PICTNC (JN4OQT ver)

Last-modified: 2010-07-22 (木) 12:36:53
OQT Factory UXseries  ロゴ:JA6UXN作

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◎ 以下の条件・コンセプトのもとで制作しています。

  • D-Sub 9pin (J1,J2端子)の接続がTinyTrak3plusとcompatibleである事。
  • 被覆ジャンパー線は基本的に使用しない。
  • 抵抗取り付け方向は、立てる場合(上:抵抗値読み始め/下(基板側):抵抗値読み終わり)
    寝かす場合(縦:基板上側が抵抗値読み始め/横:基板左側が抵抗値読み始め)

PICTNC JN4OQT version model C1   (UX.1)   2010/05/26
パーツ面 (表側)回路面 (裏側)

PICTNCは大きくなりそうだったので、少し大き目の基板で作成予定でしたが、APRS TrackerのType.C と同じ基板で出来ています。
別冊CQとかで基板がオマケがあったようなのですが、無線機側の接続関係部が不細工で残念。
どうせなので、TinyTrak3plus等と同じD-Sub 9pinにしてピンアサインもコンパチにしちゃいました。
普段はAPRS TrackerやTT3で楽しみ、ポン付け替えで臨時デジとして運用する事も出来ます。
 D-Sub(J1)がTT3とコンパチですが、2番ピンのスケルチ制御タイプで作られている接続ケーブルは使えません。 
 5番ピンへ音入力させるケーブルが必要です。 

&flash(http://www.youtube.com/v/E2tCcMOcbtQ,425x355);PICTNC UX.1 Running test!!
動作テストをしている動画です。

Config settings

/*
	PICTNC DIGI Configuration file
        Version 1.13 BETA 1 20100607
	Written by Yoshi Tanda JN4OQT
*/
//-----------------------------------------------------------------------
//-----------------------------------------------------------------------
mycall JN4OQT-1
myalias WIDE1-1
unproto APRS
beacon every n (min)
btext 下部ビーコン生成を参考に。SSデジが出来ないので、SymbolもSではなく1となる。(100chars)
ECHO ON
TXDELAY 64(初期値)
GPS $GPGLL(初期値)
TRace OFF
MONitor ALL
DIGIpeater ON
BEACON every 30
//-----------------------------------------------------------------------
//-----------------------------------------------------------------------
// Beacon Text up to 100 char
// see APRS reference doc for layout  (DDDMM.hh)
// BText [t]
//   (D7x0 is 1=25p 2=17p)
//         123456789012345678901234512345678901234567
//   (TH-D7 is 1=10p 2=10p 3=8p)
//         123456789012345678901234512345678
//1234567890123456789012345678901234567890123456789012345678901234567890
//                            123456789012345678901234512345678901234567
//!3448.77N113250.71E#PHG31802/W1 Fill-in Miyoshi-City / PICTNC ver.1.13
//                            123456789012345678901234512345678901234567

JN4OQT版 PICTNCの今後予定について…

次期製作もとりあえず、2台。(部品購入の関係から)
IZ8EWD局が改良したとされるファームにてUI-ViewのCONVERSEモードが外れる不具合がある為、
次回は初期作、WB8WGA局作のファームも試してみる。
また、同等ファームとされるFoxDigi(9600)も1個焼いてみる。

【PICTNC用の Destination address が決まってないか調べる。】


考察:
大量データがUI-View32から流れた場合に、PICTNCがCONVERSEモードから外れてしまうのではないだろうか?
INETtoRFをする場合は注意が必要。


動作性能評価等:
・Fill-in Digiとして動作させた場合は非常に良好。デジ経路のコール置換えもされている。
・ビーコンを返す速度も早いので、設定項目は無いが SlotTime 1に相当する感覚。
・対応デジパスは自局コールと MYALIAS 指定の物で、MYALIASは複数値設定不可。
 現在の日本では標準的とされる「WIDE1-1」を設定する事になるだろう。
 「I-Gate ~~~ 山岳デジ ~~~ Fill-inデジ* 」 のFill-in部分に最適な感じ。
   ※↑は2段デジを想定する場合に最適という意味。

 << 特別例外 >> (トラブルの元。デジについて熟知している者のみ)
 県内局重視のサービスをする場合に2段目に位置するロケーションで SS2-2 へ対応させてみるとか、
 The new WIDEn-N PARADIGMの「WIDE1-1,WIDE2-1」形式に対応させる為に、
 山岳で1段デジとして使用する為に例外として WIDE2-1 を設定してみて様子を見る手もあるだろうが、
 基本的に推奨されないスペックであると思われる。



デジピーター設定 難易度:
設定量は TNC-22*系に搭載可能な UIDIGI v1.9beta3 の6分の1程度。
癖があるが、デジ勉強機には最適。
デジ設定はカバーエリアやビーコン経路も考慮して、慎重に正確な調整が必要だが、
PICTNCの場合はその点の負担も5分の1程度と推測。(UI TraceやUI Flood等の設定が無いので)
定期ビーコンのテキスト形式は UIDIGI のそれと同じ。
シンボルは SSコード非対応で Fill-in である事から、の中にが入るシンボルを使用する事。



Special Thanks!!  ― みんなで作るPICTNCは皆さんのご協力で完成しています。

  • JR4IUS 西迫さん  ・・・  ROMの焼き込みでお世話になっています。
  • JG4DZX 横山さん  ・・・  アクリルカバーネジ部の穴あけでお世話になっています。

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