【ガミルゴ】

Last-modified: 2022-12-04 (日) 15:11:15

概要

500年前の【オーガ】で、【四術師】のひとりであり旧グレン王。
【無法者のベスト】を着る一方で【魔法使いのぼうし】を被り【ルーンスタッフ】を背負うという恰好の通り、オーガのワイルドさと魔法使いとしての聡明さを併せ持った人物。

人物

レイダメテスの襲来の混乱で人間に【グレン城】を追い出され、【ランドンフット】【荒野の集落】を築いてオーガや【ドワーフ】と過ごしていた。
そういった経緯から彼自身は冷静に振る舞っているが、【エルジュ】の術の継承にすぐに承諾するはずはなかった。
しかし主人公の努力の甲斐もあり、最終的にエルジュに術の儀式を行うに至った。
元々過去の経緯で人間を憎んでいたガミルゴではあったが、エルジュ自体に個人的な恨みがあったわけではなく、エルジュを追い返した後に、エルジュの父親であるベルンハルトを懐かしむような発言をしている。
儀式そのものは主人公がレイダメテスで死闘を行っている際に行われたので、彼が破邪舟師の儀式でエルジュにどのような力を与えたかは不明。
四術師としての術は、山より大きな姿になることができるというもの。
その他過去の世界のストーリーを進めないでガミルゴに会いに行くと「わははは!人間がここに来やがるとはなかなか気骨があるじゃねえか。俺はあんたのことが気に入ったぜ。」と言われ、なかなかさっぱりした性格である。
その後の台詞は「その無謀なところはオレの古い友人にソックリだ。……もっともそいつは死んじまったがな。」と続き、恐らくは【ベルンハルト】のことだと思われる。
 
その後も波乱の生涯であったようで、その最期はクエスト【闘神ラダ・ガートの誓い】の中で語られている。
【オーグリード大陸】に突如噴き出した魔瘴から民を守るため、術で巨人と化し、巨大な盾を用いて穴をふさいだ。
しかし自身もまた大量の魔瘴を浴びて魔物となりつつあったため、身体を石に変えそのまま死亡してしまったようだ。過去の世界でガミルゴの盾島が存在していない理由はまだ彼が石化していなかったためである。
【ゲルト海峡】から見える【ガミルゴの盾島】はその名の通り、ガミルゴが使った盾とその後ろに石像と化したガミルゴが存在している。
このようにとても偉大であり、【バグレア教会跡地】には彼の偉功を讃えた石碑があるほど。
 
【ドラゴンクエストX アストルティア創世記】によれば、【賢者ルシェンダ】が彼の血を引いているとのことであり、Ver.5.0のストーリーではルシェンダ本人もそのことに言及する。
 
オフライン版では娘のガルミィが登場している。

Ver.3.5前期

【四術師ガミルゴの祈り】で会うことになる。
バグレア教会を浄化していた【ガズバラン神の像】を修復してもらう。
ガミルゴは子供のころに両親と死別し一時バグレア教会で育てられた。教会付近の魔物を浄化するためにガズバラン神の像を作り、独り立ちした日に弟分であった【オッド神父】に渡した。
同じときに旅に出たのが【ラダ・ガート】であり、彼はのちにガートラント王国を建国することになる。