【フィナ】

Last-modified: 2023-12-27 (水) 22:39:09

概要

【真実は蒼き水の深淵に】で登場する竜族の女性。
タレ目と涙ぼくろが特徴的で、【エステラ】【リルチェラ】同様肌にウロコが描かれていない。
とある理由から声を発することができず、感情を表に出すことも滅多にない。
しかし声を出さずとも町の子供達の遊びに付き合ってあげたり、泣く者がいれば静かに寄り添って慰めたりなど人々に優しく接しているため、町の人々からの人気は高い。
また、六種族の祭典でシオンがアンルシアに渡したものと同じ、羽をモチーフにしたペンダントを身につけている。
 
【カシャル海底神殿】の巫女であり、【海底都市ルシュカ】の広場にある「神秘のサンゴ」に蓄えられた空気を、水の領界の海中全域に行き渡らせる儀式を行っている。
水の領界の竜族たちの命を支える存在であり、彼女の危機はそのまま領界の危機に直結するため、【青の騎士団】によって常に護衛されている。
水の領界の統治者ではあるが会話ができないため、実務は青の騎士団が仕切っている。
 
しばしば誰にも相談せずに姿を消し、【ガイオス古海】を訪れていることがある。【ヒューザ】を助けたのもその時の模様。彼にだけはフィナの声が聞こえることが判明したため、以来青の騎士団が護衛役を兼ねた通訳としてヒューザを彼女のそばに置かせている。
 
彼女の存在そのものが、水の領界とナドラガンドの大きな秘密に関わる。
 
天水の聖塔の調査を許してもらおうと訪れたナドラガ教団一行(と主人公)の前で大粒の涙を流しながら謁見を中断(このとき青の騎士団とトビアスの間で一触即発の状態になる)。直後に失踪し、深海のほこらで発見されるが【深淵魚キュラス】一党に襲われている。
主人公とヒューザにより襲撃者は排除されたものの、黒幕のフード男の一撃で昏倒。後に古代の奇病であるクロモノス病を植えつけられたことが判明し、危篤状態になっている。

【真実は蒼き水の深淵に】クリア後ネタバレ

その正体は【神獣カシャル】そのもの。
目の前で懇願しながら命を落とした「ルシュカの竜の姫」に応えて、天の意に背いても天罰にあたって沈んだルシュカを救おうとした。今の姿はその竜の姫のもの。特に説明はないが、いつも身に付けているペンダントはファルシオン同様元の姿に戻るために必要なのだろう。
申し出にあたり、主の【マリーヌ】から(過剰な干渉をできないよう)声を奪われていた。
秘め事を明かした後は普通に喋り、ヒューザやシオンに対して笑みをみせるようになっている。
ルシュカの市民達からは冷静に受け入れられているが(元々どちらも信仰対象だったし)、5000年以上もの間巫女が代替わりしないのをどう誤魔化していたのかは不明。

 
引きずるほど裾が長いドレスを着ており、ある場面では【青の騎士団】のディカスが「フィナさまのドレスのすそが踏まれぬよう見張っていよう。」と話すのだが、プレイヤーがこの裾の上を歩くと、ディカスは「……踏んだな? 見ていたぞ。」としっかり察知する。
これらを受けて、【真実は蒼き水の深淵に】でのヒューザとの関係性に嫉妬した女性ファンが執拗に裾を踏んだとか踏まないとか……。

【アストルティア・クイーン総選挙 大予選会!】(2016)

前回のエステラ人気からか、更新当日であるにもかかわらず予選に登場。
エレガント部門で10位以内に入賞した。しかし、流石に早すぎたか、ストーリー上の扱いか、最新キャラの躍進とはならず本戦出場までには至らなかった。