概要
初出はDQ1の、そのままズバリ幽霊のモンスター。幽霊なので系統は【ゾンビ系】。
ナンバリングでは以後、お化け屋敷的なシチュエーションであるDQ5の【レヌール城】に登場したのみ、しかも同作は上位種がリストラされてゴーストのみの起用であった。
外伝作品ではよく見かけるメジャーなモンスターだったが、ナンバリングへの登場は約20年ぶりとなった。
上位種に【メトロゴースト】と【ヘルゴースト】が、ボスに【オバケのピッピ】が、【強モンスター】に【ゴースト・強】がいる。
いきなり現れては旅人を驚かせているが、いざ戦いになるとすぐに逃げだしてしまう臆病な幽霊。
豆知識の2ページ目によると【わらいぶくろ】の代わりにギャグを考案する文字通りのゴーストライターを務める陽気で切れ者な個体がいるらしい。
通常ドロップは【まほうの小ビン】、レアドロップは【ウルベア銅貨】。
Ver.1.0
【けがれの谷】に生息する。通常攻撃しかしない。
初期の段階ではゴースト系統は特に何も対策しなくても視認する事ができた為、初期種族に【プクリポ】を選んだ人がレベル上げに使うこともあったのだが、後のアップデートで半透明に表示されるようになってしまい、見えづらく戦いづらい(【オカルトメガネ】を装備していればはっきり視認できる)。
とはいえ数が多いので凄く戦いづらいというわけでもないし、こちらのレベルが上がると「すぐに逃げ出す臆病な幽霊」の説明通り姿を現してから逃げ出す。
何よりけがれの谷でゴーストの次に格上のモンスターは3レベル上の【ボーンバット】。マホトラや呪いなどの厄介な技を使う割に実入りがゴーストと大差ないので、特にソロならゴーストでレベル上げするのが賢明である。
現在はけがれの谷はプクリポの初期イベントと少数のクエスト以外に特に用が無い場所のため、図鑑埋めや100討伐以外で狩られることはほぼ無くなった。なお、レベルが高いとメタルスライムもびっくりの速さで逃げ出すため、100討伐の難関モンスターになっている。
Ver.2.3
【エビルキュビズム】(魔幻の宮殿)に呼び出される。最上位の各種攻撃呪文を駆使するなど、通常のものよりも遥かに強くなっている。
ただし【判断力】が低く、マホカンタ状態でもお構いなしに最上位呪文を打ってくる。
魔法使いかスーパースターがいれば戦闘が非常に楽になる。
Ver.5.0
【転生モンスター】に【キョンシーゴースト】が追加された。
ゴースト・強が出たり、死霊召喚で呼び出せるようになったりと、一躍脚光をあびるバージョンとなった。
Ver.5.3
【大魔王城】西翼にNPC【幽霊作家バケンズ】が登場。
週課コンテンツ【大魔王の代筆家】を担当するゴーストライター。上述のギャグ作家と同一であるかは定かでない。
Ver.6.0
紺碧の試練場で、生者に棲み家に踏み入られたことに怒って襲い掛かってくるが、戦闘にはならず、ムービー中であっさり倒したものとして処理される。
しかし、その間に奥にいたスラロウは【リナーシェ】のもとに渡る。リナーシェのしたたかさが垣間見えるエピソードである。
デスマスターの死霊として
【デスマスター】の【死霊召喚】で呼び出すことも可能。1度に2体呼び出せる。
リメイク版DQ5での仲間モンスターや、本作におけるエビルキュビズムに呼び出される個体の能力などを意識してか、魔法使いタイプの死霊となっている。
普段は【ベギラマ】や【イオラ】での範囲攻撃を2体同時に行う戦い方をするが、【デスパワー解放】を使うことで赤い見た目の「ゴースト・凶」になり、使用する呪文も【ギラグレイド】や【イオグランデ】にパワーアップする。
また、【死霊の守り】時は、【ラリホー】【メダパニ】【マヌーサ】といった弱体呪文を使用する。
すごろく
モンスターマス(弱)で出現することがある。
通常攻撃を連発するだけで特筆する強さはないが、こいつと【モーモン】、【おおきづち】は獲得経験値が多めなので、レベル3になるまでは1匹倒す毎にレベルが上がる。会えるとちょっぴりラッキー。