【桃源郷の主】ヴィターニア

概略

紹介

『ふふ、この茨で縛って差し上げましょうか。』

　

シュダーク大森林の奥地に存在する

エルフの隠れ里。

そこは「万花の女帝」と呼ばれるヴィターニアが

支配するエルフたちの桃源郷。

　

どんな絵画にも描き起こせない美貌を持った女王の愛は森の全てに注がれるが、シュダークの森において

一際ヴィターニアの愛を集めているのは、

彼女のひとり娘、シャルロッテだ。

　

シャルロッテに害を成そうと画策する者は、

ヴィターニアの意思が乗り移ったかのような

森の住人たちに拘束される。

　

木々を這う蔦は狼藉者の四肢を拘束し、

森に咲く花々は花粉を舞い散らし、

その者の意識を奪う。

そして抵抗する力を無くした無礼者は、

万花の女帝の前に引き出される。

　

今回引き出された犯罪者は、

シャルロッテの閨に忍び込み、水浴みを観察し

シャルロッテ自身に制裁を加えられた者だという。

四肢の自由を奪われヴィターニアの前に引き出された犯罪者の顔を見て、女王は驚きの声を上げた。

そこにいたのは、

シャルロッテの護衛役ファランだった。

言い訳一つせず、ファランは罰を申し出た。

ファランの真面目な性格は女王もよく知るところだ。

何か誤解があったのだろうとヴィターニアは察した。

　

ファランの手足の拘束を解くと、

崩れ落ちたエルフの青年の顎に指を当て、

ヴィターニアは慈しむようにファランの瞳を見た。

シャルロッテの護衛役としてよくやってくれている。

普段からの礼を言葉にすると共に、

女王はファランの口に劇薬を流し込んだ。

　

王女に無礼を働いた者は、

３日３晩苦しんだあと、元の職場へ。どのような事情があろうとも、それが女王の変わらぬ掟だった。

万花の女帝は瞳に妖艶な色を宿し、

優秀なエルフの青年がのた打ち回るのを、

喜劇を見るように嬉々とした顔で眺めていた。

 

評価

古めの契約追加にも関わらず根強い評価を誇るユニット。

短CT回復とCT4蘇生、さらにスピードも高めとヒーラーとして高い完成度だが、今ではさほど突出しているわけではない。

その特徴は圧倒的生存力で、HP12000の再生持ちでとにかく「死なない」。

やや誇張だがヴィターニア一人から巻き返して勝つといったことも起こる。

追加時はいわゆる短縮ループ全盛期で、CTが短めのループと相性の悪いユニットが軒並み低評価を受ける中、一定以上の評価を受けていたことが彼女の強さを物語っている。

現在はドラグゼロスを筆頭としたピーキーな樹属性アタッカーの増加、蘇生必須レベルの強力な単体火力を繰り出すクエストの登場など追い風を受けている。

エルヴィーのとばっちりでソーサラーキラーの敵も増えたのは向かい風。

どうでもいいことだが、ヴィターニアの方がシャルロッテより若く見えるのは編者だけだろうか？

 

ステータス

スキル

リーダースキル : 甘く無慈悲な茨の女王

全てのユニットの毒を回避
潜在: 戦闘開始から1ターンの間ダメージ80%減

フォーススキル1 : 許しを乞いなさい <CT2> <潜在: CT1>

Lv1 : 味方全体のHPを18%回復し、状態異常を回復する。
潜在: 味方全体のHPを２３%回復し、状態異常を回復する。

フォーススキル2 : まだ頑張れるでしょう？ <CT4> <潜在: CT3>

Lv1 : 味方単体を戦闘不能から復帰し、HP50%回復。
潜在: 味方単体を戦闘不能から復帰し、HP78%回復。

特殊能力 : 再生 / [滅殺]パラディンキラー

潜在能力: 護法結界 / 再生[強] / [滅殺]パラディンキラー

進化・契約

通常進化 : 【万花の女帝】ヴィターニア

進化前 : 【茨の女王】ヴィターニア

入手方法 : 幻獣契約

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