【タイガークロー一強時代】

Last-modified: 2019-07-26 (金) 08:43:56

概要

Ver.2.0までの間、ツメスキルの【タイガークロー】があまりに強すぎ、戦闘バランスの悪さが指摘され続けていた時代のことを指す。当時は【タイガークロー問題】と呼ばれ、様々な場所で話題になった。
 
タイガークローは初登場のDQ9では「0.75倍×2」のダメージだったため、Ver.1.0~Ver.1.3時の「発動時間0秒、1.5倍×3」という数値は「製作者のミスなのでは?」と囁かれる。
一応初期の頃からバランスブレイカーとして認識はされ、長い時間をかけて少しずつ弱体化されていたものの基礎能力が高すぎたため、弱体化されたとしても十分強いレベルに留まっていた。そしてそれ以上に、他の特技、蒼天魔斬(発動時間2.3秒、1.3倍)や渾身斬り(発動時間1.5秒、1.5倍)、天下無双(発動時間3.5秒、0.5倍×6)等の性能があまりにも酷いものであったため、他の武器をメイン火力に…という風潮には長いこと至らなかった。
 
ツメには範囲攻撃がない、武器ガードができないという弱点があるので強さは妥当とする反論もあったが、強ボス・コインボスの募集状況やバザーの出品状況から一強状態は明白であり、どのサーバーでも【シューシャオシャオシャオ】が聞こえていた。
 
Ver.1.4で弱体化されたことにより一旦タイガークロー問題は収まったと思いきや、他の武器の特技の上方修正が殆ど無く、コロシアムでのタイガー横行、そしてVer.2.0ではツメ優遇とも言われる新職まもの使いと必殺技ビーストモードの実装、新たなコインボス【キングヒドラ】が依然ツメ武闘家の圧倒的有利という状況であったことなど、様々な原因で問題が再燃。
特にキングヒドラの実装は衝撃的であり2ちゃんねるのスキル修正スレや本スレは、今まで以上にゲームバランスを語る場所として多いに盛り上がった。
 
紆余曲折を経て、この問題が終着を迎えたのはVer.2.1となった。
タイガークローには3度目の弱体化が施され、発動速度も下方修正。同時に両手剣、オノ、短剣、ムチなどに大幅なテコ入れが入り大きく上回る火力が出せるように調整がし直された。
しかし弱体化されたとはいえまだまだタイガークローの火力は高水準と言えるレベルであり、燃費もオノの特技や天下無双ほどは悪くはないことから決して実用レベルでなくなったわけではない。
これからも重要なダメージソースとして、タイガークローが活躍し続けることに変わりはないだろう。
 
そしてその後、【武闘家不遇時代】が長くなりすぎた是正からかVer.3.5中期に来て再度強化。威力だけはVer.1.4期頃の性能にまで戻された。
しかし近年では上位技の【ライガークラッシュ】をはじめとしたより強力な特技も登場しており、範囲攻撃がないとどうにもならない場面や、ツメでは全く歯が立たない防御力を持った相手も多くなっているため、たとえ従来の性能に戻ったとしても、もはや一強とはなり得ないであろう。また、爪職としての武闘家は、火力ではまもの使いに、必殺に依存しないスタンや補助の面では盗賊に劣り【災禍の陣】も使うことができないため、全く復権の兆しは見えていない。Ver.4.1で武闘家も災禍を使えるようになったため少しは改善化された。
 
現在タイガークローそのものはライガークラッシュの超速攻戦法が確立された為、その合間に使う技として一強ではないものの復権は果たしている。その為、武闘家よりもまもの使いが使う技として浸透している。