Android用 APRS アプリケーション | |
作者: | ge0rg |
ライセンス: | OSS(オープンソースソフトウェア) |
公式サイト: | http://aprsdroid.org/ |
PlayStore: | org.aprsdroid.app |
最新バージョン: | 1.2.2 (2012/11/05 現在) |
Destination: | APDRxx (xxはバージョン値) |
動作確認機種: | |
NTT DoCoMo | XPERIA (SO-01B) |
au by KDDI | IS05 (SHI05/AS32) IS11CA (CAI11) SHL22 LGL21 FJL21 |
SoftBank | |
Others | ASUS nexus7 |
近年iPhoneに次いで成長しているAndroid機で
本格的なAPRS運用が楽しめるアプリケーションです。
外国産であるが、アプリ表示言語は日本語表示にも対応している。
(多分 Localeが日本に設定されていれば表示される仕組みだと思う)
[ 主な特徴 ]
- Google Map APIを用いた地図上プロット(リアルタイム)を実現。
- メッセージ送受信
- SmartBeaconing(TM)に対応。
- 生パケットの表示が可能。
- TCP / UDP(送信のみ) / HTTP(送信のみ) / Bluetooth TNC /
KENWOOD GPS port($PKWDWPL形式) / AFSK IN OUT(ver.1.20~) 等の接続方式に対応
APRS対応無線機にボイスガイドユニットとかも搭載して運用している人が喜びそうなメッセージ読み上げ機能とか、
とある日本製VoIP無線を運用している人で、その補助ソフトを使っている人が喜びそうな
特定局(フレンド局等)をピックアップして表示するような余計な機能は付いていません。
まえがき
(JA6UXN)
スマートフォンに搭載しているGPSを利用して、位置情報を送信します。
勿論、各地域(最寄り)のT2サーバに接続することも可能。
筆者は、JF6LZE局管理の T2FUKUOKAに接続し運用しています。
シンボルマークも変更可能で初期設定はテレフォンマークになっています。
筆者の使用端末は、NTTdocomo XPERIA(SO-01B)です。
HT-03Aについても現在テスト予定です。
(但し、カスタムROMを搭載しているため標準ROMで動作するかは分かりません。)
(JN4OQT)
APRS本来の運用に準拠したアプリで今後の発展に非常に期待しております。
日本語翻訳の一部を担当させて頂いており、Google PlayStoreにも載るアプリですので
多くの方に安心してご利用頂ける物に仕上がっていると思います。
アプリ開発継続に役立ちますので、是非PlayStoreから購入下さい。
ver 1.20からAFSK INにも対応しました。VOX機能のあるハンディー機と繋いだ運用や、
車載無線機と繋いでもI-Gateの無い地域での地図表示がお手軽に可能になるので、
より多くの方にご活用頂きたいと思っています。
APRSdroid 地図表示
広域はコールサイン表示無し。
詳細表示でコールサイン表示します。
シンボルは Rev.H 準拠です。
APRSdroid 設定画面
無線局情報設定
コールサイン: 運用するコールサインを入力
パスコード: 認証番号(5桁の番号)を入力
APRS設定
- SSID:
- 運用識別番号 ネットワーク接続環境では【-5】がAPRS運用指針にも掲載されているのでそれに従ってください。
- APRSシンボル:
- 運用する際、地図上に表示されるアイコン(初期設定はテレフォンマークです)
- ステータスメッセージ:
- 運用スタイルを簡潔に書くとわかりやすいかもです。
位置情報設定
- 最小更新時間:
- ビーコンを出す際の送信間隔時間です。(サーバ負荷軽減のため60秒以上を推奨します。)
- 最小更新距離:
- ビーコンを出す際に設定した距離に移動した時に送信する設定です。(0で設定すると最小更新時間の設定で送信します)
- 速度と進路の取得:
- チェックを入れると情報が細かく収集されて、速度と方位を表示します。
- ネットワーク位置情報:
- チェックを入れると携帯基地局から位置情報を取得してAPRS-ISに送信します。
ネットワークの設定
- 使用するプロトコル:
- APRS-ISに接続する際にプロトコルを設定します。
現在のバージョンでは、UDP(ポート8080)・HTTP POST(URL)・TCP Connectがあります。
UDPとHTTP POSTについては、日本のT2サーバではサービスしていないと思われ、著者としては推奨していません。
TCP Connectを選択すると一般的な方法で各地域のT2サーバに接続できます。 - 送信サーバ:
- APRS-ISサーバのアドレスです。
ここでは、【TCP Connect】をプロトコルとして選択したという前提で説明します。
アドレス入力は【サーバアドレス:ポート番号】の形式で入力します。
例: fukuoka.aprs2.net:14580 という形になります。
以下制作途中
あとがき
紹介したAPRSdroidは執筆時の情報であり、画面構成や設定可能な内容がバージョンによって変わっています。
地図上プロット、メッセージ送受信、Bluetooth TNC、AFSK入出力 等、多くの魅力的な機能に対応されてきました。
Google公式アプリストア PlayStoreからもダウンロード可能ですので、是非この素晴らしいアプリを活用しましょう。
紹介したAPRSdroidは、開発段階であり、現段階ではビーコン送信のみです。
地図で他局の情報が見られることやメッセージのやりとりはできません。
ですが、作者のページでは将来的にメッセージングや地図上での位置情報表示、BTでのTNC接続などの開発をしているそうです。
アプリの入手先は、オフィシャルサイトからお願いします。 (※ Android Marketにはありません。)
外部サイト リンク
- http://aprsdroid.org/ - Project home page:
- http://github.com/ge0rg/aprsdroid/issues - Bug report page:
- http://market.android.com/details?id=org.aprsdroid.app - Android Market
- Developer chat: #aprsdroid on FreeNode
- http://webchat.freenode.net/?channels=aprsdroid - IRC room
- https://translations.launchpad.net/aprsdroid/master/+pots/aprsdroid - LaunchPad 日本語化