【シンイ】

Last-modified: 2021-06-06 (日) 12:18:16

概要

【エテーネの村】に住む人間の若者。村の長【アバ】の孫で世話役でもある。
誰にでも常に敬語で話す物腰柔らかな青年だが、魔法が得意なようで村に侵入してきた魔物を一撃で仕留めるほどの実力者。
また、裁縫が得意でアバのために枕を縫い上げたりもした。
序盤は彼と冒険することになるので頼りになる。
【冥王ネルゲル】による襲撃の際、アバを助けるため火の中に飛び込みそのまま行方不明となった。
 
序盤のイベントで魔法を放つ際、何故か高くジャンプする。
開発中、魔法使いは魔法を放つ時は空を舞うという話もあったようなのでその名残かもしれない。
 
また、アストルティア創世記によればシンイには未来予知の能力があるらしい。

天翔ける希望の双翼(Ver.2.3)

長らく行方不明になっていた彼だが、【天馬ファルシオン】【カメさま】から元に戻る際に【クロウズ】として【生き返しの術】を受けていたことが判明する。サービス開始から実に2年越しの再登場である。詳細は不明だが火の中に飛び込んだ後でアバにテンスの花を渡すことはできたものの、そのまま(一旦は)亡くなっていたと考えるのが自然だろう。
元に戻る際に「私を覚えていますか?」と主人公に問いかけるが、小さな村で共に育った仲を忘れるわけはないと思うので明らかに画面の向こうのプレイヤーに問いかけていたのだろう。
まさか「忘れていた」などと言うプレイヤーはきっと居ないだろう…。
この際、ファルシオンが預かっていたシンイの肉体をクロウズに返すのだが、ファルシオンが主人公にかけたような「他者から同一人物として認知される魔法」はかけられていない模様(クロウズとして活動する上でかかっていない方が都合が良かった可能性もある)。
 
シンイとしての目的以外にクロウズとしてやらねばならないことがあるらしく、EDでは意味深なセリフを呟いていた。

ナドラガンドの決戦(Ver.3.5後期)

ナドラガの干渉を避けるため、久々に人間であるシンイの姿となり、各領界で【ナドラガ神のほこら】の奥にいる中ボス(【邪悪なる意志】に操られた聖塔の守護者たち)との戦いに参加する。
サポート仲間として戦ってくれる姿は、【魔導鬼ベドラー】以来。彼も当時と比べ物にならないくらいに強くなっている。この際の衣装は一見普段着に似ているが、軽鎧を纏い裾に模様が入っているなど新デザインの戦闘装束となっている。
武器も序盤で使っていた【かしの杖】とは別の杖に変わっている(デザインは一見【いかずちの杖】の色違いに見えるが細部が異なっており、プレイヤーには入手できないものである)。
 
【○○の輪】【あなたのチカラを私がいただきます!】で結構クレバーな戦い方をしてくれるため、サポート要員として頼りになる。彼も数奇な運命の中で並みならぬ経験を積んできたのだろう。レベルは90で、さいだいHP580、さいだいMP430。
 
ストーリークリア後はクロウズとしての目的は果たしたとしてエテーネの村に戻り、次はシンイの目的として村の再建を始める(クエスト【生き返る村】)。
クエストクリア後は、普段はクロウズの竜の力を借りて新たな村人を探すためにアストルティア中を飛び回り、時折【竜族の隠れ里】の様子を見たり【ドラクロン山地】で飛竜たちの秩序を守ったりしているらしい。

うつろなる花のゆりかご(Ver.4.4)

【パドレ】の洗脳を解くための【胡蝶の護符】?を作った。【賢者ホーロー】との対話シーンもあり、ホーローのことを「おじいさま」と呼んでいる。シンイはホーローの孫という噂は本当であった。

勇者復活(Ver.5.3)

【キャラクターボイス】が付くようなった。演者は小林沙苗。他作品で先に声が付いていたクロウズとは別人となる。
【勇者姫アンルシア】【賢者ルシェンダ】【エステラ】と共に白いフードに身を隠し魔界へ突入。白フード集団では唯一の男性メンバーである。
【大魔王城】では【ユシュカ】相手に応戦する。
 
大魔王の正体が発覚した後の三魔王たちとの会談では、冷静に対話する他の面々に対し、経緯が経緯だけに自分を抑えるのが精一杯といった様子だった。
前述通りエテーネの村を滅ぼしたのはネルゲルであり、主人公によって既に倒されているため三魔王たちと因果関係は無いのだが、アンルシアや多くのアストルティア住人同様、魔族を一括りに絶対悪と見なしていた。
魔界と手を組むという話にも最後まで納得していないようだったが、【異界滅神ジャゴヌバ】の脅威を目の当たりにしたアンルシアと主人公を信じ、最終的には受け入れた。

神の覚醒(Ver.5.4)

【ルファ神殿】にて【ヴァレリア】【アスバル】、エステラと共に駆けつける。
魔王たちとの間に未だわだかまりがあるのかは定かでないが、アスバルはユシュカと、アンルシアはヴァレリアとの同行を早々に決めたため、自然な流れで共闘経験のある主人公、エステラと組み、「星の塔」を攻略していく。そのエステラには自分がクロウズであることは話していないようで、「何故か一緒に戦った気がする」と言われた時も、話し込んでいる暇ははないこともあってか「その話はいずれ」とはぐらかしている。
戦闘後は負傷したエステラの治療のためパーティから離脱した。
 
【邪神ヤファギル封】戦ではNPC戦闘員として戦う。
その際のステータスは以下の通り。

LvさいだいHPさいだいMPこうげき力しゅび力こうげき魔力かいふく魔力すばやさきようさおしゃれさおもさ
100760510389520805620405190270170

使用呪文は【ベホイム】【ベホマラー】【ザオリク】【メラゾーマ】【マヒャデドス】
他に【あなたのチカラを私がいただきます!】【早詠みの陣】【解封の輪】を使用。

闇の根源(Ver.5.5前期)

主人公とユシュカが【巫女ヒメア】へ会いに行くために【魔界】からエテーネの村へ転移してきた際に、【ツスクルの村】からの伝言を伝えにくる。
村に滞在することになった晩にユシュカらと話をし、ユシュカを「奇妙な人」と評してそれまでの自身の【魔族】の認識であった「目的のためには手段を選ばない残酷な【種族】」とは違うと認識を持った。
 
ストーリー終了後に話しかけると、【主人公の兄弟姉妹】【魔仙卿】の正体だったこと、今は【大魔王城】で安静にしていることが伝わり、驚ききつつも安堵した様子を見せる。