【ゾフィーヌ】

Last-modified: 2023-04-08 (土) 19:35:07

概要

【ドラゴンクエスト 蒼天のソウラ】に登場する敵キャラクター。
魔博士の一人で、肩書きは「死霊博士」。【ミイラ男】【コープスフライ】などゾンビ系モンスターを操る呪文を得意とする。
 
三白眼で髭面の大男で語尾に「である」をつけるのが特徴。
見た目とは裏腹に中身はマイペースで能天気。魔博士内では大らかで仲間意識はあるらしく、暴走するエストリスを止めようとしたり、久方ぶりの帰還で親しげに話しかけている。
魔博士達の中でもギャグキャラに位置し、初遭遇時はソウラとうりぽのボケに必死で笑いを堪えていたり、うっかりイシュマリクとの関係など内部事情を喋ってしまったり、囚われの身で隣同士とは言えとアズリアとマルチナに気安く話しかけるなど枚挙に暇がない。
意外と大食いで大地の箱舟襲撃時にはガタラの豚饅やカムシカ煎餅を大量に頬張っていたり、海賊編では事前にアビーに渡されていたわかめ王子を食べたり捕まっても図々しく大盛のお代わりを要求している。
しかし海賊達に捕らえられている状態でも、アズリアから採取した血液の効果を冷静に分析するなど、研究対象に対しては真摯かつ熱心な一面もある。
 
ベコン渓谷においてはドラゴン系に分類される【スカルゴン】や、悪魔の書に似たオリジナルモンスターも操っていた。
海賊編ではクズ鉄のジャング達を死霊呪文で蘇生させるが、呪文に利用したオーブを奪われた事で逆に捕まり自分で作った「マホトン錠」なる魔法が使えなくなる手錠を掛けられ拉致監禁されていた。
コミカルな言動が目立つものの、アンデッドの研究に没頭するだけあって対象の生死には一切の興味が無いという狂人的な一面があり、動物を可愛がり気に入ってペットにしようとした時にはわざわざ殺害してゾンビに変えてから飼おうとする、ジャング海賊団の一味を利用した際には命への不敬を垣間見せてアズリアの怒りを買うなど、その無邪気な残虐性を垣間見せた。
また心についても自分の研究対象じゃないからわからないし興味もないという態度を取るなどある種思考面に関してはソウラに「心の大事な部分が何処か抜け落ちてる」と評されるなど最も人間離れしてると言ってもいいだろう。実際、【イシュナーグ海底離宮】攻略戦での終盤において【アスキス】をゾンビ化させて投入するという非道を行なった。
 
イラストコンテストでは、応募者の多くや作者までもが彼に対し「喋らなければ格好良い」「黙ってれば」というコメントを残した。
これは奇しくも【常闇の君】に憑依された際に日の目を見る事となっており、所作と言動がイケオジと化した。
クールビューティーとなる【アビー】同様、元の精神構造が異常な者ほど逆に人格が修正されるのかもしれない。
 
最終盤では【ディオニシア】の妹【ネフェルニシア】を献義体にしていた。

Dragon Departure

1.予感から彼の出自が語られる。
三千数百年ほど前は【オーガ】であり、死への恐怖で狂乱し、死と眠りの意識の違いを証明できず、何年も不眠で不死の研究に没頭していたところを帝国に買われ、同じく招かれたエストリス、プラクゥ、アビーと意気投合して抜群の戦果を生んだものの、人倫を逸脱した研究姿勢が災いし、周囲に疎まれた末に二人の研究者(【クオード】【主人公の兄弟姉妹】?)によって時空の狭間に飛ばされてしまう。
その空間の中で【悪夢龍レムナス】の声を聴き、研究成果をレムナスの為に役立てる事を条件に3000年後のアストルティアに帰してもらい、魔族の肉体を手に入れた。
しかし8話ではネフェルニシアが成仏したのと同時に倒れ、肉体が腐敗及び崩壊してしまった。
というのも彼の肉体は既に死んでおり、魔法で無理矢理腐敗を抑えていたからである。
 
11.出生では少年時代についてが語られた。死後の自分の意識がどうなるか想像できず、死を恐れており数千年、生きた体感としては数百年間眠っておらず、心身を保つべく少しずつ肉体を交換していった。
 
12.竜の門出ではプラクゥ、エストリス、常闇の君と共に再び時空の狭間にある時空の牢獄へと戻り、ほとぼりを冷ますべく研究の日々を過ごす事にした。
献義体の生まれ変わりであろう魔物と共に…

使用呪文

  • 死霊呪文(ネロク)
  • 合成死霊呪文(ミネロク)

関連項目

【エストリス】
【プラクゥ】
【アビー】