【カンダタ】

Last-modified: 2023-03-27 (月) 16:50:54

概要

DQ3に登場したパンツ一丁に顔を覆うマスクがあまりにも特徴的すぎる大盗賊。そんな彼が遂に10にもやってきた。
基本的には【ごろつき】【エリミネーター】【デスストーカー】【クリムゾンローグ】【オルテガ】の色違いで、より人間寄りの肌色に緑のパンツとマスクなのだが、こちらはれっきとした人間らしく【???系】となっている。
今作では過去作にはないほどの、尚且つ今作のキャラの中でもずば抜けた多彩なモーションでイベントムービーを盛り上げてくれる。
そして今作ではなんと月にまで進出を果たす。彼のお宝への執念はとうとう大気圏を突破したのである。
専用のモーションが多々用意されている辺り、開発側でもカンダタを特別扱いしているのが見て取れる。
子分の扱いは悪く、危ない場面では子分より自分優先でぞんざいな為、子分からの人望は非常に低い。
 
一度見たら忘れられない出で立ちをしているため印象に残りやすいのだが、
意外な事に本作に出てくるまではナンバリングでは3・5、そしてリメイク版DQ7のトクベツなモンスターの3回しか登場していなかった。
とは言え元々は中ボス程度だった者が後に別のナンバリング作品に出張ってはボスキャラに抜擢されたり戦闘NPCになったりしているというのは非常に珍しい…もとい該当するのがカンダタくらいなので優遇されているのは間違いない。
冒険者の中には彼のコスチュームを着てみたい人もいるとかいないとか…とか言ってたらドラゴンクエストX ショップから彼のマントが販売。本当に彼のコスプレが出来るようになった。ただしパンツに当たる装備は実装されていないため、コスプレする人は代用品に頭を悩ませる事に。
 
【アストルティア博物館】のカンダタの展示物によると、マスクとパンツは先祖代々受け継がれている一品物らしい。つまり少なくとも1000年モノ。

大盗賊登場

メギストリス城の宝物庫から書物を盗み出し、後を追ってキラキラ大風車塔の儀式の間まで行ったところで戦闘となる。王国から逃げ塔で戦うという3同様の登場の仕方。戦闘後の子分とのコントのようなやり取りは必見。
戦闘に勝つと結局何だかんだで子分共々どこかに去っていってしまい、主人公達は置いていかれる。
 
なお、構想のみで終わった当初の計画は「キラキラ大風車塔のプロペラで月までひとっ飛び」という斬新なアイディア。これはのちに、ややカタチは違うものの【宇宙船アルウェーン】として実現した。

戦闘力(クエスト「大盗賊登場」)

【カンダタこぶん】と共に戦闘となる。BGMに「戦闘のテーマ」がかかる。
最初はカンダタこぶんは1体だけなのだが、【なかま呼び】で何度か呼び出す事がある。
なお、なかま呼びは怒った時の最初の行動で行う事が多く、通常時はあまり使用しない。
怒ったら即座にロストアタックをすれば使われずに済むのだが、特技やら何やらに反応して結構怒るためなかなか難しい。
なるべく範囲攻撃が得意な職を最低でも1人でもいれておき、呼ばれた子分共々一掃出来るようにしておきたい。

その他【超ちからため】【マッスルポーズ】で強化をしたり痛恨の一撃を放ったり、【ベホイム】を唱える事もあるが回復魔力が低く焼け石に水。なお、戦闘中に何度子分を呼んでも戦闘後には1人になっている。

倒すと「見逃してくれよ!な!な!」と強引な命乞いをする(いいえを選んでも何度でも命乞いされる)のも健在。

入団! カンダタ団

月にある秘宝を目指すため、主人公と【ペリポン】を(半ば強引に)新たに子分に従え東西奔走する事に。
ビッグホルンを改造して月までひとっ飛びという計画を思いつくが…。
イベントムービー中は前回にも増してモーションが豊富かつ動き回るようになった。
また、「5分、いや10分なら待とう!」といった風にあまり待つ気がない発言をしつつも、ペリポンに何ヶ月かかかると言われても文句なく待っている等発言の割には物分りのよい親分肌を見せる。

カンダタ月へ行く

改造の終わったビッグホルンの実験と月世界の斥候を主人公に強引に任せ、【レプティリア】を撃破したタイミングで月世界に降り立つ。
なんと月世界の言い伝えの救世主と同じ姿をしていたため、侵略者の撃退を頼まれるが儲けにならないことはしないと一度は断るものの、月の秘宝と引き換えに異星人の撃退を引き受けた。

月を手に入れた男

【リルグレイド】に囚われた【カグヤ=ムーン】の救援要請に応えて再び月世界へ。
月上空に浮遊する宇宙船へ乗り込む為にご先祖様ジンダタのお宝【空とぶくつ】で宇宙船に降り立ち、外壁を蹴破って突入。
 
