ハーピークイーン

カードとしてのハーピークイーン

怒濤の6回攻撃を行えるカード。通常ダメージの連撃数としては堂々のトップを誇る。
突撃や魔剣や兵法などを一気に積み重ねるもよし。積み切った強化を用いてとどめのラッシュに出たり、重度の脆弱や凍結に掛かった敵をいたぶり回すのにもうってつけ。

反復と組み合わせればなんと12連打となる。これだけ殴って最後まで立っていられる敵は……まぁ普通にいくらでもいる訳だが。
結局のところ、これ単体では別に大した活躍はできない。何らかの状態変化と併用してなんぼのカードと言えよう。
連打数や付随する状態変化が増えるほどゲーム上の処理時間も長引くため、ランキングダンジョンなど実時間の速さが求められるダンジョンでは投入しにくいのが難点。
また不用意に反射や反撃持ちに使うと、自分も猛ラッシュの餌食になるので注意。汚染相手でも仕留め損ねると悲しい結果になる。

このカードは薫風の谷間のダンジョン固有ドロップ。
特にこのカードの場合、幸運を上げて道中でピックカードとして入手、後でクラフトで作成という手段が使えなくなっている。
薫風の谷間ではピックカードのレアリティも★★★までという上限があるのが原因である。地道にクリアを繰り返して報酬カードに期待したい。
またいずれかの短期イベントダンジョンでも、ピックカードおよび固有ドロップカードとして出ることがある。こちらならピック→クラフトも可能なので入手しやすい。

関連カード

通常ダメージ回数第2位：5回攻撃カード

　貪る者（5ダメx5）

通常ダメージ回数第3位：4回攻撃カード

　トーメンター（15ダメx4）・熱砂の旋風 ベルエラ?（14ダメx4）・ブラッククラウン?（12ダメx4）・刀霊鬼?（10ダメx4）・
　トゥームガード（10ダメx4）・狂桜鬼（10ダメx4）・クラーケン（6ダメx4）・ポルターガイスト?（3ダメx4）

ハーピー

　ハーピー・ハーピークイーン・（ガルーダ）

その他の鳥類

　スピアビーク・蓬莱鳥・フェニックス・（グリフォン）

その他の獣人

　リザードマン・ウェアウルフ?・ケンタウロス・ミノタウロス・イグの司祭?

各界の女王

　妖精の女王 サンドラ・氷の女王 シャルデ?・（魔界の簒奪者 ヴァルブルガ）・黄金の女王 ホーネリア
　デビルクイーン?・ラミアクイーン?・メデューサクイーン?・ハーピークイーン・精霊の女王・蜘蛛の女王 ヴィエラ?

薫風の谷間限定ドロップ

　マッドドール・ペガサス・シルフ・ハーピークイーン

ボス敵としてのハーピークイーン

薫風の谷間15Fボス。これまた奇襲持ち。
攻撃が連撃ばかりなのも10Fボスのシルフと一緒である。やはり弱体系の状態変化が効果てきめん。

えぐり出すは1流血5Tの3連発を誘発する。
攻撃間隔も2ターンごととかなり短く、苦戦しながらここまで来たプレイヤーはそろそろ20抵抗を使い果たしてしまうかも知れない。
そうなった場合は自前の抵抗カードや治療カードで被害を最小限に抑えたい。

高難易度では効力の大きい開眼を得たり、さらなる連続攻撃を毎ターン仕掛けてくる。
後者はガードなどをうっかり切らすと、他の技とあいまっていきなりHPを削り尽くされる恐れもあるので要注意。
克己を使うと無足がどっさり手に入って便利。反射も高い効果を上げる。

過去作品でのハーピークイーン

DDFから登場。
この頃は高難易度ダンジョンのとはいえ、ボスではない普通の敵だった。クイーンの名が泣いている。

その名の通り、ハーピー達の頂点に立つ最上位種の鳥女である。
当然群れを統率する力を持つが、あまりに縄張りが広大なため群れの「範囲」もまた広く、はた目には群れを作らず単独でしか活動しないようにも見える。
いざという時はもちろん彼女の号令によって集まり、集団で事に当たるはずだが、そんな光景を見た報告もないところを見ると滅多にあることではないようだ。
そもそもハーピークイーンの存在自体が王国ではほとんど知られていない。配下のハーピー達と違い、人前に姿を現すことすらごく稀のようである。

一般のハーピーは特に着衣はないが、このクイーンは服や王冠などを身に着けている。よく見ると髪も先端が三つ編みになっている。
これらはどこで手に入れたのか、そしてどうやって着ているのか。何しろハーピークイーンには腕がなく、一人で服を着たり髪形をセットできるはずがない。
つまり誰かが彼女に着せていることになる。あのボンデージっぽい衣装を素肌に。うらやｍけしからん。

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