【ベビーサタン(仲間モンスター)】

Last-modified: 2024-04-18 (木) 17:40:06

未転生ステータス

LvHPMP攻魔回魔素早さ器用さ魅力重さ
1140157060707030505040
503151201401351801808011011080

転生上昇量

HPMP攻魔回魔素早さ器用さ魅力重さ
+27+25+17+24+20+20+13+19+10+2

取得スキル

【こあくマジック】
【吹雪ブレスの心得】
【ヤリスキル】
【ヤリの極意】(転生7回目)
【あくまでおとな】(転生8回目)

概要

呪文やブレスにヤリ技と
多彩に敵を翻弄する小悪魔。
成長すればMPと魔力が
大きく伸びるらしい。

仲間になった【ベビーサタン】
Ver.2.2で追加された仲間モンスター4匹のうちの1匹で、【まもの使い】でスカウトできる仲間モンスター
Ver.4.5前期で設定されたデフォルトネームは「ベビタン」。
固有の耐性は氷・闇ダメージ10%減と封印ガード20%。
 
武器はヤリ、防具はローブ系を装備する。
呪文の他にブレスや槍も使える多芸な小悪魔。
 
ベビーサタンといえば「【イオナズン】」⇒「MPが足りない」だが、育てていけばきちんとMPは増えていくので心配はない。

特徴

  • 【こあくマジック】
    他の魔法使いモンスターとスキル構成が大きく異なり、単一スキルラインに魔力強化の【プチっとかくせい】と攻撃呪文(【イオラ】【イオナズン】【おとなのじゅもん】)が全て揃っている。
    また呪文と特技の攻撃強化、MP回復スキルのデビルンハートと呪文以外を使う場合も有用なスキルが揃っている。
     
    プチっとかくせいは範囲に【魔力かくせい】【早詠みの杖】、攻撃魔力+60の効果を掛けられる強力な特技。
    【まりょくのうた】よりは範囲が少し狭いものの、攻撃魔力をプラスできる効果は独自の強み。
     
    おとなのじゅもんは、味方キャラで使えるのは珍しい【闇属性】の範囲呪文。
    技名が直球すぎて呪文っぽくないが、魔力かくせいや闇属性呪文・ドルマ系強化が適用される。
    スキルや装備を盛れば3000超えの範囲ダメージを連発できるというベビーサタンの売りである。
     
  • 【吹雪ブレスの心得】
    シリーズおなじみの【こごえるふぶき】【かがやくいき】を習得する。
    40ポイント振ってブレス効果+50%まで取得するだけで即戦力レベルに到達するため、転生回数が低くても活躍できる。
    覚醒等の準備の必要もないため1ターン目から敵を殲滅してくれる強力なスキルライン。
    やはり燃費と範囲の狭さが難点。
     
  • 【ヤリスキル】
    元から物理は微妙ではあったが、呪文・ブレスが強化されたため完全に無用なスキルになってしまった。
    SPが余っているのなら25pまで振って武器ガード率+を取るのが良い。
     
  • 【ヤリの極意】
    Ver.3.2後期で追加。
    先に修得したたけやりへいのそれとの違いは、12pで修得するのが【さみだれ突き】になっている点。
    攻撃力の底上げ等にも使えるが、これだとベビーサタンの長所は少し活かしづらいか。
    現状ではブレス特化型でけもの系特攻を目当てに取る程度。
     
  • 【あくまでおとな】
    Ver.3.2後期で追加。攻撃呪文を活用する上で役に立つ様々なステータスが上昇する他、後衛型の短所である最大HPも補強できる。
    【イオグランデ】もプチっとかくせいから使うことで高ダメージが期待できる。
    ベビーサタンを活用するなら修得したいスキル。
     
    実装当初は、40ポイント振ることで【マダンテ】を習得することができていた。
    【モンスターバトルロード】ではバッジで最大MPを強化し、プチっとかくせいから続けて使用することで、開幕2ターン目にして6000~8000ダメージをお見舞いすることができた。
    これがあまりに強すぎた為、2016年3月18日の【モンスターバトルロード 仲間モンスター協力バトルチャレンジ!】開幕に合わせて【ベビーマダンテ】に差し替えられ、弱体化した。

 
ブレス・範囲呪文に関するスペックは非常に強力なのだが燃費の悪さがネック。
MP回復手段は手に入れたものの、ある程度の長期戦やフィールド狩りなどだとあっという間にMPが枯渇してしまう。武器がヤリ固定なので呪文発動速度やMP消費しない錬金を付けにくいのも拍車をかける。
よって装備は【ふしぎなボレロセット】が最適だろう。MP消費しない+常時マホトラのころもによりある程度MP面が改善され、光+闇(+ブレスの氷)属性を同時に強化できるのも嬉しい。

