概要
- ダメージが一律固定である攻撃
- 使用者のステータスでダメージが増減しない攻撃
1に該当するものは、【どくばり】または【ブラッドピック】を装備しているときの攻撃(必ず1ダメージ)や、【Vロン強】【サイキョーVロン】の【Wジャンプ】(必ず9999ダメージ)がある。
また、一人の敵に攻撃すると額面通りのダメージとなるが、複数人を巻き込むと一人当たりのダメージが「一人を攻撃した際のダメージ÷人数」となる性質を持った固定ダメージ攻撃(俗に言う「頭割り」)も存在し、【サボテンダー】(強)の各針攻撃や【ニードルレイン】【分散する災禍】がこれに当てはまる。
ドラクエで固定ダメージというと主に2の意味で使われる。
使用者のステータスに関係なく決まった数値内のダメージを与える攻撃を指しており、プレイヤーサイドが使えるもので呪文では【ジバリア系】、特技では【石つぶて】などがある。
使用者がどれだけ弱くてもある程度のダメージを与えられる点が重要で、低LVや弱い武器を装備したキャラクターでは数少ないダメージソースとなる。
一方で、ダメージが成長しないため高LVになると物足りなくなってしまう。
固定ダメージと呼んでいるが属性を持つものが多く、その場合は敵の属性耐性によってダメージが増えたり減ったりするので、ドラクエ初心者には勘違いを招きやすい言葉である。
また、多くの特技や呪文は一定以上のステータスにならないと威力が上がっていかないため、その一定値が高かったり上昇が緩やかだったりしたことにより固定ダメージと勘違いされていた特技も存在する。
具体的には【ギガスラッシュ】や【フリーズブレード】が長らく固定ダメージ特技とみなされていた。
敵では【ネクロゴンドの波動】や【魅惑のまなざし】、【しおまねき】など該当する特技が色々とあり、こういった特技は敵のステータスを下げても威力が変わらないため、軽減手段が限られ非常に厄介。