カードとしてのエンシェントゴーレム
エンシェントゴーレム | ||
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レアリティ:★★★ | コスト:7 | 入手先:東方伝来 |
10通常ダメージ デッキ1枚につき2ガード/1Turn |
「東方伝来」収録のカード。
強化型マシンゴーレム?。効力はちょうど2倍、開始直後でも20ガードという硬さ。
15Fまで無破棄なら48ガードを実現できる。これだけあればよほど高難易度でない限り、どんな通常ダメージもまずノーダメージとなる。
盾撃デッキの切り札ともなり得るだろう。
関連カード
ボス敵としてのエンシェントゴーレム
名前 | HP | 使用技 | 常時発動 | ||
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エンシェントゴーレム | 225 | 殴る | 2nターン | 7通常ダメージ | 60鉄身 |
分析 | 1nターン | 1弱体5T 1脆弱5T 1損傷5T | |||
オーバーヒート | 3nターン | 7強化5T 自身に30固定ダメージ | |||
自己修復 | 5nターン | 16治癒5T | |||
エナジーカノン | 8nターン | 100固定ダメージ |
黒竜の住処10Fボス。
10Fボスとしてはやや高めのHPに加え、60鉄身も持っている。もっともこのボスは攻撃面の方がより厄介なのだが。
黒竜の住処で出くわした場合、マップ効果の暗中にも注意。警戒状態でないと先制パンチを受けてしまう。
まず戸惑うのが毎ターンの分析による、弱体・脆弱・損傷の積み重ねだろう。
1回ごとの効果量は少なく、5ターンで切れるので最大値は各4に収まる。が、特に脆弱と損傷は生死に直結しかねず気になるところ。
とは言え毎ターン3つの状態異常を繰り出すとあっては抵抗がいくらあっても足りない。治療カードがあれば適度に治すこともできるが、基本的には無視して戦うしかないだろう。
攻撃はほぼ殴るの一手。威力・頻度共にそこそこ高性能である。
オーバーヒート使用後はいきなりダメージ量が倍に膨れ上がる。5ターンと長持ちするので6ターン目に再度使われると3倍、すなわち一発21ダメージにまで達する。
ガードやシールドを駆使して何とか耐え抜きたい。分身や枯朽なら簡単に強打をシャットアウトできる。社の聖獣などで強化を解除するのもよい。
なおオーバーヒートではエンシェントゴーレム自身も自傷ダメージを受けるが、大したものではない。
高難易度での脅威は何といってもエナジーカノン。当たると3桁ダメージで塵と化す。
生き延びるには障壁か鉄身か復活、またはトロール?で頑張ってシールドを100超にするくらいである。どれも無理なら8ターン目までに決着を付けるのみ。
過去作品でのエンシェントゴーレム
「ジジ… キュイッ」
DDFより登場。
世界崩壊以前の時代に、当時の最先端技術を結集して造られたゴーレム。……というより、見ての通りロボットである。
装甲などのパーツや内燃機関は半永久とも思える耐用年数を誇る。この不朽の肉体と心臓によって、世界崩壊を経てDDF、ひいてはDDD2の時代にまで生き残った。
これらロストテクノロジーの解明に取り組む研究者もいたようだが、それが結実したという話は聞かれていない。
個体それぞれが独立駆動し、当時の重要施設と思しき遺構(もしくはそれがあった場所)などを数百年単位で警備し続けている。
マシンゴーレム?と違い人間へのアナウンス機能は持たず、攻撃対象とみなすと機械音のみを発しながら警告なしに殲滅にかかる。生粋の戦闘マシン。
入力された命令の解除方法が不明である以上、襲われたら物理的に破壊して止めるしかない。
……と思いきや、DDFでは仲間モンスターとしてパーティインも可能だった(捕獲のために結局一度は倒す必要がある訳だが)。
性能は防御特化型で、ほぼ全てのダメージを受け止める必殺技・仁王立ちが代表的。何だかんだで「守る」ことが彼らの本分のようだ。
DDD2で黒竜の住処に唐突にロボットが出没することに対し、場違いに感じた人もいるかも知れない。もっともこれは、単にDDF当時の関係を継続しているに過ぎない。
当時のエンシェントゴーレムは難易度6のダンジョンに登場する普通の敵だった。そして難易度6ダンジョンは全て「○竜の住処」という高等ドラゴンたちの巣だった。そういうことである。
なおエンシェントゴーレムが出るのは白竜の住処と金竜の住処?、聖竜の住処の3ヶ所。黒竜の住処には……省略。割愛。
そもそもDDFやDDD2の時代において、ロボットに似つかわしい場所は世界のどこにも存在しない。彼らは時間の迷子である。