【スライムマデュラ】

概要

Ver.3.2前期より追加された【スライム系】モンスター。
DQMJで初登場し、前作DQ9とリメイクDQ7で多くのプレイヤーを苦しめたトラウマモンスターが、ついにDQ10にもやってきた。
色違いに【ゴールデンスライム】、【スライムエンペラー】、【プラチナキング】、【ハートボイルド】、【幽冥の緑石帝】、【スライムエネルゴン】がいる。
ハートボイルドが前作のスライムマデュラの色合いに近いためか、今作では赤みが強い色となっている。

Ver.3.2

【氷晶の聖塔】の開花の層に1シンボルのみ生息。【おどるほうせき】数匹のシンボルと一緒におり、お供として伴うことがある。
　
【イオグランデ】、この系統おなじみの【おしつぶし】、前作でも使用した【マデュライトビーム】、怒り時に【マダンテ】や【魔力回復】も使う。
しかし、何と言っても前作同様全ての属性ダメージを無効化する能力が驚異的すぎる。
攻撃呪文や属性付き特技はことごとくミスになってしまう。また、属性付き武器で攻撃した場合、無属性特技にも属性付与されるのでミスとなるのがかなり厄介。
守備力も1120と非常に高く、生半可な物理攻撃では通用しない。とは言え【ファラオ・ルドラ】と同水準なので、攻撃力の高いオノで【蒼天魔斬】を打つ等すればダメージを与えることができる。
　
こいつに対しては無属性で守備力を無視する技が有効。
魔法使いの【ぶきみな閃光】、レンジャーの【オオカミアタック】【フェンリルアタック】【ケルベロスロンド】、ドラキーの【りゅうせいよび】やマジカルハットの【マホトラハット】といった特技で安定したダメージが出る。それらが使えるなら出番である。
【まじん斬り】【一閃突き】や【会心まいしんラップ】＋通常攻撃で会心を狙うのも有効。
HPは2200くらいなので、対抗手段さえあれば倒すのは難しくない。
かつては【災禍の陣】を敷くことも極めて有効だったが、Ver.4.1で守備力を0にする効果が無くなってからはそこまで強力とも言えなくなった。
　
なお、氷晶の聖塔は逃走不可ダンジョンなので、うっかり魔法構成でぶつかってしまうと厳しい。
前述の通り対抗手段はゼロではないが、僧侶が槍に振っていなかったり面倒な場合は素直に全滅するのも手。
幸いにもノンアクティブなので追い回されることはないのが救いか。
　
特訓ポイントは15P、ゴールドは160Gと雑魚最大級であるが、通常ドロップは【スライムゼリー】、レアドロップは【マデュライト】で美味しくない。
宝珠はベホマラーの瞬きで確定。特訓ポイントはメタル系を除くと全ザコモンスター中最高で、特訓元気玉を使用してエモノ呼びで限界まで倒すと計算上360もの特訓ポイントが入る…のだが、1戦闘での特訓スタンプは300でカンストするため、10匹（J）以上は倒しても無駄になる。ミリオンスマイルも併用するともっと少なくて済むが、スパの攻撃力では倒すのに余計時間がかかるのでアスカロン戦士でも雇って10匹倒した方が早い。
危険性が高く、サポだとまもの使い限定になるので、あまりオススメはしない。
やるならエモノ呼びの咆哮IIIを使用しつつ一体ずつ倒すのが比較的安全。ただし、エモノ呼びの失敗には注意。

Ver.3.5

【試練の門】でプラチナキングのお供として登場。
行動はフィールドにいるものと大体同じで、おしつぶし、マデュライトビーム、イオグランデ、マダンテ+魔力回復を織り交ぜた攻撃をしてくる。
味方や自分のHPが減ってくると【ベホマラー】を使う。回復量は80程度と微々たるものだが、【変身！】で会心による即死を免れた【ゴールデンスライム】を回復させられると非常にうっとうしい。
ちなみにマダンテ後の魔力回復を使うタイミングは気まぐれであるため、イオグランデを使おうとして他の行動に変える挙動をすることがしばしばある。マダンテそのものは怒り時にしか使わない。おしつぶしは消費MP0であるため、魔力回復前に使ってくることもある。
　
雑魚版とは違い属性耐性は半減まで落ちているが、体力が大幅に増えているため、無属性の攻撃中心じゃないと時間がかかる。攻撃力と守備力は雑魚版よりは減っているので、他スライムとの波状攻撃に気をつけつつ地道に攻撃していけばそのうち倒すことは出来るだろう。
ほとんどの状態変化が無効なため搦め手は通用しづらい。一応スタンは通るので適宜動きを止めるのもあり。
ただしスライムエンペラーに搦め手を使わない場合かつ単体技の場合は、2回連続行動がある分攻撃が強力なスライムエンペラーにスタン技を使った方がいいかもしれない。
　
HPの低下に加え自分や味方への攻撃に反応して怒る。他のスライム達同様怒るとおしつぶしの頻度が増え、更にHP半分以下では怒った最初のターンで高確率でマダンテを放つため、怒りは可能な限り解除しよう。
なお、試練の門でのスライムマデュラのマダンテは9999ダメージとなるため、【大魔王マデサゴーラ】同様にマホカンタで跳ね返すと9999ダメージをお返しできる。【判断力】が高いのかあらかじめマホカンタがかかっていると怒ってもマダンテは使わない上にマデサゴーラに比べて詠唱がそこまで長くないため、【早詠みの杖】等の【詠唱時間短縮】がかかっていないと間に合わないが、一発でも跳ね返せると残りHPの関係上自滅することも多く、後がかなり楽になるので余裕があればやってみる価値はアリ。

Ver.4.3

【ダラズ大鉱脈】南東の採掘穴に生息。採掘された宝石の扱いか。
スライムエンペラーがお供に出た場合、サポの魔法戦士が【ダークフォース】を張ってしまい、マデュラにはしばらくダメージを与えられない状況に陥ることがある。

Ver.5.1

【いにしえのゼルメア】（地下15～19階）で【まじんブドゥ】の増援として3体登場していたが、サポの前衛が【業炎の大剣】だったりすると倒すのが大変なため、5.1.1（2020年2月17日更新）で【おおさそり】に変更された。

バトエン

スライム系　HP100　すばやさ7　★属性　転び無効

対★寄りのアクション構成なバトエン。
全員に小ダメージのおしつぶしや、属性別で打ち分けるマデュライトビームもあるが、やはりメインは呪文攻撃。
★を狙うイオグランデ、そしてマダンテを引き当てれば一気に盤面を覆すこともありうる。
その分、呪文対策持ちのバトエンには要注意。天敵はマホカンタ持ちで素早さで負けている【サイレス】か。
あと、地味に転び無効持ちであるが残念ながら属性攻撃は本編と異なり普通に効いてしまう。