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赤外線リモコン関連の補足情報

Last-modified: 2016-01-11 (月) 22:26:56
初出 2011-XX-XXXX
最終更新 2014-7-14
当サイトにいくつか赤外線リモコン関連のページがありますが、そこで扱いきれてない情報や最近知った情報を掲載します。
 

 

lirc は万能ではない(今まで私は誤解していた)

三菱のエアコン各種(24年前, 5年前, 3年前)いずれも学習できませんでした。(2014-7-10)近いうちに再チャレンジしてみます。(2014-7-14)駄目でした。エアコンに一般的な2パートに分かれたタイプのフォーマットは「ギャップが認識できない」とのエラーを吐き、学習できません。
日立のエアコン(2011年製造)を学習できませんでした。
丸善電機のMD1を学習できませんでした。(2014-7-10追記)学習できました。原因は下記。

 

ダウンロード fileMARUZEN_MD1_usingSerialPortReceiver.conf  丸善電機のMD1

lirc トランスミッターはほとんど使い物にならない 使い物にする方法がわかりました

最近、lircのトランスミッターを作ってみて試用してみたんですが全く期待はずれでした。
ついでにlircのレシーバーでいくつか今まで学習していなかったものを学習しようと試みたんですが、これも期待はずれでした。

 

今まで「lircは万能」と勝手に思い込んでいたんですが、実態は全然異なるものでした。

 

lircのトランスミッターからは、まず一度では正しい波形が出ません。何度も何十度も連続して送信しているうちにはまず必ず正しい波形が送信されるのですが、一度で正しい波形が出ないのでは殆ど使い物になりません。

 

少なくともリアルタイムOSではない普通のLinux上で送信処理をおこなおうとするとまず100%そうなってしまいます。何度か何十度か連続して送信するうちの”何発”が正しい波形になるかがわかりませんから、[ON/OFF]のようなトグル式の機能には使えません。”マクロ命令”にも使えません。同じ命令が短時間に重なっても問題の生じない一部の機能だけにしか使えません。

 

しかも"正しい波形”といっても完全に正しいわけではありません。lircレシーバーで受信すると認識できるんですが、オリジナルのハードウェアの方では認識できない例があります。
(2014-7-14追記)「lirc トランスミッターはほとんど使い物にならない」は簡単に言うと、私の誤解でした。「使い物にならない」と誤解した最も直接的な理由は「lircの学習結果が、lircレシーバやソフトウェアのバージョンが異なると微妙に異なり、」その学習結果を設定に反映した環境では、以前私が体験した「数十回に一度程の頻度で正常に認識・反応する」という、OSの非リアルタイム性の影響か?と思えるような現象が起きえる為でした。

 

ここ数年、私が常用してきた「IgorPlugUSB」レシーバーはlircの標準的なレシーバーとの乖離がちょっと大きかったようです。その為、このレシーバーで学習した結果を反映した環境で“lircの標準”とも言えるシリアル接続のトランスミッターを用いると、上記のような「数十回…」現象が起きました。対して、シリアル接続のレシーバで学習した結果をシリアル接続のトランスミッターで用いた場合は、常に一発で認識・反応します。

 

過去にIgorPlugUSBレシーバで学習した、NECライティング・RL52の学習結果がRAWフォーマットなのは、NECフォーマットとIgorPlugUSBレシーバとの相性が良くなかった為だと思われます。多分ポーリング周期が長すぎるんで相性問題が発生するんでしょう。シリアル接続レシーバを用いると簡単に正常に学習できました。下部に新旧の学習結果を掲載しています。

 

同じく過去に丸善電機・MD1の学習ができなかったのも、IgorPlugUSBが原因でした。シリアル接続レシーバを用いると簡単に正常に学習できました。


現在私が使用しているシリアル接続レシーバ(兼トランスミッター)です。接続しているシリアルポートの供給可能電力が足りないので5V電源(USBから取得)をつないでいます。
remocon_etc_4_s.jpg
回路図です。
LIRC_Homebrew_Serial_Port_Receiver_and_Transmitter_circt_s.png
一見、変に見えるかもしれませんが、元々はlirc本家の純正トランスミッターに準じた回路です。そこから大容量電解コンデンサを省き、5V電源と受信回路を追加したらこうなりました。