育成

  • 呪文(・ブレス)型
    ベビーサタンの強力な闇呪文を活かす基本的な型。
    ヤリスキルや吹雪ブレスの心得にはほぼ振る必要がなく、あくまでおとなもAI操作なら32ptで十分どころか切っても事足りるため、こあくマジックII・Ⅲにさえ振ればとりあえず使えるのは強み。
    ただし、現状ではヤリスキルはほぼ意味がなく、追加スキルにも全て振ってもスキルポイントが余るので、パッシブの取得がてら吹雪ブレスの心得にも最大まで振って、光・闇呪文と氷ブレスのハイブリッド型にしてしまおう。
    バトルロードでは、おとなのじゅもんだけ使って戦うことはできないのでサブの攻撃手段にもなる。
    追加ラインは、ステータスや物足りない攻撃範囲を伸ばせるあくまでおとなⅡが優先。バトルロードで暴走を狙えるなら、イオグランデやイオマータも強みとなる。
    もう一つは、強みのおとなのじゅもんをさらに強化でき遠隔攻撃も得る【ドルマの心得】が優秀。
    もちろん【HPアップ】【すばやさアップ】でステータスを補強してもいいだろう。前述のように、長期戦ではMPに難があるのでふしぎなボレロセットがないなら【MPアップ】もありか。
     
  • ブレス型
    強化されたブレスを活かすVer.6.5後期から主流の型。
    威力強化・AI修正により【かがやくいき】と新たに習得した【絶対零度】を主力に戦えるようになった。
    ブレスの攻撃力+攻撃魔力キャップは転生回数があれば十分届くレベルなので、ちからや魔力を上げる必要性は薄い。
    こあくマジックに56、吹雪ブレスの心得に60振れば完成するので追加ラインの選択の幅は広い。範囲狩りなどならあくまでおとなで特技範囲を伸ばし【すばやさアップ】で行動を早めるのが基本だが、他のステータスアップ系や、【ちりょう】or【いやし】で蘇生手段を取るのも充分あり。
    なんなら【かいふく】と合わせて満タン役も兼ねさせることも可能。
    転生15回+なつき度300ならそれらを一通りとってもスキルポイントが27pt余るので、ブレスに特化するならヤリスキルに25pt振って武器ガード率を上げておこう。
     
  • 物理型
    ヤリで殴る型。ヤリスキルの単体攻撃の貧弱さもありかなり使いにくいが、こあくマジックⅡの呪文と特技の攻撃強化や吹雪ブレスの心得Ⅱの氷特技+30%を取ってバトルロードで氷属性を付与してやれば狼牙突きでそれなりに範囲ダメージを出せるようになる。
    ただし単体相手にはすぐ1999キャップに到達してしまい、けもの突きも獣系相手でないと厳しくキャップは2999なので、やはりたけやりへいの劣化になりかねないのが難点。
    一応狼牙突きだけでみれば最強なので範囲狩りには使えないこともないが、現状ではブレスや呪文で十分だろう。
    ヤリの極意でジゴスパークを取得し、雷耐性低下からの雷鳴突きのコンボも一応可能。

Ver.3.2後期

スキルラインが追加された他、プチかくせいが【プチっとかくせい】に変更され、攻撃魔力増加の効果追加及び範囲化がされた。
ただし効果は60秒のままであり、Ver.2.2後期の修正(魔力かくせい、もぐもぐタイムの効果60秒→120秒)から差別化されたままである。むしろ他のが長い分やっと説明文どおり*1の効果になったとも言える。
マダンテは前述のようにベビーマダンテに差し替えられた。

Ver.5.1

転生時にプラスされるステータスが増加し、特にHPとMPが大幅に上昇したことで懸念材料だった耐久力と燃費面が改善された。
魔法使い系としては耐久力に優れるが、武器に攻撃魔力付きの物がないこともあって攻撃魔力は固有スキルだけでは4桁に届かないので、単純な火力では同じ魔法使い系のねこまどうドラキーに比べると一見劣る。
しかし闇属性に特化させればおとなのじゅもんで軽々とカンスト(1999)に近いダメージを出せるようになり、闇属性に耐性がある敵にもイオナズンやイオグランデで対応できるため、範囲火力においてはなかなかのものを持っている。
ヤリ系やブレス系のスキルは呪文と比べて完全に火力不足なため、育成するなら呪文特化型の方が良いだろう。
そのため追加スキルも【ドルマの心得】を追加して単体火力を高めるか、【メラの心得】で多属性に対応させるのも面白い。スキルの補正もあって、【メラゾーマ】の威力は特に強化しなくても無耐性の敵には1200前後は軽く出してくれる。
難点はやはり消費MPの多さと勝どき系のスキルを持たないため、せっかくの範囲火力を雑魚戦に活かしづらいことだろうか。
武器に関しては攻撃力は特に重視しないため、遅い行動速度を補うために【星石のハルバード】か、少しでも火力を引き上げるために全ダメージ強化の【轟雷のやり】を装備させるのがベスト。付ける錬金は勿論呪文速度埋め尽くしが理想である。

Ver.5.2

全体的にスキルが強化された。
プチっとかくせいは早読み効果が付き、効果時間も倍増したため範囲は若干狭いがまりょくのうたの上位版のように使える。
おとなのじゅもんやベビーマダンテはダメージアップし、カンストを安定して狙いやすくなった。
一方ブレス系の基礎威力が上昇し、更に攻撃力と攻撃魔力の合計に応じて威力が上がるようになったため、バッジで強化すればブレス系特化ビルドも視野に入るようになった。

