物乞い

Last-modified: 2024-02-19 (月) 21:50:43
収録拡張コストカード種別効果
暗黒時代2アクション銅貨3枚を獲得し、あなたの手札に加える。
リアクション他のプレイヤーがアタックカードを使用したとき、あなたはこのカードを捨て札にしてもよい。
そうした場合、銀貨2枚を獲得し、そのうち1枚をあなたのデッキの一番上に置く。

概要

銅貨3枚を手札に加えるアクションカード。使用したターンには金貨並みの金量を発生させる。
しかし、すごい勢いでデッキが銅貨まみれになるので、使い続けると5金以上出すのが難しくなる上、言うまでもなくデッキは回転しなくなる。
デッキのシャッフルが来る前にゲームが終わるようなタイミングであればデメリットは無視できるし、荒れ場であれば銅貨でも資金としてありがたい。
リアクション効果は、アタックに対して自身を捨て札にし、銀貨2枚を獲得する効果。幅広いアタックのダメージを軽減できる。

利用法

  • 物乞い庭園。爆発的にデッキ枚数を増やしつつ、銅貨の占める割合が高まるので庭園や公領も購入しやすくなる。
  • 物乞い。塔のある場で銅貨の山札切れを狙う。
  • 手札の枚数は増えるので、保管庫工匠で捨て札にして利益を得る。
  • 傭兵の廃棄材料を供給し続ける。この場合、手札に加わるのが重要。購入権が増やしにくい状況で特に有効。
  • ギルド集会所と組み合わせると、6金相当の金量が発生する。3金分の財源は消費せず保留しておくことも可能なので強力。
  • ターン中に獲得したカードの枚数によって効果が上昇するカードやイベントとの相性が良い。
    • 凱旋で一発大量得点を狙ったり、使ったターンの夜フェイズに修道院銅貨を即廃棄したり。
  • 銀貨2枚を獲得するリアクション効果は、多くのアタックカードに対するダメージを軽減できる。
    • その内1枚はデッキトップに獲得するため、デッキ破壊や捨て札にする効果の被害を軽減する。
    • 自身を手札から捨ててリアクションするため、手札が5枚以上の際に影響を受けるハンデスアタックを回避できる。

詳細なルール

使用時効果 について

  • 銅貨の獲得は強制である。サプライに銅貨がある限り、必ず3枚手札に加えなければならない。
  • 銅貨が2枚以下しかサプライに無い場合、残った銅貨を全て手札に加える。
  • 日本語テキストでは分かりづらいが、獲得される銅貨は、捨て札置き場を経由せずに直接手札に獲得される。詳細はリンク先参照。

リアクション効果 について

  • 仕切り線以下は他のプレイヤーがアタックカードを使用した時に誘発する使用時誘発効果である。リアクションするタイミングは、アタックカードが使用されて場に出た直後、その効果を処理する前である。
    • よって、詐欺師など、デッキトップを廃棄するor捨て札にするアタックに対してリアクションした場合、デッキトップに置いた銀貨が対象となる。
      デッキの他の強いカードを守ることにはなるが、海賊船のアタックにリアクションすると、デッキから銀貨(=財宝カード)が確実に公開されてしまうことになるので注意。
    • 例えば、手札が5枚の状態でリアクションすると、アタックの効果を処理する前に物乞いを手札から捨て札にするので、手札は4枚となる。
      これにより、「手札が5枚以上のプレイヤー」が対象となるアタック(寵臣略奪収税吏夜襲恐怖悪党射手書記)から逃れられる。
    • アタックの使用に誘発するリアクションカードは好きな順番で処理できるので、①物乞いでリアクションし、物乞いを捨て札とし、手札を4枚とする→②番犬でリアクションし、4ドローする、という動きができる。
  • 物乞いをリアクションした際の厳密な処理は以下の通り。
    1. 物乞いを手札から捨て札にする。
    2. 銀貨1枚をデッキトップに獲得する(捨て札置き場を経由しない)。
    3. 銀貨1枚を獲得し、捨て札置き場に置く。
  • よって、サプライに銀貨が1枚しかない場合、それはデッキトップに獲得される。
  • カードテキストからはわかりにくいが、物乞いのリアクション効果で獲得される銀貨は、捨て札置き場を経由せずに直接デッキトップに獲得される。詳細はリンク先参照。

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