【パラ魔魔僧】

Last-modified: 2020-03-12 (木) 19:13:37

概要

主に単体で出現する強敵に対峙する際の鉄板構成。
【パラディン】【相撲】をして壁になることで後衛を守り、【魔法使い】がパラディンの後ろから離れて攻撃し、【僧侶】が回復兼パラディンの相撲補助等を行いサポートする構成。
攻撃が熾烈なボスによっては魔法使いの一人が【賢者】になり、【零の洗礼】でバフ解除やサブヒーラーをする「パラ魔賢僧」構成も存在する。
逆に耐久にゆとりが持てる場合は僧侶が賢者になり、攻撃にも手をだす「パラ魔魔賢」構成にもなる。
初期の頃はパラディンと僧侶のPSが高ければ魔法使いのPSが低くても何とかなっていたため、初心者を混ぜたPT構成として最適であった。
 
多くのボスに対し有効で、古くは【強ボス】や、【ドラゴンガイア】【バラモス】に始まり、Ver.3.0に入った後も【常闇の竜レグナード】【牙王ゴースネル】【スライムジェネラル】といった【エンドコンテンツ】だけでなく、ストーリーボスの【氷魔フィルグレア】でも有用でとにかく幅広く活躍する構成。
 
欠点としてはパラディンが抑えられるのは一体だけなので【ピラミッドの秘宝】等、複数の敵が出現するボス相手には向かない。
また、魔法使いは打たれ弱いため、パラディンの壁が崩れると途端にパーティが壊滅することも珍しくない。
他に相手が単体でも【キングヒドラ】のようにパラディン+僧侶でも押せないくらい極端に重い相手も不得手である。
 
この構成が安定するボスは物理アタッカーの出番が少なく、他の仕様も含めて物理職が不遇だという批判を浴びることもある。
この構成以外では撃破不可能というわけではなく、物理アタッカーを軸にして攻略している人もいる。が、【牙王ゴースネル】をはじめその難易度には雲泥の差があることが殆ど。
【超暴走魔法陣】のCTの関係で、魔法使い2人または魔法使い+賢者で組んだ際のシナジーが極めて大きいため、比較的構成が自由な物理職と比べて他の職業が入る余地がないというのも批判の1つである。
 
重いパラディンが壁になり敵の行動回数を減らし、魔法使いが敵の行動範囲外から攻撃するという戦法は今作の【移動干渉】を取り入れた戦闘システムにおいて最も合理的とも言える戦術であり、このような構成が主流になるのは必然だったと思われる。
だが、あまりにこの構成ばかりになると他の職の出番が少なくなりバランスが悪くなるため、上手くバランスを取れるように願いたいところである。
 
大半のボスでこの構成ばかりが主流だったことを運営側もさすがに問題視していたのか、Ver.3.2後期以降はこの構成の弱点を突くようなボスが次々と登場している。
またこの構成が通用する場合も、ゴースネルの【牙王閃】【スライムジェネラル】【ジェネラル・ブレイク】【メテオストライク】のように後衛まで範囲に収まるような長射程の攻撃を持つようになったり、【死神スライダーク】【ギュメイ将軍】のように体格が小さめで抜けられやすく壁の難易度が高い等、以前ほどの安定性はなくなってきた。
Ver.5.1では遂にジャンプで壁役を飛び越える【剛獣鬼ガルドドン】が登場するに至った。
 
現在でもこの構成が通用するボスは多いが初心者向けの構成とは言い難くなっており、ある程度の熟練者向けのPT構成と言える。

関連項目

【走馬灯】
【魔魔僧僧】
【物理不遇時代】