リルグレイド戦ではなんと戦闘に加わってくれる!アンルシアに続く2人目の戦闘に加わってくれるNPCとなり、同時にナンバリングでは初のカンダタが仲間としてパーティメンバーに参入する展開となった。
Lvは80で、HPは脅威の830とアンルシアをも上回る。しかしMPの方はやはりというか166とあまり高くない。
加えて【HPリンク】【MPリンク】でこちらに寄生してくる。
強力なのが【マッスルポーズ・極】。なんと範囲内の味方全員をスーパーハイテンションにしてくれる。
その分消費MPが48と半端なくすぐMP切れを起こすのだが、CT付きの技で大ダメージを入れるチャンス。
MP切れもMPリンクの存在でさほど問題ない(こっちのMP切れも誘発しうるが)。
この技で自身もスーパーハイテンションになるのだが、あまり攻撃してくれずにテンションが乗る技も持っていないので下手するとそのままテンション効果が切れることも…。
他にも必死に謝るふりをして爆弾を仕掛けてダメージを与えるが、怒りをもらってれんぞくパンチを喰らったりするのでHPの管理には気を付けておきたい。
無駄行動として【マッスルポーズ】をして自分のカラダに見とれることもある…。
 
見事リルグレイドを撃破して月を救った彼はなんとカグヤから求婚される。が、世界の100大秘宝の獲得を目指し、月世界の王ともなれるのにそれを拒否(しかし一応満更でもないのか、引退後なら世話になると実質的に婚約とも取れる約束はしている)。
不老不死になれる【神秘の樹木】の受け取りも生きるか死ぬかわからないお宝探索のスリルを求めて興味を示さず、これも拒否。次なるお宝を求めてぺリポンと共に旅立った。
 
しかし、次があるとも取れるセリフを残しているので再登場が期待される、99個ほど。

第2回アストルティア・ナイト総選挙!

乱入に近い形で参戦してきた。覆面で顔がわからないのでイケメンかどうかはさておき、一応人気キャラではあるのでイケメン代表達にどれだけ喰らいつけるかが見所か。すぐ後に仲間に加わってくれるクエストが配信されたのも強み。
が…同時に超絶美女からの求婚&逆玉の輿という世の独身男性を敵に回すようなことになったが、これがどう影響するか…。
ちなみに彼の像、ものすごくでかい。プクリポたちの像なら彼の股下に納まってしまうほどのでかさである。
 
ちなみにクエストにホワイトデーイベント、コスプレグッズ発売にDQH参戦とカンダタ絡みのイベントが同時多発的に起こったことで、同時期のサーバー1では「カンダタマントを装備して宝箱のしぐさでたむろする大量のプレイヤー」というカオス過ぎる状況が起こっていた。
 
等々…カンダタを後押しする要因が重なった結果か、不動の人気コンビを抑えてまさかの1位となった。
しかも、後に公開された1日ごとのランキングでも常に1位で、他の追随を許さない独走での「完全勝利」だった事も判明。
さすがにこの結果は運営にも予想外だったという。カンダタ恐るべし。
後に公開された画像では、応援団の服を着た彼がポージングを決め、他の2人がドン引きするほど圧倒していた…。

魔法の迷宮

Ver.3.0より【みちびきの香水】を使っていると、迷宮の主の間への道において結構な頻度で出会える。
【まごころの薬箱】【古びた金庫】【メダルがまぐち】のいずれかを貰えるが、【トルネコ】【ミネア】と違い手紙を出すクエストは無い。
会話を飛ばせば一瞬で通過できるので、メタル持ち寄りなどで遭遇しても困らない。
 
【竜王城の決戦】期間中は彼の時のみ【ローラ姫】が一緒に来ないので「カンダタ邪魔」等と不当な扱いを受ける事に…。

【アストルティア・ナイト総選挙 大予選会!】

第2回での完勝をひっさげて参戦。…だったのだが、結果はなんと11位
圧倒的な強さを見せたはずのディフェンディング・チャンピオンが、ギリギリで予選落ちという衝撃的結末を迎えることとなった。
やはり前回の完全勝利は時期的な後押しあっての事だったと言う事かという声もあるが、同じ事は子分の【ペリポン】にも言える筈なのに、彼は親分を差し置いて堂々の上位入賞。解せぬ。
 
ここはひとつ見方を変えてみよう。
彼のことである、ナイトの称号よりも大切なものを守るため、あえてこの順位に留まったと考えることはできないだろうか。
なにしろ11位と言う順位は、【アストルティア・クイーン総選挙 大予選会!】における【カグヤ=ムーン】と全く同じ成績なのだ。
 
その後は部門別の開催となった2016年のワイルド部門で、上位者が他部門と被ったため繰り上げで本戦に出場するも、10位と出場者中最下位。
以降は予選落ちが続き、2022年ではついに予選ノミネートからも外されてしまった。

【モンスターバトルロード 協力チャレンジバトル】

2022年版の第1戦の相手【カンダタ団】として、新たなカンダタこぶん「プー・クー・リポ」を引き連れて登場。
手下ともども状態異常に弱い。

関連項目

【大盗賊の伝説】
【ジンダタ】
【メカカンダタ】