概要
従来のDQでも一般人のタンスから装備などを盗むというのは当たり前の行為であり、もはやお約束として扱われていた。
それはDQ10でも同じで、今作ではタンスの中身はランダムで決定され、マップを切り替えると再度調べられるようになる。
【レノッホ】のようにNPCが他人のタンスを漁って投獄されたという話はあるが、プレイヤーが投獄されることはない。
しかしDQ10でタンス泥棒といった場合は、NPCのタンスを調べることではない。
【ハウジング】の、つまり他プレイヤーのタンスから物を根こそぎ盗んでいく行為を指す。
ただしタンスの持ち出し設定を「自分のみ」にすることで大盗賊の被害は回避できる。
初期設定は「自分のみ」で、意図的に操作しない限り誰でも持ち出せるようにはならないため、普通のプレイをしている人なら相当お間抜けじゃない限りタンス泥棒にあうことはないはず。
運営側も
誰でも使えるように設定している家具からアイテムを取りだすことは、 違反行為にあたらないため、介入できない状況になります。
と回答しているため、タンス泥棒を行っていても基本的には利用規約違反ではない。
今までは他人の家に仕舞われているものがイベント限定アイテムだったり、持ち出し権限が開放されてなかったりでやる人はほとんどいなかった。
しかし、Ver.2.0終盤にて2つの事件が起こる。
おしゃれマスター支援装備の持ち去り
【おしゃれマスター】への支援として多数の装備品を満載にして公開設定にしたあるプレイヤーが、うっかり設定をそのままに寝落ちしてしまった結果、全装備品が持ち去られるという痛ましい事件が発生した。
上記運営の回答はこのプレイヤーが運営に問い合わせたときに得られたものである。
タンスの公開には重大なリスクが伴っており、善意であったとしても注意を怠らないようにすると同時に、その結果何が起きても保証されないということは肝に銘じておきたい。
BOT・業者からの持ち去り
2ちゃんねるの本スレにて、業者やBOTがアカウントの一斉BAN対策としてタンス権限をフリーにしてることが一部のユーザーによって知られた。
これにより、タンスの中に入っている【汗と涙の結晶】や【キングヒドラコイン】といった高価なものを根こそぎいただき、業者BOTを撲滅するついでに大儲けしようという業者撲滅活動が始まった。
しかし、この行為がブログ等によって広まると不正行為の一環として処罰の対象になると公式で発表された。
BOTなどの不正行為によって収集された金品を拡散することは不正行為への加担である、という判断である(タンスから金品を取り出すことそのものは、前述の件と同様に問題視されていない)。
くれぐれもRMT行為に加担することのないよう注意していただきたい。
関連項目
- BOT業者を仲間にしている不正行為プレイヤー(外部リンク)