グレインイーター

Last-modified: 2017-04-17 (月) 01:25:14

カードとしてのグレインイーター

 
グレインイーター
レアリティ:★★★★コスト:10入手先:ダンジョン固有
35通常ダメージ
敵に99無遮蔽/5Turnを付与
 

Ver1.2.3では唯一の無遮蔽を付与するカード。
無遮蔽状態の者がシールドを張ろうとすると、その効果量が無遮蔽の効果量と同値だけ減ってしまう(最低値はゼロ。マイナスにはならない)。

シールドによる防御の抑制に役立ちそうだが、実際のところこの効果は貫通や破防のほぼ完全下位互換である。
貫通ならシールドの他にガードもないものとして攻撃できる。破防はさらに分身・抵抗・鉄身など色々無効化できる。
これらより無遮蔽が勝っている点と言えば、シールドの発生そのものを阻止できるところだろうか。
貫通などは防御無視攻撃ができるだけでシールド自体には手が出せないため、敵を倒し切る前に効果が終わればまたシールドに悩まされることになる。
……そんな場面はそう滅多にないはずだが。ブルードラゴン?など効果量100以上のシールドを張れる敵もいるので、これ1枚で安泰とも限らない。

やってはいけないのが薬学持ちの敵に使うこと。無遮蔽どころか逆に巨大なシールドが出現する羽目になる(該当者は2だけだが)。
逆に敵が無遮蔽を使ってきた際、効果量2以上の薬学状態ならしれっとシールドを得ることができる。

 
 

通常ダメージの威力は全カード中第5位を誇る。
火力を犠牲に貫通もどきを得たモードレッドとでも思えば納得できる……のだろうか?

このカードは豊穣の原野のダンジョン固有ドロップ。
入手し損ねた場合はランダムダンジョンなどでの出現に期待しよう。ピックカードだけでも拾えればクラフトで作れる。
またいずれかの短期イベントダンジョンでも、ピックカードおよび固有ドロップカードとして出ることがある。

 

関連カード

通常ダメージ量ベスト5(デッキ依存型を除く)
 1位(90ダメ):リバイアサン
 2位(50ダメ):魔王 モードレッド
 3位(45ダメ):クリエイション?
 4位(40ダメ):大剣使い バルガスメタルヘッド
 4位(35ダメ):グレインイーター
豊穣の原野限定ドロップ
 マッドパンプキンノームグリードアントグレインイーター

ボス敵としてのグレインイーター

 
名前HP使用技常時発動
グレインイーター488かみつく2nターン10通常ダメージ1瘴気
かみ砕く5nターン28通常ダメージ
奥歯3nターン14通常ダメージ 手札全破棄 廃棄2T
巻きつく1nターン4通常ダメージ 鈍重2T
疫病媒介1nターン4固定ダメージ 2病気5T
 

豊穣の原野15Fボス。瘴気持ち。

攻撃は通常ダメージが大半。ほとんどの技が一撃ごとに大ダメージを受ける。
かみ砕くは多少のガードすらお構いなしに致命傷を負わせ、奥歯はその時点で持っていた手札に限らず次のターンに来たカードまで餌食にしてしまう。
廃棄は抵抗で普通に防げるが、鍍金で手札全破棄ごと無効化してしまってもよい。後は分身で通常ダメージをかわしながら叩こう。
瘴気が気になるならシールドなり開眼なりで防ぐ。難易度が上がっても効果量はほとんど増えない。

難易度ハード以降では状態異常を帯びた小技も使い出す。特に巻きつくによる鈍重は非常に危険。
厄介なのはこれらの技を毎ターン使い続けてくるため、多少の抵抗では防ぎ切れない点である。ユニコーンによる抵抗増幅や免疫を活用したい。
直接のダメージも軽くないので、分身だけに頼らず守護ガードなども併用して身を守ること(疫病媒介だけは通常ではなく固定ダメージ)。


過去作品でのグレインイーター

シリーズではDDD2が初登場。過去作品には登場していない。

グレインイーター(Grain Eater)。直訳すれば穀物喰らい、意訳すると穀潰し(ごくつぶし)。またの名をすねかじり。
だがこいつの腹が満たされるためにどれだけの食糧が必要なのか、麦や米でまかなうとしたら畑何ヤード分を差し出すことになるのか……考えたくもないだろう。
なおかつこれだけの巨体だと、這い回っただけで草木が根こそぎ倒され押し潰されるだろうし、挙げ句には病気まで辺り一帯に蔓延させる。害虫どころの騒ぎではない。

ちなみにこれらミミズや芋虫(型の怪物)は英語ではワーム(Worm)と呼ばれるが、古くはワームとは手足や翼のない蛇状のドラゴンのことを指したらしい。
DDFでは固有名(?)のないワームが登場しているが、これもまた作中では竜の末裔とされている。もっとも面影は薄い、というより全く別物だが。
このグレインイーターも単なるミミズと思っていいだろう。その巨大さと凶悪さを除けばだが……


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