Ver.5.3

光属性のダメージを上げる効果がある【ひかりのローブセット】が登場。これを装備させることで、光属性の【イオグランデ】【ベビーマダンテ】の強化に繋げることが出来る。

Ver.6.5前期

転生時にプラスされるステータスが増加。ベビーサタンはHP、ちから、みのまもりが大きく伸び、物理面、耐久面がかなり改善された。
しかしなぜか攻撃、回復魔力は転生ごとに+1しかされていない。魔力が関係ない物理アタッカーですら最低その6倍程度はされたのに…

Ver.6.5後期

転生15回目、及び一部スキルラインにIIやIIIが実装された。
また固有の特技や呪文とブレス系特技が威力、ダメージキャップ共に上方修正された。
加えて広場のアップデート情報には載っていないものの、【おとなのじゅもん】のダメージのムラが小さくなった。
 
呪文・特技範囲の増加、勝ちどきMP回復の効果などの習得も大きいが、特筆すべきはブレス系の強化。
【かがやくいき】【バイキルト】などの補助なしで2500程度のダメージを叩き出す上、【ダメージ上限】が9999となっている。さらにIIIでは【煉獄火炎】に相当する【絶対零度】も習得した。
極意のスキルラインはないが、呪文と特技の攻撃強化があり氷属性強化の倍率も高いので威力面では炎ブレスとほぼ変わらず、さらに氷属性という唯一無二の特徴を持っている。特に氷を弱点とし、鳥系特攻持ちの【不死鳥のやり】も使えるので【エンペラーレグホン】を狩る際には重宝する一匹となった。
 
また、【おとなのじゅもん】も見逃せない。
【攻撃呪文強化】の効果を入れる手間はあるものの、魔剣士の【邪炎波】を遥かに超える威力の範囲攻撃を連発できるため非常に使い勝手がいい。闇弱点の相手ならテンション無しでも3500前後のダメージも狙えるので、属性や範囲などでブレスと使い分けよう。
単体攻撃としても十分強力ではあるが、全体的にフィールド狩りや対複数に特化した強化を貰ったといえよう。
 
イオ系は基礎威力が低く、暴走させる手段もないので新たに習得した【イオマータ】も含め威力が不足しがち、【ベビーマダンテ】はダメージキャップが4999止まりで燃費が釣り合っていない。ベビーマダンテはそもそもAIは発動しないので気にしなくていいが、イオマータは使用しない設定にするか習得しないでいいだろう。
また、外部から攻撃呪文強化を入れられる場合や攻撃手段をブレスに絞る際には【プチっとかくせい】も切っておくとよい(AIは他に呪文職(正確には両手杖かスティック装備者)がいないと使用しないのでその場合はどちらでもよいが)。
 
ブレスや呪文が主体で攻撃力はほとんど重視されないので、武器は全てのダメージが上がる【輝天のやり】やコマンド間隔を速める【星石のハルバード】がベストだろうか。防御力を高める【神域のやり】、CTブレスの回転率を上げる【オウマガトキ】などもあるので好みで。
防具はあらゆる面で強力な【ふしぎなボレロセット】ほぼ一択だが、基礎の耐性と合わせて闇耐性100を狙える【オスクトルローブセット】などもあり。
 
…ヤリ?何ですか、それ? ヤリ特化は上記とは比べるべくもないほど弱いので忘れていい。
裏を返せばヤリの極意を入れる必要性が全くないので、追加スキルによる拡張性が高いともいえる。

Ver.7.0

ブレス系全般が弱体化を受け、ダメージ減少に加えかがやくいきはダメージ上限が2999に、絶対零度はCT増加の調整を受けた。
一方でおとなのじゅもんには調整が入らなかったため、覚醒の手間こそいるがフリーバッジで強化したそちらに切り替えれば【エンペラーレグホン】狩りへの影響はそこまで大きくはないだろう。こちらに関してはライバルの【竜のおたけび】弱体化もあり、フリーバッジで大きく伸びた【冥府のひかり】と並んで範囲火力としてはトップに立っている。
ブレスも準備なしの範囲ダメージとしてはまだ悪くない部類で、どうせスキルポイントは余るので振っておこう。
また、キングスライム・壱の【ザオラル】により、かいふくスキルだけでまんたん役もこなせるようになり、フィールド狩り適正自体も上がっている。

余談

【メギストリスの都】【モンスター酒場】にいるベビーサタンは、【ミニデーモン】と間違えた主人にミニモンと名づけられてしまったと言っているが、これはDQ5だと紫色の体でミニデーモンが登場して【ミニモン】として仲間になっていたことに起因すると思われる(ミニデーモンの体色が紫になったのはDQ5だけで、その後に登場したDQ8では元に戻っている)。

関連項目

【仲間モンスター(システム)】
仲間モンスター



*1 わずかな時間だけ呪文のダメージアップ