【ザッケス】

Last-modified: 2023-11-15 (水) 19:54:59

概要

【ガートラント城下町】で最近開店したというぬいぐるみ屋を営む【オーガ】の男性。
メガネをかけて知的かつ温和そうな雰囲気を放っているが、それとは裏腹に体育会系の挨拶をする。
販売している【チョコ神ぬいぐるみ】はガートラントで人気ナンバーワン商品の為、いつ行っても売り切れ中。
ある時【スピンドル兵士長】から売り物のぬいぐるみに疑いをかけられたが、【ピルクノ】が作っているという証拠を主人公が持ってきたことで無実が証明され、主人公に礼を述べた。
 
だが、その正体は【グロスナー王】の抹殺を目論む秘密結社【ガズバランの牙】の首領。そしてグロスナー王によって15年前に解散させられた【ガズバランの剣】の一員であるゼクセン兵士長その人であった。年齢はスピンドルより10歳上とのこと。
組織が解散した後も厳しすぎる修行を継続したため国外追放されるも、その後も自らを痛め付ける修行を続けたが、いくら鍛えても老化により身体が衰えていく現実を痛感していた。このまま見返せないのかと嘆いていたその矢先に【旅芸人ピュージュ】と出会い、彼から授かった力で若さと人を超えた強さを手に入れた。
そして「ガズバランの剣」の再結成とグロスナー王への復讐を果たすため、ザッケスという偽名を使いぬいぐるみ屋として城下町へ潜伏し、本物とぬいぐるみが化けた偽者を入れ替え反乱を起こそうと企てていた。
 
かつての本拠地であったバドリアル石室【魔人ゼクセン】となって襲いかかるも、体に負担を掛けすぎたらしく戦闘後すぐ元に戻ってしまう。
その直後スピンドルから説教を受け、ガズバランの剣が目指していた強さとは「ただ敵に勝てればいいのではなく、己の心に勝つこと」だと改めて知り、自らの過ちを悟った。
ピュージュにも見放され、スピンドルと主人公に「今のままのガートラントではいずれまた剣の遺志を継ぐ者が現れる」とグロスナー王に伝えるよう遺言を遺し死亡。魔物の力を借りていたためか、魔瘴を放出し消滅した。
彼の遺言はスピンドルを介して王に伝えられ、グロスナー王はこれまでの政策を少しぬるま湯過ぎたと反省するとともに、彼の遺言をしっかりと心に刻み込んだ。