【○○の陣召喚】

Last-modified: 2020-10-07 (水) 00:20:02

概要

一部の竜族ボスモンスターが使う、「○○の陣」を戦闘フィールドに呼び出す技のこと。
実行時はシステムログに「複数の禍の陣が あらわれた!」といった風に表示される。
これらの陣は属性のエネルギーを具現化したようなものであり、モンスター扱いでHPを持ち自発的に行動する。
そのため、本質としては【設置型】ではなく取り巻きを呼び出す召喚技である。
 
複数の種類があるものの、要は禍の陣を呼び出す技であるためまとめて取り扱う。
この項では呼び出された禍の陣についても取り扱う。

【禍乱の竜アンテロ】

「炎禍の陣」「風禍の陣」「雷禍の陣」を使用する。
戦闘序盤は一定間隔で「炎禍の陣召喚」「風禍の陣召喚」「雷禍の陣召喚」という技で名前に対応した禍の陣を呼び出す。
HPが減ってくると「双禍の陣召喚」で2つの禍の陣をいっぺんに、更にHPが減ると「三禍の陣」で3つの禍の陣をいっぺんに召喚するようになる。
三禍の陣のみ、使うようになっても使用率が低いため、1度も見ないまま倒される事もままある。
 
出現した禍の陣はいずれもHPが2000ほどで、狙った相手に向かってゆっくり移動しつつ固有の特技を実行する。
また、「炎禍の陣」は3ターン分、「風禍の陣」と「雷禍の陣」は4ターン分行動すると自動的に力尽きて消滅する。
技を使用中にHPが0になり力尽きた場合はなぜか「◯◯は チカラつきてしまった。」と表示される。
名前から察せられる通り、それぞれ自分の司る属性には耐性があり、弱点も陣毎に異なるため要注意。無属性または氷・土・光属性ならどの陣にも軽減されずに済む。
ボスのお供限定のモンスターの例によってモンスターリストには載らない。
 
現れた禍の陣は
「炎禍の陣」は【大爆炎】で自身を中心とした範囲に680程度の炎属性ダメージを与える。炎闇耐性/氷雷弱点
「風禍の陣」は【旋風波】で対象を中心とした範囲に300程度の風属性ダメージを与え、稀に守備力を1段階下げる。風耐性/土闇弱点
「雷禍の陣」は【呪雷閃】で対象を中心とした範囲に250程度の雷属性ダメージを与え、稀に全属性耐性を短時間下げる。雷耐性/土光弱点
陣の攻撃は【バトル・ルネッサンス】の「超強い」におけるダメージ補正の対象外。
 
いずれも攻撃は強力なものの、先述のとおりHPは低いため呼び出したと同時に強力な範囲攻撃等で即座に片付けたい。
ただしサポート仲間のうち特に近接アタッカーは陣が何らかの技を使う度に距離をとろうとする傾向があるため処理が遅れやすい。
しかもどの陣も技の発動はやや早いため、サポート仲間は距離をとろうとするのだが避けきれずに攻撃をまとめて複数人で食らうというケースが多い。
少なくとも炎禍の陣を瞬殺出来るようにした上で念のため炎属性への耐性を何らかの方法で上げたり聖女の守りを使ったりして大爆炎に耐えれるようにするとぐっと楽になる。
 
アンテロ本体の行動とあわせると強力な範囲攻撃が乱れ飛ぶため、出現したらなるべく手早く倒さないと一気に死人が出る事が多く、禍乱の竜アンテロ戦ではこいつらの対処法が勝敗を大きく分けると言っても過言ではない。

【逆乱の竜ナダイア】

「嵐禍の陣」を使用する。2体同時に召喚する。基本的に激怒中以外は滅多に使わない。
ただしナダイア戦では敵の最大存在可能数が4に設定されているため、ドマノ、ロマニが両方ともいる状態だったり、既に嵐禍の陣が2体いる場合は1体しか呼び出さない。
【竜巻】で自身を中心とした範囲に450程度の風属性ダメージを与え、【守備力ゼロ】にする。
アンテロが使うものとは違い、時間(行動数)による自動消滅はなく、放置すると延々と竜巻を連発されるため非常に危険。
HPは少ないのでさくっと倒してしまおう。
なお、竜巻使用中に倒した場合は「嵐禍の陣は チカラつきた」と、アンテロが使うものと同じようにさも自然消滅したかのようなメッセージが流れる。

復讐の兄弟竜

元キャラと同様に【憤怒の剛竜】が炎禍・風禍・雷禍の陣を、【謀略の邪竜】が嵐禍の陣を使用する。
基本的には上記と変わらないが、雷禍の陣の呪雷閃にショック(おびえで【休み】)の効果がついているので注意。
また三禍の陣召喚と嵐禍の陣召喚は兄弟のどちらかが倒された後にしか使わない。

【罪業の怨霊】

ナダイア・アンテロ兄弟以外での初の使用者。
使用するのは風禍・雷禍の陣の2つのみ。憤怒の剛竜とほぼ同じ効果を有する。

余談

ナダイア・アンテロ兄弟と同じく【ナドラガ教団】の神官である【エステラ】も、【氷魔フィルグレア】戦にて【三竜陣】という類似技を使用する。
炎・風・雷の属性エネルギーを陣として具現化するこれらの術は、教団に伝わる秘術なのかもしれない。