【クズリポ】

概要

迷惑行為をする【プクリポ】への蔑称。
かわいらしい見た目とは裏腹に中の人の攻撃性が目立ち、グレンなどのゲーム内で他プレイヤーを煽る発言をしたり、提案広場に暴言じみた投稿をしたりといった問題行動を起こす。
他者の不満意見には「実装されてから考えましょうよ＾＾」「○○（職業）には努力が足りないんじゃないでしょうか」などと煽る一方、自分に不利益な仕様変更には激しく怒るなど、その行動は常に自己中心的。
　
こうした問題児がいるのはどの種族も変わらないが、プクリポの場合は「可愛いから何を言っても許される」「相手もギャップを楽しんでいる」と勘違いを起こす者が多いためか、特にクズの印象が強くなってしまいがちである。
上記のような悪質な者には注意や説得など通じないため、嫌な場合は真っ向から張り合わず、距離を取ることをおすすめする。
この名称が広まりすぎて、善良なプクリポプレイヤーにまで偏見が向けられ、風評被害を受けてしまうこともしばしばあるようだ。

作中キャラについて

作中で露骨にクズとして描かれるプクリポNPCはあまり多くないが、数少ない例として【パルカラス亡霊王】や【パッポル】?の父が該当する。
前者は疫病に苦しむ国民を見捨て娘のみを溺愛し、フォステイルに追放されてなお悔い改めず、怨霊となって復讐するために兵士を道連れに自害。
これによりフォステイルの死の原因を作り、現代でも怨念で史書を改竄しフォステイルのネガキャンを行うなどかなり問題のある人物。
後者は過去に根絶された致死性の疫病をばら撒き、同時に仕入れたワクチンを売っての大儲けを狙っていた。
ワクチン(薬)を打たなければ確実に死亡する悪質な疫病であり、自身の金儲けのためにこんなことをするのはシリーズでもそうみないクズだろう。
また、魔界の【ザハディガル岩峰】遠征軍駐屯所にいるプクリポ型魔族のプウンも、ギャンブルにハマった挙句に軍の備品を横領するという、かなり悪質な行為をしているためこのカテゴリーに含まれるか。
Ver.6.3では永らく封鎖されていた「アラモンド鉱山」が、スラムの町【魔窟アラモンド】として登場。大陸中のクズが集まるはきだめとされている。

余談

「見た目は愛らしい小人・妖精や小動物だが本性はクズのキャラ」というのは創作のキャラ付けにおいてはよくあるパターンであり、プレイヤー自身がキャラになり切るMMO等でそのような造形のキャラクターが問題児プレイヤーの手中に収まった結果こうした蔑称・偏見が生まれるのはある意味、お約束と言えることだったりもする。
例として、FF11においても似たようなポジションの種族【タルタル】の問題児プレイヤーに「糞樽」という蔑称が付けられることがあった。

自分で作ったキャラになり切ること＝ロールプレイは本作を始めとするオンラインRPGにおける醍醐味である。
素の自分自身を反映させるだけでなく、自分とは異なる性格のキャラクターを演じてみるのも楽しいもので、時には性格の悪いキャラをあえて演じてみることだって自由にできる。
が、それはあくまでもロールプレイという前提に立ち、周囲を不快にさせない気遣いとユーザー間の暗黙の了解があってこそ成り立つもの。モニターの向こうにいるリアルの人間であるプレイヤーのことを無視して好き放題にふるまっていいこととは全く違うことを心に留めておくようにしたい。
同時に、うわべの風評だけで一方的に相手を迷惑ユーザーと決めつけて排除したり攻撃するようなことも決してないように心がけて頂きたい。楽しいゲームプレイイングはユーザー全員の協力あってこそ、である。