【カネトルティア】

Last-modified: 2020-12-26 (土) 00:14:56

概要

ゴールドの価値が非常に高く、コンテンツを満喫するには多額のゴールドが要求されることとなりがちな本作を皮肉った言葉。本作では

…など、多くのアイテムが【旅人バザー】【モーモンバザー】、それらが使えない場合も郵便や直接会っての【とりひき】コマンドにより、プレイヤー間でゴールドを通して取引されている。
さらに、店売りアイテム、旅人バザーを始めとした施設の手数料、レンダーヒルズやマイタウンといった高級住宅の購入費用など、システムに吸われるゴールドの額も決して安くはない。
バトルコンテンツ中心にしろ、ドレスアップやハウジングが中心にしろアストルティアで生活する以上ゴールドの消費は免れないので、金策の上手さが各コンテンツに割けるリソースに直結してしまい、経済格差が露骨に表れてしまうのである。
金策や金策のための勉強に時間を割いて収入を増やすか、限られた収入の中でうまく遣り繰りするかが求められる世界であることは承知しておいたほうがいいだろう。
バージョンを追うごとに金策の手段は多様化しているし、手軽なものも少なくないため、自分に合った金策手段を見つけたいところである。
 
なお、出費、特に装備によるものについてはプレイスタイルによって大きく変化する。
ステータスと特殊効果に優れた高レベルの武器防具や高難易度のコンテンツが充実してきた現在、少なくともメイン職においてはしっかりとゴールドをかけて高レベル装備に適切な錬金を付けたものを用意することがほぼ常識となっている。
一方で、エンドコンテンツに出さない職なら、今なお安価で耐性を補強でき着回しもよい【ユニクロ装備】が中心であっても問題はないし、武器に関しては【アストルティア防衛軍】によりとりあえずタダで高レベル品を用意できるようになってきた。
やりたい職にもよるが、全職でエンドコンテンツで戦えるほどの装備を揃えよう、トップクラスに追いつこうと思わなければ極端な出費にはならないはずだ。きちんと考えれば倹約ライフを送る事は十分可能である。
匿名掲示板ではスペック自慢や煽り合いのために、客観的に見れば過剰なスペックを必要最低限のハードルとして言いふらす者も散見されるが、そうした発言をあまり鵜呑みにしないように。
 
2013/10/22にニコニコ生放送で放送されたDQXTV第5回にてこの単語が公式で取り上げられ、アストルティア内の経済に対する運営の考えが語られた。
開発・運営便り13にてこの件についてはまとめられているので、きちんと読み、オンラインゲームの運営上、必要な上でこうなっていると言うのを理解しておこう。
ドラクエシリーズから見れば奇異な事だが、一般的にMMORPGでは当たり前の事である。
 
ただし、システム上仕方がない点を利用し知識の差に付け込み詐欺、詐欺まがいの行為で善良なプレイヤーからゴールドやアイテムを巻き上げる悪質プレイヤーは多く報告されている。これについては正常なゲーム内経済の許可では認められていないので気を付けよう。

リアルマネーをカネトルティア

本作ではパッケージ代と【利用券】(キッズタイム除く)の購入費用がプレイするための必要最低限の費用となるが、これに加えて倉庫枠などを拡張するオプションプラン、主にドレスアップ関係の商品を扱う【ドラゴンクエストX ショップ】、様々なサービスを受けられる【ドラゴンクエストX 冒険者のおでかけ便利ツール】などの課金要素が存在する。
その中でも、便利ツールの機能の一つである【ふくびき】は、定期的に更新され実装直後は高額でバザー取引されることになりやすいツール限定の景品の存在から、ゲーム内ふくびきとツール内ふくびきで【ふくびき券】1枚あたりの換金期待値に大きな差が生じる。
 
【マイタウン】実装後は

  • 【マイタウン権利証・封書】【マイタウンメダル】1000枚が2億ゴールド(バザー取引の手数料を考慮すると1.9億ゴールド)と等価
  • ツール内福引1回あたりのマイタウンメダルの期待値は約0.145枚
  • 以上より、マイタウンメダル1000枚を集めるために必要な福引回数の期待値は約6900回
  • 期待値通りの回数の福引でマイタウンメダルが揃うとして、無料分を考えないとすると、手数料として必要なジェムは138000ジェム
    (無料分を含めればジェム消費は下がるが、要求回数が多いためすべて無料分で賄うのは現実的とは言えず、少なからずジェムは消費することになるだろう)
  • ジェム課金の効率は最高で8300ジェム=5000円となるため、上記のジェムをリアルマネー換算すると約83000円

よって、大雑把に計算して83000円=2億ゴールドの図式が成り立つようになった。
 
【青山公士】Pはプロデューサー夜話にて「本作の開発力を維持するため、プレイヤーが本作に払いたいだけ払えるようにするため、様々な課金形態を用意していく」という旨の意図を語っている。