【エストリス】

Last-modified: 2023-04-08 (土) 19:35:23

概要

【ドラゴンクエスト 蒼天のソウラ】に登場する。
魔博士の一人。中性的な外見をしており服は女物だが、性別は男で一人称は「僕」。口が悪く五種族を見下している。
承認欲求が人一倍強く、結果を出せないと焦るタイプ。
肩書きは「傀儡匠」で【ゴーレム】【ミステリドール】などのドール系(物質系)モンスターを使うほか、【ジェリーマン】をマリクから借り受け単独で行動することも。
 
カルサドラ火山での戦いでギブとダンにウルベアン・ドールをけしかけるが、ダンの破城榴弾(キャッスル・ノッカー)に打ち破られやむなく撤退。この時点で自分の差し向けた刺客や策が全てことごとく失敗しており、かなり追い詰められていた。
その後「自分の存在を否定するものは消してやる」と、火山上部に祀られた三闘士像の一体(ハンマーの個体)を神降傀儡呪文(ネメシス)で動かし、ソウラたちを潰そうとかかるが、溶岩龍ブライドンが像を元に戻したことで撤退せざるを得なくなった。
 
イシュマリクに勝手な行動を戒められ謹慎となるが、【復讐の月】復活のためにクリアしなければならない課題を解決するため工房にこもることになる。
 
ルシナ村襲撃戦では裏方としてモンスターの補充を行う。
使役したモンスター達は思わぬ助っ人に返り討ちにされたものの、終盤、我を失っていたアビーを制止したり、敗北寸前だったイシュマリクたちを救出して戦線離脱に成功するなど戦功はめざましく、マリクから礼を言われた悦びに打ち震えていた。魔博士たちの上司は【常闇の君】でありマリクはあくまでスポンサーなのだが、エストリスは誰に対しても褒められると嬉しいタイプのようだ。
イシュナーグ海底離宮では突入してきた冒険者たちに対し、沈んでなお熱を帯びていたという【神殿レイダメテス】の残骸からレイダメテス尖塔兵を3体生み出し戦線に投入、内1体に乗り込み陣頭指揮を行うが、【かげろう】に身体をバラバラにされる。ここで初めて、これまで「エストリス」として戦場に出ていたのは意識を移した人形(ドール)であり、本体は後衛でほかの予備の人形とともに過ごしていることが発覚した(実際にレイダメテス尖塔兵を動かしているのは内部の【パペットマン】たち)。魔物を使役する以外に戦闘能力を持たない魔博士たちの中で、彼のみ単独行動が多かった理由も納得である。
 
最終盤では献義体、【ギラチス】を創造したが彼からは「かーちゃん」と呼ばれている。

Dragon Departure

1.予感で彼の出生が語られる。
三千数百年ほど前の【ドワチャッカ大陸】にて【ドワーフ】の父と【エルフ】の母の間に生まれた混血児で、その風貌から迫害を受け続け、両親も死亡して天涯孤独となり、生きるために窃盗や乞食、下劣な趣味を持つ貴族に取り入ってきた。
しかし特異な魔術の才能を帝国?に買われ、同じく招かれたゾフィーヌ、プラクゥ、アビーと意気投合して抜群の戦果を生んだものの、人倫を逸脱した研究姿勢が災いし、周囲に疎まれた末に二人の研究者(【クオード】【主人公の兄弟姉妹】?)によって時空の狭間に飛ばされてしまう。
その空間の中で【悪夢龍レムナス】の声を聴き、研究成果をレムナスの為に役立てる事を条件に3000年後のアストルティアに帰してもらい、魔族の肉体を手に入れた。
 
9.受肉では【ソウラ】達との戦いでギラチスも自身と同じぐらいの承認欲求を受け継いだ事に気づいたが、【ネフェルニシア】【シジマ】の龍の血が引き揚げられた際にギラチスと同時に肉体が崩壊していった。
 
12.竜の門出ではゾフィーヌ、プラクゥ、常闇の君と共に再び時空の狭間にある時空の牢獄へと戻り、ほとぼりを冷ますべく研究の日々を過ごす事にした。
献義体の生まれ変わりであろう魔物と共に…

使用呪文

  • 傀儡呪文(エメス)
  • 神降傀儡呪文(ネメシス)

同僚

【ゾフィーヌ】
【プラクゥ】
【アビー】