 
 

lircのレシーバーで何でも学習できるのかと思っていたのですが、最近の三菱のエアコン、最近の日立のエアコンは駄目でした(冒頭を参照)。

 

こういう用途にはlircなんか使わずに、市販品のTira-2.1を用いた方がいいんじゃないかと思います。(2014-7-14追記)他にも選択肢は多数あります。
学習できる範囲では、何年も前に自作したこれでもTila-2.1と同等に役に立ちます。

リモートコントロールしやすくなった最近のエアコン

電器店のエアコン売り場で最近のエアコンのリモコンを調べてみたところ、↓このように電源のオンオフがトグル式でなく、オン、オフそれぞれが専用ボタンになっているものが多数を占めていることがわかりました。
remocon_etc_1_s.jpg

 

こうした形式ですとHA端子のアダプターなんか使わなくても、フィードバック機構を設けなくても、赤外線リモコンでリモートコントールが容易に実現できます。

シャープAQUOS のリモコンをlircで学習してみました。

remocon_etc_2_s.jpg

 

ダウンロード fileSHARP_LCDTV_usingSerialPortReceiver.conf  シリアル接続レシーバを用いて学習したもの(お薦め)
ダウンロード fileSHARP_LCDTV_usingIgorPlugUSB.conf  数年前にIgorPlugUSBレシーバを用いて学習したもの(駄目なやつ、以前SHARP_LCDTV.confという名前で掲載していたものと中身は同一)

 

重大な難点があります。
lircレシーバーで受信させる限りは問題ありません。つまりMythTV用としては完全に利用できます。しかしlircトランスミッターを使って本物のAQUOSの操作を試みましたが、無反応でした。詳しく調べていませんが、波形の僅かな互換性の問題だと思います。

NECライティングのリモコンRL52をlircで学習してみました。

NECライティング・RL52の写真 ←マクロ・リモコンのページ

 

ダウンロード fileNEC_Lighting_RL52_usingSerialPortReceiver.conf  シリアル接続レシーバを用いて学習したもの(お薦め)
ダウンロード fileNEC_Lighting_RL52_usingIgorPlugUSB_new.conf  最近IgorPlugUSBレシーバを用いて学習したもの(駄目なやつ、(NECフォーマットなのに何と)RAWフォーマット)
ダウンロード fileNEC_Lighting_RL52_usingIgorPlugUSB_old.conf  数年前にIgorPlugUSBレシーバを用いて学習したもの(駄目なやつ、RAWフォーマット、以前NEC_Lighting_RL52.confという名前で掲載していたものと中身は同一)

 

こちらもlircレシーバーで受信させる限りは問題ありません。つまり上と同じくMythTV用としては完全に利用できます。lircトランスミッターを用いての本物のハードウェア(シーリングライト)の操作はまだ試していません。

 

このリモコンのクローンを自作されたい方はこちらをご覧下さい(実際に製作するには電子工作の知識が必要です)。

 

(2016-11-11追記)
RL52クローン用のファームウェアをこちらにアップしました。

最廉価クラスの学習リモコン ヤザワコーポレーションのRC23BKを購入してみました。

remocon_etc_3_s.jpg
エアコンの命令は学習できなかったものの、lircで学習できなかった丸善電機のMD1は学習できました。エアコン以外の用途には十分役に立つものだと思います。

 

ただし、この製品、発せられる赤外線の指向性が非常に強くて使いにくいです。2メートルくらい離れると正確に真っ直ぐ目標に向けないと反応は期待できません。

TMY(辰巳屋興業)のTSTB-R50付属のリモコンTS-RKT01Zをlircで学習しました。

これは実運用しているので専用のページを設けてあります。
こちらをどうぞ。lircd.confやlircrc等を掲載しています。

 

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(でもここより、掲示板書き込みフォームのページに書いて頂いた方が気づき易いと思います。)


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