、星見の予言を違えさせることが出来た。
絆は宿命に勝てました!阿修羅に殺された人たちは死にっぱなしだし、先代阿修羅王が宿命に抵抗したから、あれほど種の存続を望んでいた先代阿修羅王の子の阿修羅は
男でも女でもないから、夜叉王と阿修羅で一族ついえるけど、夜叉王と阿修羅はお互いがいれば
それで二人は幸せだよ。おしまい。



761 :聖伝:2010/02/22(月) 07:03:35 ID:???
一番最初のレスは冒頭の星見の予言。
あと孔雀の存在はなんか省いても話通じた。

迦楼羅王の妹殺した意味はなんだったのか?とか、帝釈天や乾闥婆王の行動の理由がイマイチ納得いかない。
あとがきでは、最初から最後が決まってるってあったけど、通しで読むと矛盾多い。

雑誌連載時は帝釈天は、阿修羅にぶったぎられて終わってるけど、
コミックス版では、後まで生存してた風に書き直されてた。
乾闥婆王と蘇摩は百合で、帝釈天と先代阿修羅王はウホッなのはCLAMPの伝統ということで。