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カスタマイズできるテレビリモコンの製作(複数の機器ON・OFF同調のパターン2)

Last-modified: 2016-03-20 (日) 21:17:43

このパターンの第2弾:NECのリモコン・RL52の、マイコンだけ交換して他社用リモコンへと改造 ←このページが実用編で↓本ページは習作(練習)編です。


初出 2014-1-3
最終更新 2014-1-3
パターン1はこちら
 

後付で複数の機器のON・OFFを連携する手法として、これよりも簡易な手段として、「(一台の)リモコンで同時に複数の機器をON・OFFする」というものがあります。短所もあるのですが、なにしろ実現が容易なので市販の機器でも採用されています。

 

で、本ページの以下で紹介しているのは、あいにく対象の機器に対応する上記のようなリモコン(あるいは機器)が販売されていない場合に「自前で、複数の機器を同時にON・OFFするリモコンを作ってしまおう」という内容です。

 

私自身は現時点では、特に必要とはしていないのですが、ものは試しと気軽に作ってみました。

 

ここで紹介しているリモコンは学習リモコンじゃないので、他にこんなものみたいなものを持っていることが前提です。本ページの内容はこれから初めて電子工作を始める人にとっては敷居が高めです。既に電子工作をやっている人向けです。

 

本来はこのページのような工作をおこなわなくても、市販の学習リモコンが、このような(同時に複数機器を操作できる)機能を持てばいいわけです。2000円くらいの乾電池で動くような商品だとこのような用途用の(ちょっと高度な)設定インターフェースを設けるのが困難なので、多分まだ販売されていないと思います。スマートフォンアプリなんかだと既に出現している可能性も高いと思います。

 

customizable-tv-remocon_1_s.jpg
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一から作るんじゃなくて、ジャンクのリモコンを改造しました。元はかつてウチにあった20〜25年くらい前のテレビ付属の赤外線リモコンだろうと思います。ボタンが碁盤の目のように並んでいて、改造もし易いだろうし、汎用的に利用しやすいだろうと思ったのが選んだ理由です。

 

写真は改造完了後で、一部の汎用的でないボタンの名称は白で覆い隠してあります。少しボタンの数が足りなかったのでボタン1個をモード切替用として、一部のボタンに複数の機能を持たせてあります。

 

customizable-tv-remocon_2_s.jpg
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これと同じく、テキトー作業でして、当初片ガワだけと基板とを合わせて開口部を削っていたので位置を間違い、一部後から塞ぎました。パテ埋めもせず、そこら辺にあったテキトーな塗料を一吹きしました。

 

使用チップは28ピンのPIC16F886です。選んだ理由はただ「使ってみたかった」だけです。4x6のマトリックス入力と赤外線出力だけなので最低限14〜16ピン程あれば足ります。

 

見ての通り、ICSPには対応していないものの、チップが剥き出しで、ファームウェアの更新には有利な形態です。

 

customizable-tv-remocon_3_s.jpg
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元々左上の部分に1.27mmピッチSOPのMCUが乗っていました。それを除去し、孔を開け、UEW線を付けています。UEW線は反対面側に取り付けたPIC16F886に繋がっています。

 

「とりあえず作業」として、先にこの面の半田付けをしてしまったのは間違いでした。先に反対面の作業を完了させてからこちらの面を作業をおこなった方が綺麗にできた筈です。まあ今後このページの手法は応用が効きそうなので、十分今後に活かせると思います。

 

customizable-tv-remocon_4_s.jpg
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28ピンソケットの足を夫々90度外側に曲げてベーク板に貼り付けたものを、本来の基板の上に乗っけってあります。

 

元々基板に実装されていたものは出来る限り活かしています。赤外線LEDもトランジスタもそのままです。取り外したものはMCUとオシレータとオシレータ用のコンデンサだけです。

 

ファームウェア・サンプルソース
ダウンロード  filecustomizable-tv-remocon.asm  (仮に(動作確認用に)TSTB-R50用のリモコンの命令を内包)
ページ表題の機能を持たせるなら、電源ボタン用のルーチンから複数の種類の赤外線を発射するように変更すればいいわけです。

 

ところで今回はジャンクリモコンを元にチップの換装という形で目的を実現したわけですが、このような改造のキモは既存配線の調査だと思います。今回私は既存配線の調査の結果に基づき、以下のようにマトリックス配線の接続具合を示す表を作成しました。市販のリモコンのチップ換装という手法を採るならこのような表の作成は必須だと思います。そして、このような表さえ得られれば後の作業は簡単だと思います。
customizable-tv-remocon_5_s.png
表中のS1等の表記はこのページ上から四番目の画像をクリックして拡大して見ればわかると思います。
表中の5から14までの数字は元のチップでの、対応するピンの番号です。

 
 

このように配線しています。
customizable-tv-remocon_6_s.png
5から14までの数字は上述と同じく、元のチップでの、対応するピンの番号です。

 

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