意訳:凍傷効果低減補正
効果・解説
モンスターに設定されているステータスで、「凍傷またはHoly Freezeによる減速効果及び凍結効果が発動するかどうか」に影響を与える。
Act1のZombieを例に挙げて説明すると、
Normal | Nightmare | Hell | |
Chill Effectiveness(%) | 50 | 40 | 25 |
となっている。
この値は減速効果の最大値となっており、難易度Normalでは上限50%、NMで40%、Hellで25%…と難易度の高さに比例して減速効果が減少していく。そしてこの値が0の敵に対しては、凍傷またはHoly Freezeによる減速効果及び凍結効果は一切効果がない。
補足
- Chill Effectivenessに対してプレイヤーが干渉することはできない。
- CIの敵であっても、Chill Effectivenessが0でなければ凍傷による減速効果は発動する。ただしその場合はCIを剥がした後に氷属性攻撃を加える必要がある。
- 「七大魔王」に属する敵群(メフィスト、バール、ディアブロ、アンダリエル、デュリエル。DC、Uber及びリリス含む)は、Holy Freezeによる減速効果に対する完全耐性を所持する。凍傷効果による減速効果が有効かどうかはChill Effectivenessの値による。
- 上記の例の通り、同じモンスターでも難易度の変化によって数値は変化する。
基本的には「たいていの敵は難易度Normalで上限50%、NMで40%、Hellで33%(Undead系は25%)」と覚えておけば問題ないが、まれにChill Effectivenessが0だったりUberボスは20以下だったり…といった例外も存在する。- 中でも難易度HellのFrozen Horror系の敵はChill Effectivenessが「-33」に設定されているため、氷属性ダメージを与えると攻撃速度と移動速度が上昇する。
ただし氷属性レジストが150~170%と非常に高いため、D2XではLower ResistとConvictionを重ね掛けしてもCIを剥がすことができず、加速した様を見ることができなかった。一方D2Rではサンダー効果でCIを剥がせるようになったため若干注意を要する。
- 中でも難易度HellのFrozen Horror系の敵はChill Effectivenessが「-33」に設定されているため、氷属性ダメージを与えると攻撃速度と移動速度が上昇する。
参考
- The Arreat Summit - Monsters
http://classic.battle.net/diablo2exp/monsters/