【黒衣の剣士】

Last-modified: 2023-02-07 (火) 01:28:28

概要

長い黒髪を持つ長身の男性。
黒づくめの衣装に身を包んだ剣士で、正体は謎に包まれている。
様々な強大な力を有する者の所に現れ、その力を奪い取っている様だが、その目的も定かではない。
 
時渡りの力を持っている描写があり、【エテーネ王国】との関係性が疑われる。
身に付けている剣とブーツは、【クオード】の幼少期の回想に登場する【パドレ】のものと酷似しているが…?
 
登場時期と黒茶髪ロン毛という特徴から「十数年後に闇堕ちしたイレブン君」説も頻出したが、2017年9月のTGSにて安西Dから否定されている。ただしキャラデザは【鳥山明】謹製。
なお、Ver.2の【大魔王マデサゴーラ】は主人公が盟友となるまでは眼中に入れておらず、Ver.3の敵勢力【邪悪なる意志】は目的達成に主人公が必要だったため見逃していたが、黒衣の剣士は主人公を生かしておく理由が一切無く、更にVer.4.1以降は邪魔者との認識を強めているため容赦なく突撃してくる。
主人公に対して殺る気全開の悪役は、早期に始末して生き返し後も動向を気にしていたVer.1の【冥王ネルゲル】以来となる。ただし、こちらは【終焉の繭】にチカラを取り込む方を優先する傾向にはある。

活躍

ナドラガンドの決戦(Ver.3.5後期)

【邪竜神ナドラガ】討伐後のムービーに登場。竜神の心臓を奪い何処かへと去った。この時点では主人公と顔合わせすらしていない。

遥かなる故郷へ(Ver.4.0)

パッケージイラスト及び【タイトルムービー】に登場。
ストーリーでは最終盤で【魔人王ドミネウス】討伐後に【ヘルゲゴーグ】を引き連れて登場。【ドミネウス王】を「俗物」と吐き捨て刺し殺し、【時見の箱】を起動してエテーネ王宮ごと時渡りを行う。ここでの主人公は「居合わせただけ」という感じ。

栄光の勇者と消されし盟友(Ver.4.1)

ストーリー終盤【不死の魔王ネロドス】を倒した直後に姿を現し、【勇者アルヴァン】【禁忌の秘術】の1つである「邪魂の鎖」でネロドスから抜き出した「不死のチカラ」を奪い去る。
本来はここで不死のチカラは封じられた筈だったが、歴史が書き換えられたことになる。
 
そして現代に戻り【無限獣ネロスゴーグ】を倒した直後に再び姿を現す。
終焉の繭の違和感を感じつつ、主人公が自身の目的の障害になると見做しヘルゲゴーグの群れを放つもそれらを退けられた後、終焉の繭と共に姿を消す。ここで初めて主人公を敵と見なした。
なおヘルゲゴーグ召喚時に使った魔方陣は、【猛将ギーグハンマー】のものと同一。

赤き大地の双王子(Ver.4.2)

今度はオーグリード大陸に侵攻し、【悪鬼ゾンガロン】の封印をあっさり解いてしまう。
その後グレン城に【原獣プレゴーグ】をけしかけ、これを食らったゾンガロンを罠にかけ【喪心獣ゾンテドール】を生み出す。(おそらくゾンガロンの封印を解いたのも、最初からプレゴーグにゾンガロンを取り込ませるため。)
ゾンテドールが倒されると、脅威と判断した主人公を巨大な【クモノ】で捉えて殺そうとするも【ファラス】に阻まれ、強烈な剣戟を繰り広げる。
剣の腕前は両者互角と思われたが、心理戦では一歩勝り、記憶を失った彼に自らの素性を仄めして動揺を誘い、腹を突くという重傷を与え「詰めが甘い」と吐き捨てた。
しかし、失神する寸前にファラスが呼んだ主人公の名前を聞いて激しい頭痛に襲われ、直後に終焉の繭と共に消え去った。
ストーリー終了後、【メレアーデ】の口から彼こそがエテーネ王国最高の時渡りの使い手「パドレ」であることが明かされる。
消えるときの描写が彼の意思ではなく誰かに転移させられたようにも見えることから、誰かに操られている可能性も浮上してきた。
 
以後はそちらを参照。

第5回アストルティア・ナイト総選挙!

目的や素性はおろか、名前すら明かされていないのに参戦してきた。
アルヴァンでなかったのは、運営推薦枠をVer.4.0のメインキャラで統一したい思惑があったのだろうか。
人物像の掘り下げが全くされていない為か、セリフは全て一言で終わる。
貰える家具も黒づくめの衣装の上からエプロンを付けてステーキを焼くという何ともシュールさが漂うものとなっている。
 
上記のように人物像が見えないことや、現在のところプレイヤーにとって好印象となる言動がほぼないことが仇となったか、結果は最下位となった。この手のイベントに参戦するには時期尚早だった感が否めない。
彼に投票した状態で結果発表後に話しかけると、【賢者ホーロー】が去り際に言うセリフ「運命の線路が交差する時、また会おう!」によく似たコメントを残している。
 
ナイトに選んだ時のこれらのセリフ、ひいてはこの時期にこういう場に登場したことそのものが、この先のストーリーにおける彼の立ち位置を暗に示していた、とする見方もある。