【もろば斬り】

Last-modified: 2022-03-17 (木) 11:18:00

【とうこん】

【とうこん討ち】-【クイックアーツ】-【もろば斬り】-【無心こうげき】-【天下無双】-【テンションバーン】-【ミラクルブースト】-【灼熱とうこん討ち】-【古今無双】

概要

とうこんスキル42ポイントで習得できる【バトルマスター】専用特技。消費MPは無し。
 
名前の由来は「諸刃の剣」から。
諸刃とは刀身の両方のふちに刃のついた剣のこと。
一歩間違えれば自分や関係の無いものを傷つける可能性もあるということわざ。
 
尚、諸刃は「もろ」以外の読みはなく、「もろ」とは読まない。
そのため「もろば」という言葉はドラクエにおける造語である(他には【みかがみの盾】の「みかがみ」も造語の1つ)。
ちなみに、ドラクエ過去作にもその名もズバリ「もろのつるぎ」という武器が登場している。シリーズ通して高い破壊力を誇るが、与えたダメージの一部が自身に跳ね返ってくるという、簡単に言えば常にもろば斬りで攻撃しているような性能と言ったところ。

性能

敵に3.2倍のダメージを与え、自分もその35%分のダメージを受ける。
MPを消費せずに3.2倍撃と見れば非常に強力だが、その強力さがそのままリスクになる正に「諸刃の剣」を体現している特技。
 
反射ダメージは「与ダメージに比例してHP回復」効果と相殺されず、反射ダメージ→回復の順で処理される。
反射ダメージでHPが0になった場合死亡するため、その場合当然回復効果は発揮されない。
Ver.3.0までは相殺できていたが後述の【ミラクルもろば】対策で今の仕様に変更された。
【いやしの雨】【きせきの雨】の「被ダメージの25%or50%回復」の効果も適用される。
また、生き残りが一人しかいない状態でこの技を使い反射ダメージで死亡した場合、同時に敵を倒していても全滅となる。
特にバトルマスターの職業クエストでは一対一での戦いが何度かあるため、この点には注意。

 
【天下無双】は合計倍率がこちらの1.5~1.9倍程度あるため単純な火力では劣るが、もろば斬りの優位な点は全体のモーションがコンパクト=攻撃時、攻撃後の行動不能時間が短いことにある。
【ランドインパクト】【ネクロゴンドの波動】など、離れたりジャンプしたりする必要がある攻撃において、その時間が生死を分かつといっても過言ではない。
また、水の宝珠の「忍耐のMP回復」や「逆境の身かわしアップ」の発動は反動ダメージも対象になるので、ある意味能動的にこれらの効果を発動させる手段にもなる。
 
敵ではてっこうまじん等が使用。初期の頃は反射ダメージでトドメ(=自滅)した場合は倒した事にならず、経験値等が入らなかった。

Ver.1.3

この頃は敵に1.5倍のダメージを与える代わりに25%のダメージを受ける効果だった。
 
【二刀流】ならばそのまま殴った方が強いため、基本的に使うとしたら両手剣使用時となる。
しかしその両手剣でも、遠距離から放つことができダメージもこれとほぼ同じ【無心こうげき】や、更に高いダメージを出す事が出来る【渾身斬り】といった強力な対抗馬がいるのが辛いところ。
こちらは消費MP0なのと発動速度が早めなのが強み。
 
習得は早い方なので、他の攻撃技を覚えるまでのつなぎにはいいかもしれない。

Ver.3.0

誰も使ってない、という理由で強化が決定され威力と反射ダメージが現在の値になった。
また二刀流時に左手分のダメージが入るようになったので、両手剣以外でも使う選択肢が出てきた。
 
【ミラクルブースト】と併用することでノーリスクになるどころか数多のメリットを得た上で高火力と自己回復を両立させた戦術、【ミラクルもろば】が生まれた。
 
5/20 16:00追記のお知らせにて、

反動ダメージが完全相殺されリスクが全くなくなるのは想定していたゲームデザインとは異なっていた

と発表される。そして5/27に反動ダメージが先に来るよう修正された。
この発表、修正によって提案広場は大炎上した。詳しくはミラクルもろばの項で。
 
もろば斬りの極意の宝珠も登場したのだが、現在は威力の上昇が逆に自分の首を絞める事になるのでつける事自体が危険視されるケースも多い。これを必死に取りに行ったプレイヤーも多かったせいもあり、余計に修正に対する不満の声も多かったという。
 
【不思議の魔塔(Ver.5まで)】では、【フリーズブレード】【ギガスラッシュ】までの繋ぎとして使われることがある。
自滅しても戦闘終了後に全快する仕様とマッチするため、【すてみ】【とうこん討ち】でテンションをあげつつ、最後の一体に対してとどめを刺せるよう放てば(反動次第では一時的に死にはするものの)効率よく敵を倒すことができる。
特に連戦型の赤い魔法陣だと、最後に強敵が出てもSHTもろばでほぼ確実に倒せるのがでかい。
ただし、使いどころを間違えると蘇生が必要になってしまい余計に手間が増えてしまうのと、死亡ターンが発生するため獲得経験値が減ってしまうので、敵のHPには気を付けるべし。

Ver.3.2

不思議の魔塔の仕様変更によって戦闘勝利時に全回復しなくなったため、上記のもろば自滅狩りの使い勝手が悪くなった。

余談

「反射ダメージによって死亡する」ことを逆に利用し、手近なモンスターに使って自滅する、いわゆる【デスルーラ】という使い方も存在する。
同様に【自殺コイン】での自殺手段として使われることもある。